ニュースウオッチ9▽非常事態宣言続くパリ・河野キャスターが現地から最新報告 2015.11.17


フランスの隣国ベルギー。
屋根の上に、武装した警察官が展開。
パリ同時テロ事件の容疑者の捜索です。
容疑者のうち、少なくとも3人が暮らし、関係者なども拘束されているベルギー。
首都ブリュッセルは、世界中から観光客が訪れ、EU・ヨーロッパ連合の本部も置かれる国際都市。
しかし。
国境を越えるテロの脅威。
今、ベルギーで何が起きているのでしょうか。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
フランスのパリで起きた同時テロ事件を取材するため、河野キャスターはきょうもパリにいます。
河野さん。
こんばんは。
私が今いるのは、事件現場の一つ、89人が犠牲となったコンサートホールの前です。
ご覧いただけますでしょうか。
今も周囲はシートがかけられたままです。
前の通りは、通行が再開されたんですけれども、周囲には警察官が配置されて、今も緊張した雰囲気に包まれています。
今回の事件で、フランスのオランド大統領は、フランスは戦争状態にあると宣言をして、過激派組織IS・イスラミックステートの壊滅を目指す決意を表明しました。
また事件を巡って、フランスの捜査当局は、新たに国内の128か所を捜索し、組織的な事件の解明を急いでいます。
今回の事件、犯人像がさらに明確になってきました。
事件から3日が過ぎたパリ。
エッフェル塔が、このように三色旗で彩られています。
非常に異例なことです。
フランスにとって難しい時期を、国民の団結で乗り切ろうという意味合いのようです。
エッフェル塔には、連帯を呼びかけるメッセージが。
ラテン語で、たゆたえども沈まず。
パリ市の標語で、困難があっても負けないという意味です。
試合中のスタジアムで、自爆テロが起きた、サッカーのフランス代表チーム。
予定どおり親善試合を戦おうと、イギリスに到着しました。
ドイツ代表との試合のさなかに起きた爆発。
祖国への思いを胸に、再び試合に臨みます。
一方、パリの日本人街では、今も衝撃が広がっています。
この辺り、ラーメン屋さんとか、日本食の店が多いんですが、これ、お好み焼きの店もあります。
ちょっと入ってみます。
こんばんは。
今回、レストランが狙われてるんで、やっぱり同じレストラン業をやっていると、本当に怖いですね。
人通りが消えてしまうと思うんで、心配ですね。
こちらの店では、テロが再発したときのことを想定し始めていました。
129人が犠牲になった今回の同時テロ事件。
過激派組織IS・イスラミックステートは、インターネット上に動画の声明を公開しています。
今回、自爆テロなどで死亡した実行グループは7人。
1人は先月、シリアのパスポートを使って、ギリシャで難民申請した男と確認。
また別の4人は、パリ郊外や、隣国ベルギーに住むフランス人の男と特定しました。
このうち、飲食店の前で自爆テロを起こした男について、フランスの複数のメディアは、事件の3日前から、パリ郊外のアパートの部屋を契約していたことが、捜査で分かったと伝えました。
周辺では、犯行に使われた車の目撃情報もあるということで、現地メディアは、部屋が実行グループらの拠点として使われた可能性があるとしています。
捜査当局は、この男の兄弟で、ベルギー生まれのサラ・アブデスラム容疑者の行方を追っています。
ベルギーの首都ブリュッセルに住むアブデスラム容疑者の兄弟は。
アブデスラム容疑者兄弟らが住んでいたのが、ブリュッセル西部のモレンベーク地区です。
きのう、当局による大規模な捜索が行われた場所に来ました。
ご覧のように窓ガラスが割れています。
地区の人口はおよそ10万人。
その半分がイスラム系などの移民です。
地区には、至る所にアラビア語の看板が。
この地区は、テロリストの巣窟とも呼ばれています。
26歳以下の若者の半数は職がなく、近年は、イスラム過激派組織の思想の影響を受けた、若者の出入りも確認されているということです。
こちらは、事件の容疑者兄弟が、最近まで一緒に経営していたバーです。
麻薬が使われた疑いがあるとして、営業停止を命じる紙が貼られています。
地区では、こうした薬物や自動小銃などの武器の密売も行われています。
ことし1月に、パリで起きた一連のテロ事件。
去年5月に、ブリュッセルの博物館で起きた発砲事件。
容疑者はいずれも、この地区で、武器を調達したとも報じられています。
そして今回の同時テロ事件。
実行グループはベルギーを舞台に、どのように準備を進め、どう実行に移したのか、捜査の焦点となっています。
河野さん、フランスのオランド大統領は、ISへの空爆を拡大する考えを示しました。
その一方で、ISは、新たなテロを予告しましたよね。
今後、その攻撃と報復が繰り返されることが心配されるんですが、フランスの市民たち、どのような思いでいるんでしょうか?
