【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地裁は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の判決公判を、当初予定されていた今月26日から来月17日に延期した。裁判所が23日明らかにした。
裁判所関係者は延期の理由について「十分に時間の余裕を持って証拠関係や争点を慎重に検討した後、結論を出すため」と説明した。
先月の公判で検察は、朴大統領の男女関係に関する虚偽の事実を虚偽と知りながら報道し、「誹謗目的が十分に認められる」として、懲役1年6カ月を求刑した。