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新たな科学技術計画素案 若手研究者の育成へ
11月25日 4時01分

政府は来年度から5年間の科学技術政策の方向性を示す新たな基本計画の素案をまとめ、小中学校の段階からすぐれた人材を発掘するなど若手研究者の育成に取り組み「世界で最もイノベーションに適した国」を目指すなどとしています。
政府は5年ごとに科学技術政策の方向性を示す科学技術基本計画を定めており、24日開かれた総合科学技術・イノベーション会議で、来年度から5年間の計画の素案が示されました。
それによりますと、「世界で最もイノベーションに適した国」を目指し、未来の産業の創造に戦略的に取り組み、科学技術やイノベーションの基盤的な力の抜本的な強化に向けて取り組みを進めるとしています。具体的には、若手研究者が能力と意欲を最大限発揮できる環境を整備するため研究費を充実させることや、小中学校の段階から理数好きのすそ野を拡大してすぐれた素質を持つ児童・生徒を発掘し、人材を育成することなどを盛り込んでいます。これを受けて安倍総理大臣は、会議で「GDP=国内総生産600兆円の達成に向けて、未来への投資を拡大していかなければならない。科学技術基本計画に明確な投資目標を掲げしっかりまとめていきたい」と述べました。
政府は、今年度中に新たな科学技術基本計画を閣議決定することにしています。

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