街で話を聞きますと、やっぱりパリの人たち、テロに対する憤りとともに、今後、どうなるんだろうという不安もこれ、はっきりと口にするんですね。
実際に、テロの現場に居合わせて、残虐な犯行を目撃した女性が、今の思いを話してくれました。
週明けの月曜日、フランス全土で行われた黙とう。
19人が亡くなったレストランの前にも、多くの市民が集まりました。
事件当日、このレストランにいた、ミリアン・パソスさんです。
パソスさんは、この店で働く女性の誕生パーティーに参加していました。
店内は、多くの参加者でにぎわい、笑い声であふれていたといいます。
しかし、パソスさんが飲み物を取りに行こうと、テラス席から店の中に入ったとき、突然、男たちが参加者目がけて銃を乱射。
悪夢に変わりました。
音がやみ、顔を上げると、多くの参加者が横たわり、床は血の海になっていました。
誕生日を迎えた女性も亡くなっていました。
同時テロを受けて、フランスは、ISに対する最大規模の空爆を実施しています。
パソスさんも、罪のない友人たちを惨殺したテロリストを絶対に許せないという、強い憤りを感じています。
しかし一方で、テロに屈しないという強い姿勢だけで、安心して暮らせる生活を取り戻せるのか、不安も感じています。
精神的なショックを受け、病院に通うパソスさん。
今はフランス社会も自分も、将来を見失っているように感じています。
フランス市民からも、不安の声が上がっています。
大きな衝撃を与えた同時テロ。
テロへの怒りとともに、今後への不安がフランス社会に広がっています。
今回のテロで、本当に多くの市民が心に深い傷を負って、そして今後に大きな不安を抱えているというのが分かりますね。
そうですね。
再び同じようなテロが起きるんではないかといった不安は、やっぱり隠せないようです。
その中には、今、ヨーロッパに相次いで流入している中東からの難民に、テロリストが紛れ込んでいるんではないかという心配も含まれています。
そうした心配の声を受けて、これまで難民を受け入れてきた欧米での対応に、影響が出始めています。
エーゲ海に浮かぶギリシャのレロス島です。
船には、シリアなどから逃れた人たちの姿が。
テロ事件以降も、難民が続々と到着しています。
このレロス島で、テロの実行犯の一人とされる男が難民申請し、フランスへ渡ったことが確認されています。
難民たちは、自分たちはテロと無関係だと訴えています。
テロ事件を受けて、欧米では難民の受け入れに慎重な意見が広がっています。
先月の選挙で新政権の発足が決まったポーランド。
前の政権が、EU各国と合意した、難民を分担して受け入れる案を撤回する方針です。
先月から、従来のおよそ6倍に当たる難民を受け入れる方針を示しているアメリカでも。
これまでに20以上の州の知事が、安全対策が十分ではないなどとして、受け入れを拒否する声明などを発表しました。
各国の難民政策にまで影響を及ぼしている今回の事件。
フランスの国際政治の専門家は。
その上で、国際的なテロに対抗するためには、各国の結束が重要になると指摘します。
先ほどのモイジ氏も話していましたけれども、ヨーロッパでは、多様性を尊重するという価値観を重視して、難民の受け入れには寛容な考え方が今も強いようです。
ただ、今回の事件を受けて、難民の受け入れとテロ対策をどう両立するかという課題が、避けられなくなってきています。
またISを巡って、新たな動きが出ています。
ISは、フランスのパリを攻撃したように、アメリカのワシントンも同じような目に遭わせるとする声明を発表して、次は、アメリカを標的にしたテロを行う可能性を示唆しました。
一方で、ISが墜落させたと主張していた、エジプト東部でのロシア旅客機の墜落について、ロシア連邦保安庁は、爆発物によるテロだと断定しました。
拡大するテロをどう防ぐのか。
各国は、その対策に追われています。
エジプトで起きたロシア旅客機の墜落。
ロシア連邦保安庁は、爆発物が機内で爆発したテロだと断定しました。
乗客・乗員224人全員が死亡し、IS関連の武装組織は、自分たちが墜落させたと主張しています。
テロが原因だと報告を受けたプーチン大統領は。
これまで、シリアでの空爆などを巡り、欧米と対立を深めてきたプーチン大統領。
G20サミットのあと、テロ対策について、各国と積極的に協力する姿勢を強調しました。
