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世銀 温暖化対策で約2兆円の支援策11月25日 7時44分
フランスのパリで来週から開かれる地球温暖化対策の国連の会議=COP21に向け世界銀行は、干ばつなどの影響が懸念されるアフリカに対する2兆円近い規模の支援策をまとめました。
世界銀行は、地球温暖化が特にアフリカで干ばつによる食料不足や洪水による伝染病の流行などを引き起こし経済成長や貧困からの脱却を難しくするおそれがあるとして新たな支援の計画をまとめました。具体的には農業用水のダムや水路の建設、高波や洪水への対策、それに二酸化炭素の排出を抑える水力や太陽光発電などの開発などを盛り込んでいます。
世界銀行では、こうした対策を実行するため、みずからの融資に加え、ほかの国際機関や民間の資金も活用し、来年から2020年までの5年間で160億ドル(日本円で2兆円)近い資金を投融資したい考えで、国連の会議=COP21で提案することになりました。世界銀行のキム総裁は、「アフリカは温暖化の影響にさらされやすく、子どもたちの発育不良や、伝染病、食料価格の高騰などあらゆる分野に打撃になる」と話しています。
世界銀行は温暖化対策で思い切った対策が取られなければ、アフリカで4300万人が貧困層に陥るおそれがあると警告し国際社会に協力を呼びかけています。
世界銀行では、こうした対策を実行するため、みずからの融資に加え、ほかの国際機関や民間の資金も活用し、来年から2020年までの5年間で160億ドル(日本円で2兆円)近い資金を投融資したい考えで、国連の会議=COP21で提案することになりました。世界銀行のキム総裁は、「アフリカは温暖化の影響にさらされやすく、子どもたちの発育不良や、伝染病、食料価格の高騰などあらゆる分野に打撃になる」と話しています。
世界銀行は温暖化対策で思い切った対策が取られなければ、アフリカで4300万人が貧困層に陥るおそれがあると警告し国際社会に協力を呼びかけています。