ガン予防に効果アリの「デザイナーフーズ」とは？トップ７をご紹介

デザイナーフーズをご存知ですか？アメリカの国立ガン研究所が提唱する、ガン予防の効果が期待される食品をまとめたもので、いずれも免疫力を高めるのに役立つそう。今回は特に効果が高いとされる7つの食品を紹介します。食生活の参考になさってくださいね。

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「デザイナーフーズ」って？

デザイナーフーズとは、1990年にアメリカの国立ガン研究所（NCI）によって命名された、ガンの予防に効果がある食品群のこと。どのような食品を食べればガンを発症する確率を低くできるのかを検証し、その効果が期待される食品40種類を効果の高い順にピラミッド型にまとめたものです。ガンの発症には遺伝的要因もありますが、免疫力を上げれば発症リスクを下げることができます。デザイナーフーズに含まれるのはいずれも〈免疫力アップ〉に役立つ食品であり、毎日少しずつ取ることで効果が期待できるそうです。誰だって健康で長生きしたいですよね!? ということで、特に効果の高いデザイナーフーズ上位7つをご紹介していきます。

７位・玉ねぎ

玉ねぎが体にいいことは多くの方がご存知でしょう。玉ねぎにはカリウム、亜鉛、ビタミンB1、B2などの栄養素が含まれています。さらに、刺激成分の「硫化アリル」。玉ねぎを切ったときに涙が出るのはこの成分のためですが、硫化アリルが高血圧・動脈硬化・脳梗塞などの病気の予防になるんだそうです。また玉ねぎには「ケルセチン」という成分があり、これもガンの予防に効果が期待されます。体内で摂取した脂肪を吸収するのを抑える作用もあるのでダイエットにも効果的だそうです。

６位・セロリ

原産地のヨーロッパでは昔から万能薬として重宝されてきたセロリ。利尿作用・解熱効果があり、胃腸病にも効果があるんだとか。栄養素はカロチンをはじめとしてビタミンB1・B2、カリウム、カルシウム、ナトリウムなどが豊富です。実は、捨ててしまいがちな葉っぱの部分にビタミン・ミネラルが多いそうですよ。疲労回復・高血圧を治す、肝機能をアップするなどの効果も期待できる野菜です。

５位・にんじん

にんじんの特長はやはり「カロチン」の豊富さでしょう。カロチンは生で食べるより、ゆでたり炒めたりしたほうが、ぐんと体に吸収されやすいそうです。にんじんにはカロチンのほか、ビタミンB1・B2が含まれ、カリウム・リン・鉄分も多いそうです。カロチンには抗ガン作用があるとされ、体内物質の酸化・変質を予防してくれるとのこと。お肌にもいい野菜だそうなので、日頃から食事に取り入れるようにすると美肌効果が期待できます。

４位・しょうが

しょうがは別名を〈食べる薬〉とも呼ばれて、中国では漢方薬の7割にしょうがが使用されているほどなんだそう。しょうがで注目されるのは〈体をあたためる効果〉ですね。冷え性の方には特にありがたい食べ物です。しょうがのあたため効果により血液の循環もスムーズになり、細胞も活発に動いて、その結果デトックス効果も期待できます。血がサラサラになり、内臓も活性化されるので免疫力アップも期待できるんだとか。

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３位・大豆

日本人なら日常的に摂取する機会が多い大豆。健康に良いことは広く知られていますよね。大豆に含まれる成分「トリプシンインヒビター」には、ガンや糖尿病を防ぐ効果があるとされています。とりわけ煎り豆やきな粉に多く含まれているそうですよ。大豆はまた、低カロリー、高たんぱく、コレステロールはゼロで、ミネラル分・ビタミン各種を含んでいますので、これからも積極的に食事に取り入れていきたいですね。

２位・キャベツ

ビタミンCを多く含むキャベツ。実は外側の緑色の濃い葉に一番ビタミンCが多いことはご存知でしたか？次に多いのは芯の周りの部分だとか。ビタミンＵという珍しい栄養素も含まれ、これは「キャベジン」と呼ばれます。そう、あの胃腸薬と同じ名前ですね！胃潰瘍を治すのに高い効果があるそうです。野菜のカルシウムはそのほとんどが体に吸収されにくいそうですが、キャベツの場合は吸収しやすい形で存在しているそうですよ。ガンの予防に効果があるとされるのはキャベツの成分のうち「イソチオシアネート」で、発ガン物質の活発化を抑えるのに役立つそうです。