プーチン大統領は、イギリスのキャメロン首相と会談。
キャメロン首相は、ISを壊滅させるという共通の目標に向かって、協力できる方法を見いださなくてはならないと述べたうえで。
そしてアメリカ。
オバマ大統領は、G20サミットのあと、ヨーロッパ各国の首脳らと会談。
ISを弱体化させ、壊滅させるための対策の強化を急ぐことを確認しました。
そして日本政府。
G20サミットに出席していた安倍総理大臣。
麻生副総理が帰国しました。
その足で、総理大臣官邸へ。
同時テロ事件を受け、NSC・国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。
安倍総理大臣は、来年の主要国首脳会議・伊勢志摩サミットや、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどに向けて、情報収集や分析能力の向上など、テロ対策を強化するよう指示しました。
半年後に迫った、伊勢志摩サミット。
三重県の会場だけでなく、東京をはじめ、各地の大都市も狙われるおそれがあることから、警察は万全の警備態勢を整えることに。
敬礼!
警察庁は、サミットの警備対策委員会の会合を開きました。
その上で、武器対策の徹底、入国管理局や税関と緊密に連携することなど、緊迫感を持って取り組むよう指示しました。
フランスのオランド大統領は、戦争状態にあるとして、ISに対する空爆の拡大に踏み切りました。
それは、かつてアメリカが同時多発テロ事件のあと、テロとの戦いに乗り出したときを思い起こさせます。
その後、アメリカは戦争に突き進み、国内ではイスラム社会への締めつけが強まりました。
フランスでも今後、空爆の長期化に加え、反イスラム感情の高まりやイスラム系住民の反発といった、悪循環に陥る可能性は否定できません。
そうした危うさをはらんだまま、フランス、そしてヨーロッパは、テロの恐怖に立ち向かおうとしています。
パリのテロの現場からお伝えしました。
次です。
ついに国と沖縄県が法廷で争うことになりました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、異例の事態となっています。
翁長知事が、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したことに対し、国は、知事の代わりにその取り消しを撤回する、、代執行を求めて提訴しました。
福岡高等裁判所那覇支部です。
けさ、訴状を提出するため、那覇地方法務局の職員が入りました。
国が沖縄県を訴える異例の事態に。
号外です。
那覇市では、新聞の号外が。
夕方、記者会見した翁長知事は。
菅官房長官は。
きょうも移設に向けた工事が進められていました。
今回、国が沖縄県を提訴するに至った経緯です。
この承認した手続きについて、翁長知事は、法律上問題があるとして、先月、承認を取り消したのです。
これに対して国は、埋め立て承認に問題はなく、知事に代わって、その取り消しを撤回しようと求めています。
これが今回求めている代執行です。
代執行は、放置すると著しく公益を害する場合にしか認められません。
公益を害するかどうかは、普天間基地の危険性や、日本とアメリカの関係などをもとに判断されると見られます。
沖縄の基地問題を巡って、国と沖縄県が、法廷で争うのは、過去にも。
20年前の軍用地の強制使用を巡る、代理署名の裁判です。
当時の大田知事です。
代理署名を拒否したことに対して、国が行政訴訟を起こしたのです。
そのころ、沖縄では。
アメリカ兵による少女暴行事件が起きて、基地の整理縮小を求める声が高まっていました。
国の提訴から8か月余り。
裁判はスピード審理で進められ、国の勝訴が確定しました。
当時、福岡高裁那覇支部で、裁判長を務めた大塚一郎さんは。
国と正面から法廷で争った、沖縄県側の弁護団長を務めた中野清光さんです。
当時の裁判の状況について。
その裁判から20年。
再び、国と沖縄県が法廷で争うことになったことについて。
今回、国が代執行を求めて提訴したことについて、専門家からは、さまざまな意見が。
福岡高裁那覇支部はきょう午後、国側と県側の双方と、事前の話し合いを行い、最初の弁論を来月2日の午後2時から行うことを決めました。
天の声が私にははっきり聞こえます。
