サイエンスチャレンジ2015  金光学園中学高等学校

2015/11/25 水曜日 動画


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 算数や理科に関する問題を解いたり、実験やものづくりを楽しむサイエンスチャレンジが23日、金光学園で開かれました。


 サイエンスチャレンジ2015は、金光学園の120記念館で開かれ、地元浅口市をはじめ、倉敷市や岡山市から小学生42人が参加しました。

 参加者は、1チーム4人ずつの11チームに分かれ、多角形を組み合わせて正三角形や正六角形を作るパズル「ミッションインパズル」や、学校の敷地内を廻り、植物や岩石の名前当てるクイズ「フィールドワーク」などを行い、その合計得点で優勝を競いました。

 「フィールドワーク」では、学校の敷地内にある木や石を見つけ、その名前をチーム内で話し合い、分からないものは本で調べて問題を解いていました。

 物理教室で行われた「リニアモーターカーを作ろう」では、磁力と電流の作用で生まれる「ローレンツ力」の原理を利用した装置を作りました。

 装置は、磁石を一直線に並べ、その両側に金属のレールを敷いて電流を流し、模型を動かすというものです。

 児童たちは、レールに敷いた磁石の間隔を空けてみたり、スポンジの大きさを小さくするなど工夫しながら、リニアモーターカーの模型を製作しました。

 それぞれのリニアモーターカーの模型が完成すると、走行距離の審査が行われ、子どもたちは自分たちが作ったリニアモーターカーが上手く作動すると歓声をあげていました。

 参加した児童は「このサイエンスで、石を探したり、形を文章で友達に伝えたりしたりすることを普段しないので難しかったです。来年も行きたいと思いました。」「考えたり作ったりして楽しかったです。」と話していました。

 文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている金光学園では、地域に科学好きの裾野を広げていこうと、毎年サイエンスチャレンジを実施しています。

 審査の結果、エリアからは金光小学校の小学生が参加したチーム「二代目試験官4」が2位、同じ金光小学校から参加したチーム「少女探偵団」が3位に入賞しました。
 

 畑地真行



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