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パリのホテル利用率3割減少 観光に打撃11月25日 3時59分
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フランス、パリ市の観光局長は、今月パリで起きた同時テロ事件を受け、ホテルの利用率が3割減っていることを明らかにしたうえで、国として最大限の警備を行っているとして観光に訪れるよう呼びかけました。
パリ市の観光局のニコラ・ルフェーブル局長は、24日NHKのインタビューに応じました。このなかでニコラ局長は、「テロの後、観光客が減少したり、会議やイベントが中止されたりしたことで、特にホテル業界への打撃が大きい」と述べたうえで、事件の翌週は市内のホテルの利用率が3割減った事を明らかにしました。そのうえで、「パリ市民は普通に生活しているし国際会議の開催も決まった。国として最大限の警備を行っているので、安心してパリを訪れてもらいたい」と述べ、観光業の復活に向けた強い意志を示しました。
パリ市内でホテルを経営する男性は「先週から予約が止まっていて、来月中旬から年末までは予約が全く入っていないので今後が心配です」と話していました。フランスは世界で最も多い年間8000万人以上の観光客が訪れる観光立国ですがテロが観光業に大きな影響を与えています。
パリ市内でホテルを経営する男性は「先週から予約が止まっていて、来月中旬から年末までは予約が全く入っていないので今後が心配です」と話していました。フランスは世界で最も多い年間8000万人以上の観光客が訪れる観光立国ですがテロが観光業に大きな影響を与えています。