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ことし上回る賃上げを 経団連が方針表明へ
11月26日 8時01分

ことし上回る賃上げを 経団連が方針表明へ
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政府が経済界にさらなる賃上げを要請するなか、経団連の榊原会長は26日に開かれる政府と経済界の代表らによる「官民対話」の会合で、経団連として業績が好調な企業には、来年の春闘でことしを上回る水準の賃上げを求めていく方針を表明することにしています。
企業の賃上げを巡っては、安倍総理大臣が今月5日の「官民対話」で、経済の好循環を実現するために積極的に進めるよう経済界に協力を要請しました。
これを受けて経団連の榊原会長は、26日に開かれる「官民対話」の会合で、業績が好調な企業には来年の春闘で、ベースアップやボーナスを含めた年収ベースでことしを上回る水準の賃上げを求めていく方針を示します。
こうした方針は、来年1月に経団連が発表する、春闘で経営側の指針となる報告書に盛り込まれる見通しで、政府の要請を受けるかたちで、経済界として3年続けて賃上げに前向きに対応する意向を早くも表明することになります。
一方、賃上げとともに政府が求めている設備投資の拡大について、榊原会長は、企業が保有する現金や預金は運転資金などとして適正な規模だとしたうえで、各社の事情を踏まえつつ、生産性の向上につながるような投資を呼びかけていく考えも示すことにしています。

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