こうした書き込みで株の情報を発信していたのが、バブル期に兜町の風雲児と呼ばれた、仕手集団の元代表です。
その元代表らが、サイトで紹介した銘柄の株価を不正につり上げていたとして、逮捕されました。
逮捕されたのは、仕手集団の元代表の加藤あきら容疑者と妻の幸子容疑者、息子で大阪大学大学院の助教、恭容疑者の3人です。
東京地検特捜部の調べによりますと、加藤元代表らは、3年前、当時、大証1部に上場していた化学メーカーの株価を不正につり上げたとして、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いが持たれています。
特捜部は、3人の認否を明らかにしていません。
加藤元代表は、1980年代のバブル期に、巨額の資金を使って、株式相場を動かした仕手集団を率いたことで知られ、兜町の風雲児と呼ばれていました。
関係者によりますと、バブル崩壊後しばらくは、表立った活動をしていませんでしたが、10年ほど前から、般若の会を立ち上げて、会員を募集。
運営する株式サイトで、株の情報を発信していたということです。
そして、東日本大震災が起きた平成23年。
その年の11月のサイトには、天の声が私にははっきり聞こえますなどというコラムとともに、ある株の情報が。
当時、大証1部に上場していた化学メーカー、新日本理化を示唆して、こう書き込んでいました。
大相場になる雲行きを呈してきた銘柄があります。
復興関連銘柄としても大きな魅力が持てます。
このメーカーの株価は当時、200円台で推移していました。
ところが、書き込みの翌日には、ストップ高となる367円まで上昇。
さらに、何十年に1回の希有な大相場に発展する可能性があるなどと書き込み、12月には930円の高値をつけました。
そして年末、加藤元代表は、こう書き込みます。
ヤマ場は来年の3月。
そのころ、800円前後で足踏みしていた株価は、2月中旬から急騰。
3月2日は1297円の最高値に達しました。
特捜部などによりますと、加藤元代表らは、書き込みに連動する形で、妻や息子などの名義で、570万株を超える大量の買い注文を出していたということです。
経済評論家は、震災直後の当時は、市場の閉塞感が広がっていたとしたうえで、こう話しています。
関係者によりますと、加藤元代表は、ほかにも3つの銘柄の情報をサイトに書き込み、合わせておよそ60億円の利益を得ていたということです。
特捜部は、相場操縦の実態解明を進めることにしています。
続いてトゥデーズウオッチです。
追突事故でけがをした原因は、タカタのエアバッグの異常破裂だったことが、国内で初めて確認されました。
先月28日、静岡県で、日産のエクストレイルがトラックに追突した事故。
女性が頭と左腕にけがをしました。
女性の傷から、エアバッグの部品の破片が摘出されたことから、日産は、タカタのエアバッグが異常な破裂を起こしたと断定しました。
国土交通省によりますと、タカタのエアバッグの異常な破裂で、けが人が出たのは、国内で初めてです。
今回、事故を起こした車は、リコールの届け出を受けて、ことし8月に販売店に持ち込まれていましたが、交換用の部品が不足していたため、修理が先送りされていました。
日産は、部品が足りない場合は、エアバッグの作動を一時的に停止する対策を取っています。
いわゆるマタハラを巡る裁判で判決です。
広島市の病院で働いていた管理職の女性が、妊娠を理由に降格させられたのは、不当だと訴えていましたが、広島高等裁判所は、病院側に賠償を命じる判決を言い渡しました。
この裁判で、1審と2審は女性の訴えを退けましたが、最高裁判所は去年10月、妊娠や出産を理由とした降格は、原則、違法で無効だとの初めての判断を示し、広島高裁に審理のやり直しを命じていました。
広島高裁は、きょうの判決で、女性の訴えを認め、病院側に175万円の賠償を命じました。
判決は、極めて限定された場合を除き、妊娠や出産をした女性に不利益な扱いをしないよう、企業側に対応を迫るものとなりました。
90年代、渋谷系と呼ばれる音楽ブームを巻き起こした、大手CDショップが復活です。
渋谷にあさってオープンする大手CDショップ、HMV。
きょう、新店舗が公開されました。
HMVは、90年代に日本の若いアーティストの音楽を紹介し、渋谷系音楽ブームの発信源に。
しかし、CDの売り上げが落ち込む中、5年前に閉店しました。
