ここから本文です
最終更新:2015年11月23日(月) 19時19分

靖国神社のトイレで爆発か、鉄パイプ状の棒見つかる

 年に一度の新嘗祭(にいなめさい)、そして七五三の参拝客で賑わう東京の靖国神社のトイレで爆発騒ぎがありました。現場からの報告です。

 事件があった靖国神社の南門前です。23日午前10時ごろ、千代田区にある靖国神社の南門付近の男子トイレで、「爆発音がした」という通報があり、現場から時限式の発火装置に使われるリード線や乾電池などが見つかりました。

 その後の警視庁公安部の調べで、男子トイレの天井に人為的にあけたとみられるたてよこ30センチの穴が見つかり、天井裏からリード線がついた金属製の筒4本が見つかりました。

 靖国神社では、23日午前10時から収穫祭にあたる「新嘗祭」が行われていて、多くの観光客や参拝客などが集まっていましたが、けが人はいませんでした。

 警視庁公安部は捜査本部を設置し、24日以降、現場で見つかったリード線や乾電池などの爆発物の残骸や天井裏から見つかった筒4本を詳しく鑑定するとともに、近くの防犯カメラを解析するなどして捜査を進める方針です。(23日17:55)

2015年11月23日(月)のニュース一覧