[PR]

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、翁長雄志知事は24日、辺野古の埋め立て承認取り消しの効力を停止した国の決定を取り消すよう求め、行政事件訴訟法に基づく抗告訴訟を起こす方針を固めた。提訴には県議会の議決が必要なため、翁長氏は25日に開会する県議会11月定例会の会期中に関連の議案を提案する。

 関係者によると、翁長氏は24日、県議会与党5会派の代表者らを集めて提訴の方針を説明。「訴訟合戦になる」と話したという。

 移設計画を巡っては、県は国から、承認取り消しを国が代わって撤回する「代執行」に向けた訴訟を起こされており、12月2日に第1回口頭弁論がある。翁長氏は出廷して意見陳述する予定で、県はそれ以降に抗告訴訟に関する議案を県議会に提案し、12月18日の定例会最終日での議決をへて提訴するとみられる。(上遠野郷)