現在、「愛って、ガマンだ。〜おっぱいを見ないおっぱい募金〜」なるオンラインサービスが実施中です。もう名前からしておバカ企画感が止まりません。
これは後天性免疫不全症候群(以下”AIDS”)の危険性とその知識を啓蒙することを目的としたもので、さまざまな誘惑を「我慢」すると「ストップエイズ啓蒙活動」に寄付されていきます。「私たちがパートナーに対する愛(ガマンする力)を持っていれば、 AIDSの拡大を防ぐことができるかも」とのことです。
サービスを使うためには、パソコンにウェブカメラが接続されていなければなりません。ノートパソコンのカメラでもOK。スマホでは残念ながら利用できませんでした。「PLAY!」を押すとウェブカメラが起動し、セクシーな女の子から簡単な説明が入ります。
ウェブカメラに自分の「目を開けている状態の顔」と「目を閉じている状態の顔」をそれぞれ映し、目を閉じればスタート。AIDSに関する知識をしゃべってくれるのですが、途中「目を開けたらGカップのおっぱいがありますよー」など、目を開けたくなるようなさまざまな誘惑が音声で流れます。我慢して目を開けずにいると、1分につき5円が「ストップエイズ啓蒙活動」に寄付されていきます。なぜエロ業界はたまに間違ったところに技術力を注ぎ込んでくるのでしょうか。
しかし、誘惑に耐えてじーっと目を閉じていると、突然「ピピー!」という音ともに「目を開けてしまいましたね」と言われ終了してしまいました。認識ミスしてしまったのかと思ってもう1度やってみたのですが、やはり途中で「ピピー!」で終了。見てない、俺見てないよ! ずっと目閉じてたよ! くそう、痴漢えん罪にあった気分だ!!
使っているウェブカメラによるのかもしれませんが、どうにも判定が厳しめなようです。ノートパソコンのカメラでは、顔の認識が難しかったもよう。皆さんも誘惑に耐える力が自分にあるのか調べるためと、使っているウェブカメラの性能テストがてらチャレンジしてみてください。
なお、本サービスは「スカパー!」の「24時間テレビ エロは地球を救う!2015」の企画の1つとして実施されているものです(関連記事)。
Copyright© 2015 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.