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 韓国旅客船セウォル号沈没事故に関する特別調査委員会は23日、朴槿恵(パククネ)大統領の事故の対応などについて調べることを決めた。与党や大統領府側は、調査を朴大統領の批判材料に利用しようとしていると反発。必要性をめぐってメディアの論調も分かれ、対立が深まっている。

 事故は昨年4月に起き、修学旅行中の高校生を含む295人が犠牲になり、9人が行方不明になった。特別調査委は昨年11月、国会で法案が可決され、設けられた。委員会は与党、野党、遺族などが推薦する委員で構成されている。

 今回の調査で焦点になっているのは、朴大統領が事故当日の午前10時に報告を受けてから、対策本部を訪れる午後5時までの行動だ。大統領府によると、青瓦台(大統領府)で電話や書面などで報告を受け、指示を出していたと説明しているが、詳細は明らかになっていない。「空白の7時間」とも言われ、国会でも取り上げられた。産経新聞前ソウル支局長は、男性と会っていたとの「うわさ」を記事に書き、朴大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴されている。