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 24日午後0時40分ごろ、大阪府寝屋川市打上(うちあげ)元町の住宅内で、住人の男性(86)がぐったりしているのを弁当配達員の女性が見つけ、119番通報した。府警によると、男性は階段の手すりで首をつって死亡しており、1階寝室では認知症の妻(82)が亡くなっていた。夫婦は2人暮らしで、寝室から「介護に疲れた。死にます」とメモされたノートが見つかったという。

 寝屋川署によると、妻はベッド横の床の上で布団がかけられた状態で仰向けに倒れており、目立った外傷はなかった。メモは夫婦の連名で書かれ、離れて暮らす娘に宛てたものだったという。