【ソウル聯合ニュース】韓国の国史編さん委員会は25日、太平洋戦争期の旧日本軍の慰安婦と戦争犯罪に関する海外の資料をまとめた「日本軍慰安婦および戦争犯罪資料集」の編さん事業を進めると発表した。
同委員会は、日本がこれまで刊行した資料集の誤りや歪曲(わいきょく)を正し、慰安婦問題などに関する研究の土台を提供するため、48億ウォン(約5億円)を投じ、2025年までに全30巻の資料集を発刊する。
米国、欧州、中国、日本などに分散している旧日本軍慰安婦の記録やB級、C級戦犯の裁判記録、旧日本軍の強制動員とその被害状況に関する資料を検索し集める計画だ。
専門家の参加を積極的に誘導し、外交部、女性家族部、政府系の東北アジア歴史財団、ソウル大人権センターなどとの協力体制も構築する方針だ。