記事詳細
【衝撃事件の核心】
暴力団が国民の医療費40兆円に群がり始めた! 住吉会系の療養費架空請求事件には芸人やミュージシャンの名も…
患者役に使われた数百人のリストには、お笑い芸人が複数いたほか、ほかにもミュージシャン、格闘家、暴力団組員など様々な職種の人間が名前を連ねていた。捜査幹部は「保険証提供者の報酬はせいぜい数千円。アルバイト感覚でやっていたとしか思えない」と指摘する。
国民健康保険加入者を狙い撃ち? 請求膨大で「不正見抜けない」
数百人の職種は多彩だが、一つの共通点がある。会社員が皆無であることだ。健康保険は、会社などが運営する社会保険と、自治体が運営する国民健康保険の2つに分かれる。会社員がいないということは、国民健康保険の加入者であるということでもある。
国民健康保険は、ほとんどが自営業者やアルバイト、無職者などが主に加入する保険制度。居住地の市区町村が運営する。一つの運営者が抱える加入者数は会社ごとに運営者が異なる社会保険と違い、膨大な人数に上る。「そこに目を付けたようだ」と捜査関係者は解説する。
審査を担当する国民健康保険中央会によると、各都道府県で審査する請求は毎月数十万~数百万件に上る。関係者は「傷病に対する治療方法が合致しているなど、形式さえ整っていれば、なかなか不正は見抜けない」と打ち明ける。
カルテの調査権なども与えられているが都道府県知事の承認が必要なため、活用されることは稀。患者側が身に覚えのない請求に気付いて通報して発覚することもあるが、厚労省の担当者も「患者側まで結託してしまえば、発覚は難しい」と話す。
関連ニュース
- 【衝撃事件の核心】やはりチューブマンだったか…白昼の市役所で男子高校生の親切心を踏みにじった変態男の呆れた手口
- 【衝撃事件の核心】古典的な「当たり屋」にご注意を! その職人技とは…「警察呼ぶと免許なくなるよ」
- 【衝撃事件の核心】義賊気取りで振り込め詐欺犯を襲った早稲田大生らの驚くべき屁理屈 「犯罪者襲うのは犯罪じゃない…」
- 【衝撃事件の核心】明大教授の司法試験漏洩事件で頭抱える法務省 「大学教授外すと作問できない…」 来年の司法試験に影響も
- 【衝撃事件の核心】闇売買で広がるやせ薬マジンドール 依存性高く副作用も… 自由診療の穴くぐり安易な処方が横行
- 【衝撃事件の核心】足のサイズ34センチ、体重400キロ…メタボヒグマが北海道で増殖中 シカ、サケ、トウモロコシと飽食のゆとり世代