新店舗は、CDだけでなく書籍も扱い、テーマごとに組み合わせて展示します。
ポイントはこちら。
進化できるか渋谷系です。
インターネットの普及で、音楽のCDに限らず、実際の店舗での営業は厳しい時代となっています。
今回出店する新店舗では、ミニコンサートなどのイベントを積極的に開催し、店に来ることでしかできない体験を提供することで、多くの人を呼び込みたいとしています。
今、渋谷の多くの店では、イベントを開いたり、独自の品ぞろえをしたりと、工夫を重ね、インターネットでは得られない価値をアピールしています。
こうした流れの中で、さらに進化した新しい渋谷系を、再び発信できるのか、注目されます。
先月再稼働した、九州電力の川内原子力発電所2号機。
きょう午後、国の最終的な検査を終え、営業運転に入りました。
新しい規制基準の下、国内の原発が営業運転に入るのは、同じ川内原発の1号機に続き、2基目です。
小泉進次郎衆議院議員が、農林部会長を務める自民党。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を踏まえて、検討してきた農業対策をきょう、正式決定しました。
TPPに対する生産者の懸念と不安を払拭することはできるのでしょうか。
自民党本部で開かれた、農林関係議員による会議。
きょう、正式決定した国内の農業対策では、コメや牛肉・豚肉などについて、経営安定対策の充実に取り組むとしています。
その対策とは、いったいどういった内容なのか。
三條リポーターです。
牛肉と豚肉の生産者には、政府による赤字の補填の制度が拡充されます。
経営が赤字になった場合、これまで8割だった赤字の補填の割合が、9割に引き上げられます。
さらに、補填に充てる積立金の国と農家の割合も変わります。
豚の生産者の場合、これまでの負担割合は50%ですが、牛の生産者と同じ25%に軽減します。
その分、国の負担は増えることになります。
畜産の盛んな宮崎県。
年間およそ3万頭を出荷しているという川南町の豚の生産者、香川雅彦さんです。
今回の対策を評価しています。
一方で、こんな懸念も。
続いて、コメの対策を見ていきます。
コメ不足に備えた備蓄米の制度を活用することにしました。
TPPの大筋合意によって、日本は主食用のコメの輸入枠を新たに設けることになっています。
こちら、アメリカとオーストラリアからの、合わせて年間7万8400トンです。
そこで政府が、新たな輸入枠に相当する国産のコメを備蓄用として買い増します。
市場に出回るコメの量を事実上、同じにすることで、国産のコメの価格の下落を防ごうというのです。
ただ、備蓄米の買い入れ額は、今のおよそ300億円からさらに100億円規模で増えることになります。
備蓄米は、保管する期間を過ぎますと、家畜の餌として使われる飼料米などとして出荷されます。
一面、水田が広がっています、米どころの茨城県稲敷市です。
こちらのコメ農家からは、今回の対応策について、不安の声が出ています。
ここで代々、コメ農家を営む加納昭さんです。
20ヘクタール余りの田んぼで、コシヒカリなどを栽培しています。
主食用のコメ以外にも、飼料米の栽培に力を入れる加納さん。
田んぼの4分の1を、飼料米の栽培に充てています。
現在、飼料米には国の助成金が出るため、加納さんは、主食用のコメに比べて利益があり、収入の柱になりつつあると言います。
しかし、コメの輸入が増え、国が支援策を取ることで、助成がいつまで続くのか心配しています。
自民党では、きょう、正式決定した対策を、来週にもまとまる政府のTPPの政策大綱に反映させる考えです。
安心安全でおいしい日本の食を維持するためには、農家の方が意欲的に生産に取り組むことが何より大事でしょうから、TPPによるマイナスの影響を抑えるこうした対策は、重要になってきそうですよね。
ただ一方で、この国による支援というのは、財政負担を伴います。
むだなお金の使い方にならないか、その場しのぎの対策になっていないのかという点について、しっかり見ていく必要があるのではないかと感じます。
では続いて、気象情報、井田さんです。
こんばんは。
こちら、立派なゆずですね。
埼玉県の毛呂山町では、江戸時代の後期から栽培されていて、今、収穫が行われています。
きょうは関東地方では、25度以上の夏日となった所もありまして、全国的に気温が上がりました。
