(鈴木・芦田)『ILOVEスヌーピーTHEPEANUTSMOVIE』は12月4日公開です。
(鈴木)皆さんぜひ見てください。
(櫻井)よろしくお願いします!
今から15年ほど前
あるホテルを紹介した新聞記事が話題を呼んだ
そこにはどん底だったホテルを舞台とした支配人と従業員そして宿泊客の奇跡のストーリーがあった
柴田秋雄がホテルアソシア名古屋ターミナルへやって来たのは今から21年前
それは最悪のタイミングだった
名古屋駅に直結したこのホテルはその利便性から創業以来多くの人々に親しまれてきた
しかしバブル崩壊後経営が悪化
駅前の再開発で周辺には巨大ホテルが立ち並び客足は遠のいていくばかり
さらに…
経営悪化に伴い上層部と従業員たちの信頼関係も崩壊していた
そんな中柴田が着任した職は…
いわばリストラ担当であり従業員を3分の1に削減するという汚れ役を命じられたのだ
実は柴田がホテルに来る前長年…
退任後鉄道会社の系列だったホテルアソシアに請われて転職したがホテル経営に関してはまったくの素人だった
(柴田)何としても…。
「君がその任に当たって仲介の労を執ってくれ」というのが狙いではなかったかと思うな僕は。
しかし…
(柴田)えっと。
君は…。
(柴田)うん?
当初従業員たちからは目の敵にされていた柴田
だが単に首を切ることは決してしなかった
今の経営状態ではホテルはあと何年持つか分からない
優秀な人材こそ他に移った方が未来があると考え彼らの転職を最大限に支援した
その結果…
150名いた社員のうち110名を送り出し人員削減という責務は果たした
そして残った40名と抜けた人数分を補強するアルバイトで営業を続けた
しかし…
残った社員は他企業に転職できなかったり転職する勇気もなくホテルにとどまった人々
中にはこのホテルが好きで残った人もいたが多くは仕事への意欲を失いかけていた
そのころには駅前の巨大ホテルも完成
すっかり客をとられたホテルアソシアは4期連続の赤字。
負債総額は8億円にも上った
この責任を取るため…
そして人員削減に成功した柴田に白羽の矢が立ち総支配人の座を任されることになった
総支配人になったからにはこの現状を少しでも改善しなければならない
(柴田)誰でもいい。
ホテル存続の危機を迎える中で従業員の士気はもはやどん底だった
(従業員)ですよねぇ。
(たけし)累積する赤字。
そして仕事への意欲を失いかけた従業員。
(たけし)総支配人になった柴田さんにはもはやなすすべはないかに思えました。
しかしホテル再建に挑む彼が取った方法は誰も予想だにしなかった驚くべきものでした。
(剛力)崖っぷちに立たされたホテルアソシア名古屋ターミナル。
優秀な人材は皆さん転職しても経営はもちろん赤字続きで。
(設楽)どうしたんだろうね?でもね。
だってあそこから盛り上がってくるわけでしょ?
(剛力)どのような方法でホテル再建に柴田さん挑むと思いますか?
(設楽)どうする?
(板野)隣のホテルが高級感とか新しさだからそこでは戦えないから人の温かさとかサービスですかね?
(内藤)笑顔とかもやっぱり見てて気持ちがいいですよね。
笑顔があったら。
(設楽)笑顔ね。
まあホテルってさサービス業の最高峰。
(設楽)要は買い物する食事する寝泊まりする。
サービス業って絶対…。
泊まりたいホテルって基本さ同じぐらいだったら気持ちがいいところとか色々。
(板野)挨拶とかですかね?
(設楽)でもホントそういうとこがじゃない?
崖っぷちに立たされたホテルアソシア名古屋ターミナル
総支配人柴田が考えたホテル再建プランとは?
(柴田)うん?
(柴田)何言ってるんだ。
(柴田の妻)えっ?
いったいどういうことなのか?
