韓中の製造業技術格差は3.3年=ITは2.6年

韓中の製造業技術格差は3.3年=ITは2.6年

 産業研究院(KIET)が先月中旬以降、製造業708社を対象に実施した調査によると、韓国企業が今年時点で体感している中国との製造業技術格差は3.3年であることが分かった。4年前と比較し、格差が0.4年縮まったとの認識だ。

 業種別ではIT(情報技術)分野での格差は2.6年で、製造業で最も小さかった。KIETは3-4年ごとに調査を行っており、前回調査は2011年に実施された。

 04年の調査で4年だった韓中製造業の平均技術格差は、07年に3.8年、11年に3.7年と徐々に縮小傾向にあった。

 軽工業は11年の4.0年から今年は2.9年に縮小した。

 全体として韓中格差が縮まる中、世界先端技術との格差も広がったこという結果が出た。韓国企業が評価した世界最高レベルと比べた製造業の技術水準は80.8%で、11年(81.9%)よりも1.1ポイント低下した。

 KIETのキム・ドゥヨン博士は「先進国と中国の狭間で韓国が生き残るためには、研究開発投資の効率性を高め、中小企業などに技術開発のすそ野を広げる政策的支援が求められる」と述べた。

チェ・ヒョンムク記者
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