スマートフォンでドローンや車を手軽に操作できることは周知の通りですが、ゴキブリをコントロールできるキット「Roboroach」があることは余り知られていないのではないでしょうか。
ゴキブリをスマホで操作!
「Roboroach」は、ゴキブリを瞬間冷凍させ仮死状態にしたのち、装置を頭部と筋肉に取り付けることで、Bluetoothによってゴキブリをスマートフォンで遠隔操作出来るというものです。
「リモートコントロールではないし、ゾンビ・ゴキブリを作るものでもない」とされていますが、端末ごしにゴキブリへ前進・左折・右折の指示を与えることが出来るというのですから、遠隔操作できることには違いありません。
ただし、操作しているうちにゴキブリが、次第に信号を無視する(忘れる)ようになるため、効果は長く続かないとのことです。すでに本装置は、1キット99ドル(約1万2,000円)で、Kickstarterにてクラウドファンディングで出資を集め終えています。キットにゴキブリは付属していません。
なお余談ですが、「Roboroach」を作ったチームBackyard Brainsは、このようにゴキブリを実験に用いることについて、不可知論の観点から興味深い哲学的考察を投げかけています。
「我々は実験を行う際、全ての動物に麻酔をかけるようにしているし、生徒にもそうするよう説明している。昆虫が痛みを感じるのかどうかは定かではない。だが、我々は彼らがそうであるという前提で、麻酔をかけるようにしている。
脚を失ったゴキブリが手術から目覚めた時に痛みを感じるのかどうか、我々には分からない。分かることはただ、彼らの傷は治り、数時間歩き回ることができ、レタスを食べ、さらなる仲間の増殖が出来るという事実だ。もし彼らが若ければ、脚は再生する。
重要なのは、ゴキブリを人間になぞらえないことだ。『私は自分の脚を切られたくない、ならばゴキブリも切られたくはないだろう』といったふうに」
Source:TNW,Kickstarter