2015年11月25日(水) 19:10
岡山済生会総合病院の新病棟完成
医療先進都市を掲げる岡山市に、また1つ新たな施設が完成しました。
岡山市北区国体町に建てられた岡山済生会総合病院の新病棟です。
総合病院の移転や新築が相次ぐ岡山市中心部では、今後、各病院の連携などが重要な課題となります。
岡山市北区伊福町の建物から北東に約200mの国体町に建てられた、岡山済生会総合病院の新しい病棟です。
25日朝、竣工式が開かれ、山本院長らが施設の完成を祝いました。
新病棟は、救急医療に加え、入院診療に特化しているのが特徴です。
入院が決まった患者の相談に応じるセンターを開設したほか、個室の割合を倍近くまで増やすことで医療サービスの質の向上を目指しています。
新病棟は来年1月1日の開業予定で、伊福町の建物は1月4日から外来診療専門の施設に生まれ変わります。
岡山市中心部では総合病院の移転や新築が相次いでいます。
老朽化した川崎病院は、北区中山下の小学校跡地に地上15階地下2階の新病院を建設中です。
来年8月の開業が予定されています。
また、今年5月北区北長瀬表町に救急医療に重点をおいた新しい岡山市民病院が完成しました。
さらに、岡山大学病院は総合診療棟を拡充し、最先端の設備を整える方針です。
医療政策に詳しい岡山大学医学部の浜田教授です。
今後は、それぞれの総合病院の連携などが重要になってくると話します。
各病院がどのように独自色を打ち出しそれぞれの役割りを担っていくのか、医療先進都市を目指す岡山市は、新たな局面を迎えています。
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