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警報音装着車に使用義務化 条例案を提出へ 徳島
11月25日 12時42分

先月、徳島市で目の不自由な男性が一緒にいた盲導犬とともにトラックにひかれて死亡した事故を受けて、徳島県は、周りに音で注意を促す装置が車についている場合、使用を義務づける条例案を12月定例県議会に提出することになりました。条例が制定されれば全国で初めてだということです。
先月3日、徳島市で、目の不自由な50歳の男性がバックしてきたトラックにひかれて死亡し、一緒にいた盲導犬も死にました。
警察によりますと、トラックには、バックする際、周りに注意を促すブザーがついていましたが、スイッチが切られ鳴らない状態だったということです。
事故を受けて徳島県は、音で注意を促す装置が車についている場合、使用を義務づけることなどを盛り込んだ条例案を12月定例県議会に提出することを決めました。違反した場合の罰則はありませんが、運転手が、車いすの人や白いつえを使用したり盲導犬などを連れたりした障害者の通行を妨げないよう配慮することも求めています。
日本盲人会連合によりますとブザーの使用を義務づける条例が制定されれば全国で初めてだということです。
このほか、徳島県は国土交通省などに対し、関係法令を改正しトラックなどにブザーを設置することや、音が鳴る状態を保つことを義務化するよう提言しています。

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