コンビニエンスストア業界最大手のセブン−イレブン・ジャパンがアルバイト店員による不適切なインターネット上への画像投稿、いわゆる“バイトテロ”に見舞われている。バイト店員が複数の客を盗撮し、悪口ともに短文投稿サイトのツイッターに投稿していたことが発覚したのだ。プライベートブランド(PB、自主企画)商品「セブンプレミアム」に代表される圧倒的な商品開発力で、消費者の支持を集めて業界首位を独走する同社にとっては、手痛いイメージダウンになる可能性が出ている。
「雑誌も買えない貧乏人は来るな」、「無職は来なくていいよ?どうせ売り上げなんて出ない不要な存在なんだから」…。すでに削除されている投稿内容からは、過激な批判と当該する顧客の画像が大量に投稿されている。
撮影された画像の中には、レジカウンター内から撮影したものや防犯カメラの拡大画像、駐車場に止めている車のナンバー、トラブルになったと思われる利用客の免許証などもある。住所や氏名を名指しして、金を出すから殺せといったような投稿まである。削除されたツイッターのアカウントは平成25年5月に登録されており、少なくとも2年以上は同様の投稿を繰り返していた可能性が高い。
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