広汎性発達障害の女がたまに毒を吐くブログ

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広汎性発達障害(診断済)の女が、好きな映画(主にホラー、B級、カルト映画)や漫画、ブログカスタマイズ、日々思うこと等を綴るブログです。

【中二病におすすめの漫画】ベアゲルター(沙村広明)【ドイツ語、眼帯、カンフーなど】

本・漫画 漫画 おすすめ記事

ドイツ語は中二病に好まれるらしい

こんにちは! たまに毒を吐くです。

先日、id:nosukethinkingさんがドイツ語についての記事をお書きになっていました。

あるドイツ語を言葉の語尾につけるとカッコよくなる」ということが書いてあるのですが、これが本当にカッコイイので驚きました!
そのあるドイツ語とは……!?
気になる方は上記記事をご覧になってみてください!

そして上記の記事内で、あるニュースが紹介されていました。

これによると、

ドイツ語独特の響きが、サブカル好きの中二病的な人にとっては受けがいいのだそうです
「中二病で学ぶドイツ語セミナー」に申し込み殺到…その笑ってしまう内容「絶対行きたい」

とのこと。

私もちょっと中二病っぽい所があるので、なんとなく分かる気がします。

中二病とは……別名「他人とは違う俺カッコイイ病」ピクシブ百科事典

そして「中二病」と「ドイツ語」という言葉から、私はある漫画を思い浮かべました。

本日はその漫画「ベアゲルター」をご紹介しようと思います。

漫画「ベアゲルター」

「ベアゲルター」とは


ベアゲルター(1) [ 沙村広明 ]

なんというカッコイイ表紙でしょうか……!
私はこの表紙に惹かれてこの漫画を購入しました。

キャッチコピーは「叛逆ずべ公アクション」。

ずべ公とは……素行の悪い少女をののしっていう語Weblio辞書

表紙をめくると、見返しの部分にベアゲルターの意味が書いてあります。

Wergeld
― 人命金 ―
ゲルマン法で、殺人者もしくはその一族が、贖罪として被害者の遺族に支払う金。

とのことなので、題名からしてドイツに関係があるようです。

作者は沙村広明さん(実写映画化が決定した「無限の住人」が有名な漫画家さんです)。

あらすじ

ドイツ、中国、そして日本へ―!
中国の売春街で起きた謎の殺人……。
それはやがて、日本の某・広域暴力団内部での現金盗難事件と結びつき、とある辺境の孤島にて、予期せぬ火花となり炸裂する!!(中略)
背徳の活劇娯楽作品!!
「ベアゲルター」1巻帯より

更に作者ご本人の、

自分の漫画史上最高に下品で享楽的な作品になる予定です

というお言葉が帯に書いてあります。

確かに上品とは言い難いですが、そのぶっ飛び具合がこの作品の魅力です。

3匹の獣(めす)


出典:コミックナタリー

1巻裏表紙には、

狂気か?
復讐か……?
3匹の獣(めす)が牙を剥き合うおんなの修羅場!!

という惹句が書いてあります。

その「3匹の獣(めす)」が上の画像の女性たちです。


左側の女性:睫毛(ジェマオ)

中国人。カンフー使いの暗殺請負人で、ものすごく強くておっかない。

殺した人間の傍で平然とコンビニ弁当を食べ、死にぞこないにとどめをさしたりする。
しかし特定の人間には優しい顔を見せることも。

武器:銃としても使えるヌンチャク、電流が流れる靴。


右側の女性:字 忍(あざ しのぶ)

日本人。ある島出身のずべ公。

肉体的に強くはないが、機転を利かせて様々なピンチを乗り切る。


中央の女性:トレーネ

ドイツ人。隻眼、片手が義手のスナイパー。

いろいろなタイプの義眼を使い分けている(結膜炎や、爆発するタイプの義眼などもある)。

義手で銃弾を受け止めることが出来る。

所々で発するドイツ語がなんとも言えずカッコイイ。

壮絶な過去を持ち、復讐のためなら体を使うことも厭わない。

1巻あとがきによると、「女囚さそりみたいな黒づくめ復讐系キャラ」。

「女囚さそり」については以下をご覧ください

女性が強い! B級テイストな映画 おすすめ7選【邦画編】~梶芽衣子、池玲子、杉本美樹~ - 広汎性発達障害の女がたまに毒を吐くブログ


また、「片目を失って眼帯をする」という設定は、もしかすると「ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ」が元ネタかもしれません。

「ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ」については以下をご覧ください

女性が強い! B級テイストな映画 おすすめ7選【洋画編】キル・ビル、シン・シティ等 - 広汎性発達障害の女がたまに毒を吐くブログ

その他のキャラ

韓国人少女:ソリ

懸巣会という組の拷問担当人。

「ワールデンブルグ症候群」と思われる。

前髪の白髪化、虹彩異色、難聴の症状がある。

内耳を改造したことにより、ある機械を耳につけると高周音波や極小音を聴き取れる。

好きな男性にはデレデレだがその他の人には非情。


その他、インテリヤクザっぽい男性や、忍の犬的男性(下っ端ヤクザ)、クールな棒術使いなども出て来ます。

70年代東映テイスト


ベアゲルター(2) [ 沙村広明 ]

1巻あとがきによると、70年代東映テイストを意識してお描きになったそうです(「女番長シリーズ」や「女囚さそりシリーズ」、それと「仁義なき戦いシリーズ」のイメージのようです)。

「女番長シリーズ」と「女囚さそりシリーズ」については下記をご覧ください

女性が強い! B級テイストな映画 おすすめ7選【邦画編】~梶芽衣子、池玲子、杉本美樹~ - 広汎性発達障害の女がたまに毒を吐くブログ

確かに上記3つのシリーズを足して3で割ったような雰囲気になっています。

しかし殺伐としているばかりでなく、たまにちょっと笑えるような場面もあります。

試し読み

上記で1話の試し読みが出来ます。

しかしこの漫画、1話が一番キツイかもしれません(ちょっと過激なプレイと残酷描写が出て来ます)。

なので、そういったものが苦手な方はご覧にならない方がよろしいと思います。

まとめ

作者ご自身もあとがきで「中二テイスト任侠活劇」とお書きになっていましたが、中二病にはいろいろとたまらない漫画です(ドイツ語や眼帯、暗視鏡、カンフーやヌンチャクなどの武器など)。

少しでもこの作品のカッコよさが伝われば幸いです。

現在2巻まで発売中です。

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