こちらはきょうの最高気温について、平年と比べて見たものですけれども、赤い所は平年と比べて、6度以上高くなっている所です。
全国的に10月並みの気温となったんですね。
一方で、九州では局地的に非常に激しい雨となった所もありました。
午前10時ごろの鹿児島市です。
局地的に雨雲が発達して、雨が強まりました。
あすは、さらに広い範囲で、大気の状態が不安定となりそうです。
きょうの暖かさと、この雨の理由ですけれども、雲画像から見ていきましょう。
日本付近は今、この秋の初めのころの暖かい空気に覆われていまして、きょうはこのために気温が上がりました。
一方で、大陸のほうには、冬の空気が流れ込んできています。
この2つの性質の違う空気の間で、雨雲が発達しやすくなっているんです。
あすは、きょう以上にこの雨雲が広がってきそうです。
では、雨の予想を見ていきましょう。
現在は九州から東北南部にかけて、雨の降っている所があります。
このあと、関東付近の雨雲、朝にはいったん抜けていきますが、また西からは別の雨雲が近づいてきそうです。
そして、あしたの昼ごろになりますと、また九州では、局地的に激しい雨となってきそうです。
そして夜になると、その雨雲、東へ進んで、四国や近畿地方でも雨雲、発達してきそうです。
そして夜遅くにかけても、静岡県付近で活発な雨雲がかかりそうです。
この時期としては多くの雨の降る所がありそうですから、気をつけてください。
では、天気図で見ていきましょう。
いったん、1つ低気圧が抜けますが、あすはまた、この前線の上を別の低気圧が進んでくる予想です。
このため、あすは九州から東北、広い範囲で雨となりそうです。
特に太平洋側では、雷を伴って、激しく降る所がありそうです。
九州では局地的に、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の所がありそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
3人の中で誰の筋肉がいいなとか思いますか?
立石選手、いかがですか?
まじっすか?これ。
おっと、猫だましのような状況だ。
スポーツ、佐々木さんです。
こんばんは。
トップアスリートの肉体美もちらっと見えましたね。
後ほどお伝えします。
大相撲九州場所は10日目。
ただ一人勝ちっ放しの横綱・白鵬が、立ち合いで、あっと驚く動きを見せました。
休場明けでも強さを見せる白鵬。
楽しみたいと、気持ちに余裕もあります。
おっと、何か猫だましにあった、猫だましのような状況だ。
そのあと攻めるのは白鵬、攻めるのは白鵬、上手。
いい体勢、寄り切りました。
なんと白鵬、猫だまし。
この表情。
繰り出したのは、相手の顔の前で両手をたたく、いわゆる猫だまし。
さらにもう1回。
白鵬、横綱としては異例の奇襲策にも、勝ったからうまくいったことにしようと、満足そうでした。
いやぁ、驚きましたね。
白鵬のしてやったりという表情だったんですけれども、北の湖理事長、勝てないと思う側がやる技。
横綱がやるべきではない。
あれで負けたらどうすると、苦言を呈していました。
その白鵬を1敗で追う、横綱・日馬富士と、2敗の大関・琴奨菊が対戦。
終盤の優勝争いに向け、どちらにとっても大事な一番です。
休場明けの日馬富士は、鋭さが戻ってきました。
対戦成績では、琴奨菊がリードしています。
張っていきました横綱。
上手出し投げ、日馬富士の勝ち。
日馬富士、左上手を引いて、すかさず出し投げ。
1敗を守り、体が動いてくれていると、冷静に振り返りました。
中入り後の勝敗です。
臥牙丸が4場所ぶりの勝ち越しまで、あと1勝です。
千代大龍は4連敗のあと、6連勝。
高安と松鳳山が敗れ、平幕の1敗力士はいなくなりました。
鶴竜は連敗で、4敗目。
稀勢の里は豊ノ島に敗れ、痛い2敗目です。
立ち争い、強烈な左押っつけ、右のど輪。
しかし攻めているのは豊ノ島だ。
豊ノ島が攻めた!稀勢の里、2敗!どうした、稀勢の里。
競泳のオリンピック代表に内定している瀬戸大也選手。
リオデジャネイロで使用する水着を披露しました。
瀬戸大也選手。
世界選手権では、400メートル個人メドレーで2連覇中の瀬戸選手。
入江選手などと共に、オリンピックで使用する水着を披露しました。
瀬戸選手が重視したのは、動きやすさ。
