韓国政府の国史編さん委員会が、旧日本軍の慰安婦問題に関連し「日本軍戦争犯罪資料集」を作成する方針を固めた。日本による歴史の歪曲(わいきょく)に対応するための措置で、政府が前面に出て慰安婦に関する戦争犯罪資料集を作成するのは初めてだ。
国史編さん委が24日発表したところによると、政府は「(旧)日本軍の慰安婦に関する戦争犯罪資料集の編さん」という名目で、来年度の予算として3億ウォン(約3200万円)を計上した。来年から、韓国内外での資料の収集を行い、2017年から25年にかけ毎年3-4冊ずつ、計30冊を発行することとした。発行された資料集は全国の大学の図書館や公共図書館などに配布される予定。