収納本やブログを読んでいると、
色や形を統一した見栄え良い収納に驚く。
綺麗でいいなとも思う。
でも、収納の条件の優先順位、
私にとって、見栄えはだいぶ下。
私の考える良い収納の条件はこう。
収納場所の扉や引き出しを開けたら、
①どこに何があるか、ひと目で分かること。
②なるべくワンアクションで手にとれること。
③重い物は目線より上に置かないこと。
④詰め替えの条件を決めること。
ひとつひとつ補足してみます。
①どこに何があるか、ひと目で分かること。
40代後半、忘れっぽい年齢になったというのもあるし、
私以外の家族が探してもすぐに見つかるということも重要。
重複買いを防いで無駄遣いを減らす。
モノを探す時間的ロスも減らす。
②なるべくワンアクションで手にとれること。
ワンアクションでとれるということは、
ワンアクションでしまえるということ。
ゆえに、片づける手間がなく出しっぱなしが減る。
部屋が散らからない仕組み。
③重い物は目線より上に置かないこと。
一番は地震対策。誰もが想像するよね、危ないもん。
二番目は老後対策。
重い物を高い所から下ろす動作、
足腰が弱ってくると危険。
だからもう、今から改善。
④詰め替えの条件を決めること。
品質保持やエコのための詰め替えはするけれど、
見栄えのための詰め替えはしない。
マヨネーズやケチャップまで詰め替えるなんて、
ずぼらな私には罰ゲームでしかない。
食品系は、詰め替え容器の清潔を保てるのか疑問だし、
詰め替えることでの品質低下も心配。
液体や粘度の高いものは、
詰め替え切れない少量のロスが毎回出て無駄。
そこまでして見栄えにこだわる必要性を感じない。
扉閉めちゃえばいいじゃんって思う。
また①どこに何があるか、ひと目で分かること。の条件ともかぶるけれど、
我が家の男性陣を観察していると、
この製品はコレ!っていうビジュアルイメージでモノを探しているフシがある。
だからなるべく売っているパッケージのまま、
しまっておいてあげるのが優しさ。
皆さんも経験ありません?
いつも買う商品のパッケージが変わると、
お店でなかなか見つけられないこと。
これ、家庭内でもある。
だから、収納庫や冷蔵庫の中は、
ミニスーパーみたいな陳列がベスト。
カラフルで目にうるさいけどね。
扉閉めちゃえばいいじゃん(2回目)
家庭を預かる主婦、
収納マニアや体力的に有利な人には満足でも、
主婦以外の家族、
普通の人や体力的弱者にとって使いにくかったりする収納は、
良い収納とは思いません。
ユニバーサル、バリアフリーな社会が今や当たり前。
家庭もそういう感じがいいなぁ。
「お母さん、あれどこ?」が無くなり、お母さんもハッピー♪
そういう収納がいいなぁ。
凪