柔軟な素材が使われ、疲れがたまる個人メドレーの終盤でも、キックの強さを維持できるということです。
初めてのオリンピックへ、瀬戸選手は思いを新たにしていました。
プロ野球・ロッテからFA・フリーエージェントを宣言した今江敏晃選手。
楽天の星野仙一副会長と交渉を行いました。
今江選手は、プロ14年目の32歳。
勝負強いバッティングが持ち味です。
今シーズンは、けがの影響で、98試合の出場でしたが、打率2割8分7厘を残しました。
楽天は、複数年の契約を提示しました。
DeNAのドラフト1位、駒沢大の今永昇太投手。
きょう、球団と仮契約を結びました。
人に見られる職業なんで、責任感というものが少しずつ芽生えてきたかなと思います。
今永投手は、最速148キロのストレートと、キレのあるスライダーが持ち味の左ピッチャーです。
地元、北九州で仮契約を結びました。
球団からは、エースになってほしいと、大きな期待を寄せられています。
先月の指名あいさつでは、ラミレス監督と共に、パフォーマンスを披露しましたが、まずは実績を積むことに集中します。
野球の明治神宮大会。
高校の部の決勝は、甲子園で春夏合わせて4回の優勝がある、高松商業が逆転勝ち。
久しぶりに全国の頂点に立ちました。
高松商業は決勝で、ことしのセンバツで優勝した敦賀気比と対戦。
試合は3点を追う展開となります。
ここから粘りを見せました。
8回、1点を返し、3番はキャプテンの米麦。
支えてくれる仲間に、恩返ししたかったと、2点タイムリー。
同点に追いつきます。
さらにチャンスが続き、5番美濃。
勝ち越しのタイムリー3ベース。
高松商業はこの回、一挙5点を挙げて、逆転しました。
高松商業はこの大会、初優勝。
全国大会での優勝は、昭和35年のセンバツ以来です。
昭和35年ぶり、久しぶりですね、本当にね。
どうですか?香川県初任地の鈴木さん。
香川、四国代表、頑張りましたね。
うれしいですよね。
今回、出場した10校で、唯一の公立高校だったんですね。
この優勝で、四国地区には、来年春のセンバツ高校野球の出場枠1枠が与えられます。
サッカーJリーグは、若手選手の育成を目的に、J1とJ2の2軍に当たるチームを、最大4チーム、来シーズンのJ3に参加させることを決めました。
J1のガンバ大阪やFC東京、J2のセレッソ大阪など、一部のクラブは、2軍に当たるチームに試合経験を積ませたいと、J3に参加させることを求めていました。
2軍チームのJ3への参加は、若手選手の育成が目的となるため、原則23歳以下の選手でチームを編成することなどを条件とする方針です。
また、リーグ成績が上位となっても、J2への昇格はありません。
テニスの錦織圭選手。
日本時間の午後11時以降に行われる、ツアーファイナル第2戦に向け、調整しました。
錦織選手は試合を直前に控え、40分間、練習を行いました。
初戦では、世界王者のジョコビッチ選手に完敗した錦織選手。
1次リーグ突破に向け、長身選手の打つサーブを何度も打ち返して、感覚を磨きました。
というのも、きょうの相手は、世界6位のベルディッヒ選手。
持ち味は1メートル96センチから繰り出す高速サーブだからです。
過去の対戦では、錦織選手が勝ち越しています。
初戦で不調だった、サーブの確率アップに加え、ベルディッヒ選手のサーブを得意のリターンで攻略できるかが鍵を握ります。
おしまいは、再びパリから河野キャスターです。
パリは一見、ふだんどおりの光景を取り戻していますが、ここ、テロ現場では花を手向ける人が絶えません。
市民はテロへの不安を抱えたままです。
こうした不安に応えて、ヨーロッパ各国は、より連携してテロ対策に当たり、結束を強めることになるのか。
2015/11/17(火) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽非常事態宣言続くパリ・河野キャスターが現地から最新報告[二][字]

非常事宣言態続くパリ ベルギーにはテロリストの“巣窟”も…河野キャスター最新報告▽米軍普天間基地移設 国と沖縄県が法廷に▽“兜町の風雲児”逮捕ネットで相場操縦か

詳細情報
番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

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