[PR]

 東京都日野市の通称「高幡山」で先月26日、首をつった状態で死亡していた小学4年の男児(10)について、警視庁が、事故死の可能性が高いと判断したことが、捜査関係者への取材で分かった。日野署は24日、男児の両親に捜査結果を報告した。

 捜査関係者によると、男児は日ごろからロープを使って遊んでいたといい、署は、山中で1人で遊んでいた男児が過って転倒するなどしてロープが絡み、死亡した可能性が高いと結論付けたという。ロープには男児以外が触った痕跡がなかった。男児には自殺する動機は見つからず、遺書もなかったという。

 署によると、男児の死因は窒息死で、「死亡に他人が関与した疑いは少ない」とする解剖結果などから、事故と自殺の両面で調べていた。