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 21日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦で、広州恒大(中国)が、ユニホームの胸の広告をスポンサーの同意なしにグループ会社のものに変えていたことが分かり、「商道徳に欠けている」と批判を浴びている。中国メディアが伝えた。

 スコラリ元ブラジル代表監督が率いる広州恒大は、この試合で2年ぶり2度目のアジア制覇を決めた。スポンサーは、日産自動車の中国合弁会社「東風日産」。同社は1億元(約19億円)以上とされるスポンサー料を提供しており、「契約違反であり、司法手続きをとる」と激怒している。

 報道によると、両者は2014年からの2シーズン、選手が胸の部分に東風日産と車の名前が入ったユニホームを着て試合に出る契約を結んだ。変更には双方の同意が必要だった。