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2015年11月25日 09時18分 UPDATE

「貧乏人は来るな」 セブン−イレブン店員が客を大量盗撮 個人情報や悪口もネット投稿 (2/2)

[産経新聞]
産経新聞
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 セブンによると、投稿に気づいた利用客からの指摘で判明。同社が神奈川県厚木市内の当該店舗を特定、オーナーに連絡し、男性バイト店員の1人が投稿したことを認めたという。このバイト店員は一連の投稿を削除した上で20日付で退職したという。同社は、加盟店の店舗経営相談員の社員を通じて、今回の事例についてと再発防止策を徹底するとしている。

 コンビニエンスストアや外食チェーン店などのアルバイト店員による行きすぎた悪ふざけや悪質な投稿が発覚したのは、初めてではない。

 今年5月には、牛丼チェーン「すき家」のアルバイトの女子高生が自らのわいせつ画像を店内で撮影し、ツイッターに投稿していたことが判明。この女子高生は社内規定に基づき処分された。平成25年8月には東京都多摩市のそば店の男子大学生アルバイトが調理場の大型食器洗浄機に身体を入れた画像を投稿。「不衛生だ」といった苦情が殺到し、同年10月にこのそば店は破産に追い込まれたうえ、男子大学生は通学する大学から停学処分を受け、店主から損害賠償請求を起こされる事態に至った。

 インターネットやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の広がりに伴って、さまざまな社で発生しており、バイトの非常識な行動を止めたい会社側とバイトのいたちごっこは続いている。

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