「オズの魔法使」ドロシーの衣装 約２億円で落札

11月25日 0時02分

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不朽の名作として知られるアメリカの映画「オズの魔法使」の中で、主人公の少女が着用していた衣装が、ニューヨークでオークションにかけられ、日本円で１億９０００万円余りで落札されました。

「オズの魔法使」は１９３９年にアメリカで公開されたミュージカル映画で、主人公の少女「ドロシー」が魔法の国オズに迷い込み旅する物語で、不朽の名作として世界的に知られています。
２３日、ニューヨークでは、ドロシー役を務めたジュディ・ガーランドさんが映画の中で着用していた衣装が、オークションにかけられました。衣装は首の部分などが劣化し変色していますが、全体としては型崩れもせずいい状態だということです。
衣装はオークションの結果、１５６万ドル（日本円で１億９０００万円余り）と事前の予想よりも４０００万円以上高い値段で落札されました。
オークション会社の担当者は「ドロシー役を務めたガーランドはハリウッドの黄金期に最も愛された俳優の１人で、この衣装はかつてのハリウッドを象徴するものだ」と話していました。
映画「オズの魔法使」を巡ってはドロシーと一緒に旅するライオンの衣装も去年オークションにかけられ、およそ３１０万ドル（日本円で３億８０００万円余り）で落札され、注目を集めました。