マツコの知らない世界で、学校では教えてくれないスポーツを紹介していました。
武井壮の「スポーツが上達する方法」の説明がとてもわかりやすかったです。
「ボディコントロールが大事」
自分の体を頭で思った通りに動かす練習をしなきゃいけない
「目をつぶった状態で両腕を水平な位置に上げる」
上下に数センチもズレもないように、両腕を広げて肩の位置の高さで水平にする。
野球のバッティングで例えると、数センチのズレがヒットとファウルチップを分けるので、数センチもズレないことが大事。
もし、この両腕を水平にすることを自分の思い通りにできるようになれば、そこから数センチ上や下も思い通りに動かすことができるようになる。
さらに、今度は垂直に、真上に両手をあげることができれば、同じく数センチずらしたところでも思い通りに動かすことができるようになる。
そしてさらに、それができるようになれば、今度は斜め45度の角度にも思い通りに腕を動かすことができるようになる。
そうすれば、いろんな場所に飛んで来るボールを取ったりすることも簡単になってくる。
「手元を見なくても投げたものをキャッチ出来る様になる」
まずは、上に投げたボールを目で追いかけたままボールをキャッチする。
これは大体の人ができる。
次に、上に投げたボールを見たまま、今度は手元を見ないでキャッチしてみる。
これが意外と難しい。
「どんなスポーツでも大体の動きはコピーでき、人よりも早くスポーツが上達できる」
速く走るためにやること
足が地面についたらそのまま踏ん張らずに、すぐに足を地面から離し前に出す
→後ろで足が空回りしないようにする。
腕を振る反動を使って体の重さを軽くする
→腕を振ることで前へ出ようとしているのではなく、腕を上の方へ持ってくることによって体を上へ上げている
走りの速い選手が常にやっていることは、
「自分の重さを常に軽い状態に出来るか」
重さの異なる三つの球「卓球の球」「野球の球」「ボウリングの球」で、速く走るためのポイントが見えてくる。
走りの「スタートダッシュ」は、ボウリングの球
スタートダッシュでは最初のキック力が大事だと思われがちですが実はこれは無駄です。
これはボウリングの球を手で叩くのと一緒、強く叩けば叩くほど痛いですよね。
走るスタートの時に強く地面を蹴るのは、エネルギーが無駄に消費されているということです。
これの対応方法は、ボウリングの球を軽く触って押してあげるだけでボウリングの球を前に転がすイメージ。
前に重さをズラしてあげるだけで前に進むということです。
「スタートの時は、足の筋力は使わず、体を前に倒したり腕を振る事で体重を移動させる」
走りの「中間地点」は、野球の球
少し加速がついてきた中間地点。
野球の球で例えると、ここでも叩くのではなくて、持って投げるイメージ。
地面を蹴るとエネルギーを使うから、地面を触ったらすぐに足をあげる。
「中間のスピードの時は、地面を蹴るのではなく地面を触るイメージで走る」
走りの「ゴール付近」は、ピンポンの球
さらに速くなってきて、トップスピードになってきたら、重さが前へ向かっているので下に向いていない。
ピンポン球で例えると、横から叩けば前へ飛ぶイメージ。
「トップスピードになってきた時は、地面を思いっきり蹴って走る」
走りの速い選手というのは、これらが頭で消化されていて、さらに筋力トレーニングをしているので速く走ることができている。