(台北 23日 中央社)台南市政府は、同市に拠点を構えている日本企業に感謝を示し、交流強化を図ろうと、11月23日を「日本の日」に定めた。20日には日本企業を招いたイベントを開催し、相互の関係を強固にした。
同市が「日本の日」の催しを開催するのは初。頼清徳市長は、イベントを通じて互いに理解を深め、さらに多くの日本企業に台南投資をしてもらえるようになればと期待を示した。投資に関する各種の問題解決を支援する窓口を設置したこともアピールした。
頼市長は台南に投資してから20年、30年、40年以上になる企業をそれぞれ表彰。中でも今年が台湾進出50週年にあたる台湾カゴメに対しては特別に感謝を述べた。また、この日誕生日を迎えた三浦鍋炉の黒田節雄董事長(会長)に祝福を送る一幕もあった。
同市によると、日本は同市最大の投資国。拠点を構えている日本企業は当初の50社から現在では80社に増加した。昨年台北で説明会を開催した際も50社以上の参加があったという。
(編集:名切千絵)