興野優平
2015年11月25日11時23分
神奈川県厚木市水引1丁目のセブンイレブン「厚木市立病院前店」で、30代のアルバイトの男性店員が店内で客の様子を盗撮し、「帰れデブ」「コイツを殺したら自腹で5万払おう」といった文言とともにツイッターに投稿していたことが店側への取材でわかった。男性は店側の聞き取りに、「接客で嫌な思いをして、ストレスがたまっていた」と説明したという。
セブン&アイ・ホールディングスや同店によると、「悪い店員」のアカウント名で、立ち読みをしている客らの盗撮画像のほか、防犯カメラの画像、客の運転免許証とみられる画像を、「雑誌も買えない貧乏人は来るな」といったつぶやきとともに投稿していた。
男性は4年ほど前から深夜に勤務しており、「弁当を温めるか、箸をつけるかといった問いかけへの反応などにストレスを感じていた。1年半ほど前から投稿していた」と説明。20日に問題が発覚し、同日のうちに退職したという。ツイッターのアカウントと画像はすべて削除されている。
同社の広報担当者は「顧客の信頼を大きく裏切る行為で看過できない。再発防止を徹底したい」と話している。(興野優平)
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!