空いた時間をいかに有効的に使うかによって、英語上達のスピードや効率が格段に違います。スマホの普及に伴い、最近では多くの英語学習用アプリが巷に出回っていますが、今回はその中でもちょっとしたスキマ時間を利用して英語力を磨けるアプリを9コご紹介します。
■Listening Hacker
Listening Hackerは、英語ネイティブたちの発音の中でも単語の発音ではなく、文中ででてきたときに省略される音や、別の言葉に聞こえる音などに特化したリスニング強化アプリです。
英語スクールでもこういった会話時の発音の違いに触れるような部分はありますが、これに特化して、わかりやすく、反復練習で耳を慣れさせるという試みは画期的といえます。
例えば“want to”を“wanna”と言ったり、“going to”を“gonna”と言うように、ネイティブが“one of them”と言うとき“wanna vem”と聞こえるなど、非常に実践的で参考になるレッスンが提供されています。
このアプリを使うとき、ただ聞いて勉強するだけでなく、聞こえた音をそのまま復唱する「シャドーイング」をしてみるといいでしょう。そうすることによって耳で理解するだけでなく、実際にそのフレーズを使うときの発音もグッとネイティブに近づきます。
■Polyglots
Polyglotsは、ビジネスからファッション、トラベルまであらゆる海外の英語ニュースを読むことができるニュースキュレーションアプリです。記事内にでてくる単語の難易度によって記事レベルが設定されており、初心者でも自分のレベルに合った記事を選べるのが特徴です。
またあなたのレベルに合わせて記事ページを自動的にスクロールしてくれる「ペースメーカー機能」は、ウカウカしていると読み遅れてしまうというプレッシャーをかけてくれるので、リーディング力を鍛えるのには最適です。
記事内にでてきた単語をタップするだけで、その意味が表示されるので「わからない単語があったらどうしよう……」と不安に思う方でも、安心して読み進められます。なかには日本語訳も一緒に読める記事や、ネイティブがナレーションをしてくれるリスニング記事などもあるため、あらゆる面から英語力を鍛えられる総合英語アプリです。
■Zite
Ziteは英語圏のニュースを常に配信するニュースキュレーションアプリです。その特徴はなんといっても、あなたの好みや関心ごとを記憶していって、毎日あなたに合ったニュースを探してきてくれることです。
アプリ内の指示やメッセージはすべて英語なので、どちらかといえば上級者向けのアプリですが、ニュースなどの堅い記事のほかにもインテリアや旅系などのキレイな写真を見ているだけでも楽しいサービスです。
内容をすべて理解する必要はありません。「なんとなく何が書かれているかわかる」程度であれば十分です。また特にライフハックなどは見出しを見ていれば大体の意味はわかりますし、なにより内容が非常におもしろいのでぜひオススメしたいコンテンツです。
2015年11月24日