歴史問題での信頼回復なしに韓日協力は困難=韓国高官

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は23日、趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官が20日(現地時間)に訪問先の米ニューヨークで北東アジア専門家らと懇談し、日本との歴史問題について「両国間の和解と信頼の問題」と規定した上で、信頼回復なしに真の戦略的協力は難しいと述べたと発表した。

 また、出席者が今月2日の韓日首脳会談に大きな関心を示したことに対し、「(会談を通じ)両国関係改善のモメンタム(勢い)ができた」と強調した。

 米国が懸念する韓国の「中国傾斜論」については「われわれの政策の方向はもちろん、事実関係にも合わない」と否定した。その上で「北の非核化の重要性と朝鮮半島の未来を踏まえ、中国との関係を戦略的、安定的に管理することが国益にかなう」と強調した。
 

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