2015年11月24日22時40分
■不破哲三・共産党前議長
例えば消費税でも、これまでの自民党政権では、導入するためにものすごく時間がかかった。何代も内閣が代わった。ところが、今では消費税増税するのもいとも簡単に決めてしまう。憲法改正に匹敵する憲法解釈の変更さえ、何の議事録も残さないで内閣法制局が一夜にして決めてしまう。こういう政治、政権は本当に危ない。それから対話と論戦を回避するのも特徴だ。大局的に見ると、自民党は結党以来60年にして最も危険な段階に入ってきたんじゃないか。これがわたしが安倍政権を見てきた率直な感想だ。(日本記者クラブでの会見で)
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