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ページ更新時間:2015年11月24日(火) 20時09分
日本海側に不審船が次々漂流、北朝鮮秘密警察の名前も
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福井県沖を漂流していた木造船。24日、引き上げ作業が行われました。実は、日本海側では今月だけで北朝鮮のものとみられる船が次々と見つかっています。中には北朝鮮の秘密警察の名前が書かれた船もありました。
3人の遺体が発見された国籍不明の木造船が福井港で海から引き揚げられました。この木造船からは複数の白骨が見つかっています。
敦賀海上保安部により引き揚げられたのは、22日に福井県越前町の100キロ沖合で見つかった平底型の木造船です。木造船からはこれまでに操舵室で1人、船尾側の船室で2人の合わせて3人の遺体が見つかっていて、いずれも男性だということです。一部白骨化するなど腐敗が進んでいて、遺体のあった部屋ではほかにも複数の骨が確認されました。
一方、20日には石川県の輪島市沖でも10人の身元不明の遺体とともに、ハングルで「保衛部」などと書かれた北朝鮮の漁船と見られる3隻の木造船が見つかっています。
「イカ釣りで使うような針が見つかったと(漁協から)聞いています」(輪島市の職員)
海上保安部が、石川と福井沖で漂流していた漁船の関連について調べています。(24日17:04)