以前、友人に誘われてドーナツの美味しいCafeに行ったときの話。 コレが噂のドーナツ。今回日本滞在中にもよく見かけたクロナッツ(ミスドにも似たものがありました)。オーストラリアでもじわじわ浸透中のようです。
オーストラリアで久しぶりに好きなスィーツ
私にとってはこのCafeで頂いたのが初クロナッツ。まー、おいしかったです~♪♪その名のとおりクロワッサンの生地で作ったドーナツ。美味しくて、とても幸せな気持ちになりました。心から「これ、すき!」と思えるスィーツとの出会いがオーストラリアではなかなかないので、こんな風に自分にとって美味しいものに出会えたらとってもテンション上がります。
日本の外食産業のレベルの高さ
そんなわけでシアワセなCafeタイムを過ごしたのですが、 ふと、これが日本だったらここまで感動したかな?と思うときがあります。 日本のこだわり、工夫、探求心、サービスの質、コストパフォーマンス、素晴らしいものがあります。 今回帰国してやはりそれを実感しました。日本の地を踏んだとたん、目に付くもの全てがおいしそう!(←まずは食べ物から)今回も空港バスから降りた東京駅で最初に目に付いたラーメン店に吸い込まれるように入りました(^^)これまた美味しかった!どのお店も一定レベルをキープしていてはずれがない安定感は素晴らしいと思います。でも悲しいかな、このレベルにもじき慣れてしまうんですね。たった数週間の滞在中にも。
マイナス評価とプラス評価
素晴らしいサービスは「あって当たり前」になり、逆に少しでも期待はずれな経験をすると「おや?」とマイナス評価。損した気持ちになってしまいます。それだけ利用者がサービスに求める期待値が高く、それが日本のサービスの質を向上させてきたのだと思います。人口の多い日本ではシステムのちょっとした欠陥が引き起こす混乱やストレスもビジネスにとって致命傷だとも思います。一方、オーストラリアは「そこそこ」が標準。自分の英語力の問題もあり、基本スムーズに事が運ばないことを最初からある程度受け入れています。なので、何のトラブルもなく物事が進んだり、このクロナッツCafeのようにそこそこ以上のサービスや味に出会うと、かなりのプラス評価。どちらがいいとか悪いではなく、日本に帰国するたびにサービスに期待するものが二国間で「違うな~」と感じます。
自分を変えて環境に順応する
移住した当初は、例にもれず私もこういった「日本との違い」にいちいち戸惑ったり、がっかりしたり、イライラしたりしていました。そんな中、何年もオーストラリアに定住し笑顔で暮らしている移住者の先輩方を見ていて、その共通点は その違いに優劣をつけず、いち早く順応できた人たちなんだなと気づきました。 それ以来、酸っぱい経験を重ねながら、今となっては多くを期待せずに加点方式でゆったりと 構えていられるようになりました。時々「これはないわ」ってくらいひどいのもありますけどね。。。。
就職、進学、結婚、引っ越し、など、新しい環境ではストレスフルなことが多いかと思います。私の場合は置かれた環境での幸せ感度を上げていく、を意識することで大きな環境の変化に 対応できました。しんどい時、もしよかったら、ドーナツひとつでしみじみ感動している南半球の日本人を 思い出してみてくださいネ(^^)
とはいえ無理しすぎはNG。心が「無理」と感じたら、環境を変える方に視点をチェンジする見極めも同時に大切かな、と思います。
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