角津栄一
2015年11月26日03時00分
JR東日本が山田線大志田駅と浅岸駅(いずれも盛岡市)の廃止を検討していることがわかった。24日にあった盛岡市議会全員協議会で市が報告した。早ければ来年3月のダイヤ改定までに廃止したい考えで、市は地元住民の意見を踏まえて存続を求めている。
JR東によると、両駅は1982年から無人駅で、昨年の利用実績は1日当たり大志田駅が0・4人、浅岸駅が0・3人。停車本数は上下合わせて大志田駅が3本、浅岸駅が2本で、冬季(12月~3月)は通過する。JR東は8月に市に廃止の意向を伝えたという。
これを受けて、市は10月に地元住民を対象に懇談会を開き、駅存続を求める意見が多かったことから両駅の存続を求めている。
残り:41文字/全文:342文字
おすすめコンテンツ