マイクロソフトの新型タブレット「Surface 3」が発表されました。Pro 3ユーザーだった私としては気になる存在でしたが、ちょっとお高いように見えました。
「TransBook T100TAL」と「Surface 3」のスペック比較
| モデル名 | TransBook T100TAL | Surface 3(4G LTE) |
| OS | Windows 8.1 | Windows 8.1 |
| CPU | Intel Atom Z3735 | Intel Atom x7-Z8700 |
| クロック周波数 | 1.33GHz(最大1.83GHz)クアッドコア | 1.6GHz(最大2.4GHz)クアッドコア |
| ストレージ | 32GB | 64GB |
| RAM | 2GB | 2GB |
| ディスプレイ | 10.1インチ、解像度:1366x768 | 10.8インチ、解像度:1920x1280 |
| アウトカメラ | 500万画素 | 800万画素 |
| インカメラ | 126万画素 | 350万画素 |
| バッテリー容量 | 公称10.7時間駆動 | 公称10時間駆動 |
| サイズ | 263x171x10.5mm | 267x187x8.7mm |
| 重量 | 580g | 641g |
両者のスペック比較の前にT100TALの紹介です。
こちらは2015年2月に発売した2in1タブレットです。
型番から分かる通り、TransBook T100TAをベースにLTEに対応させたモデルとなっています。
さて、本題のスペック比較です。
両者とも同じAtomシリーズを搭載していますが、世代も異なりパフォーマンスは圧倒的にSurface 3が勝ります。
ディスプレイの解像度も一回り違います。
後発という点も含め、全体的にSurface 3の方がクオリティの高い製品に仕上がっています。
TransBook T100TALを選ぶメリット
これだけ比較するとT100TALを買う意味が無いように思えますが、きちんと優位性もあります。
キーボードドックが付属
T100TALにはキーボードドックが付属します。
装着したまま閉じればさながらノートPCです。
小さいながらも打鍵感のあるキーボードに、トラックパッドも搭載され、ノートPCらしい使い方も可能です。
ちなみに、Surface 3のType Coverは別売りで1万5680円と高価です。
価格差は2倍!
Surface 3(RAM:2GB / ROM:64GB)の価格は8万1800円です。
Type Coverも一緒に購入し、消費税を含めると10万5000円ほどになります。
Atom搭載で10万円超えは少々高価に感じますね。
一方T100TALの現在のAmazonでの販売価格は約5万4000円です。
Surface 3との価格差は約2倍という結果です。
用途に合わせて選ぼう
外出先などで気軽に使えるLTE対応Windowsタブレットとしてこの2機種は候補に挙がると思います。
使い方次第ですが、ウェブブラウジングや動画視聴、ブログ更新といったパフォーマンスを必要としない作業が中心あればT100TALが断然お得です。
また、文章入力を積極的に行い、タッチパネルはあまり重要でないという場合にはLTE対応ではないものの、Core M搭載で10万円を切るZenBook UX305FAという選択肢もあります。
AndroidだけでなくWindowsもSIMフリーでLTEに対応する製品が増えてきました。
選択肢が増えることは嬉しいことですね。
アウトレット品が激安
この記事を書きながら何気なくASUS Shopを覗いてみたら、T100TALがアウトレット品として販売されていました。
価格は3万9800円とかなりお買い得です。
ASUS TransBook T100TAL アウトレット品 : ASUS Shop
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