柴田が総支配人となって真っ先に取り組んだのは…
(従業員)すごいね。
老朽化が進む客室やレストランではなくぼろぼろだった従業員食堂の改装だった
(従業員)えっ?やった。
なけなしの予算を使いテーブルや椅子を買い替え内装も工事し直し見違えるように蘇らせたのだ
さらに…
(柴田)そう。
(太田)はあ。
その月に生まれた従業員を集めてお昼時に誕生会を開催
豪華なコース料理を振る舞い最高のおもてなしを行った
しかし…
(久保)はっ?
(久保)まったく。
(久保)失礼します。
フロント担当だった兼子啓子
真面目だが引っ込み思案で目立つ存在ではなかった
そんな彼女がある日…
(男性)はい。
(兼子)いえ。
どういたしまして。
柴田はできるだけ多くの従業員の働きぶりを見てはそのスタッフの長所を見つけ気付いたことを伝え続けた
それは残った40名の社員だけでなく人員補充のために雇った契約社員やアルバイトも同様だった
(窪島)ホントにこういう言い方も何ですが…。
(柴田)ああ。
(窪島)えっ?
柴田の言葉が少しずつ従業員に変化をもたらした
(兼子)ごゆっくりどうぞ。
(松原)お願いします。
(兼子)お預かりいたします。
(松原の妻)えっ!?
中に入っていたのは昨日なくしたはずのピアスだった
実は夫婦が部屋へ向かった後…
(兼子)お願い。
何と兼子は仕事を同僚に任せ捜しに出たのだ
小さなピアスを
むろんどこでなくしたかなど分からない
夫婦がホテルに着くまでに通る可能性のある道をくまなく回った
見つかる可能性などほとんどない
それでも彼女は小さなピアスを捜し続けた
そして駅構内へさしかかると…
(兼子)うん?あった!
(兼子)いえ。
(兼子)いえ。
柴田は従業員の変化に応えるようにあることを始めた
兼子が取ったような従業員の行いを一つ一つ表彰したのだ
毎月1回。
15人ほどの従業員の善いところ善い行いを見つけ手書きの賞状を授与し褒めたたえた
(柴田)ちゃんと僕がやってる私がやってることを…。
自分のことを見てくれている
このホテルに必要とされている
こうして従業員たちの意識は徐々に上がっていきいつの間にかホテルが居心地のよい場所に変わっていった
だがスタッフの中にはそんな変化を嫌う者もいた
彼太田成正は総料理長として長年ホテルに貢献してきた人物だったが…
部下の新メニュー提案にも耳を貸さず自分の腕を披露するために料理を作っているようだった
そこで柴田は太田料理長を1年間厨房に立たせずシェフの格好のままで接客を担当させることにした
このように従業員の改革は着々と進めていたが…
(久保)フッ。
そんなさなかある出来事が
今から15年前
東海地方を未曽有の集中豪雨が直撃
名古屋中心部も浸水し交通が全てストップ
帰宅できない多くの人であふれていた
そのため…
さらに宿泊客の安全を守るためにほとんどのホテルはロビーを開放せずに閉鎖
料金を払っている客を優先するのはしかたのないことだったのだが
もし不快な思いをさせたら?
ひいきにしてくれている顧客を失う可能性もあった
赤字続きのホテルにとって大きな打撃となる
(従業員)みんなそうだろ?
(一同)やりましょう。
やりましょう。
(一同)はい。
(柴田)よし。
やろう。
(従業員)どうぞ。
寒くないですか?お二人お願いします。
(従業員)こちらへどうぞ。
ホテルアソシアは駅で帰宅できず立ち往生している人々に…
(兼子)えっ?
必死に対応する従業員の姿を見て久保の心にも変化が起こった
(久保)いえ。
ホテルは深夜になっても受け入れを続けた
その数は実に150人にも及んだ
そこへ…
(太田)皆さん。
(太田)よろしければ召し上がってください。
(太田)どうぞ。
(女性)ありがとうございます。
1年間のフロア業務を終えた太田シェフ
直接客と接したことで誰のために料理を作っているのかということを大切に考えるようになっていた
(太田)そしたらねいつも作るスープよりかね気持ちが入るとねおいしいスープができたんですよ。
あのスープはね味は僕今でも忘れないんですけどね。
幸い宿泊客からのクレームもなく避難してきた人々は無事翌朝を迎えることができた
(一同)ありがとうございました。
ありがとうございました…。
(女性)ありがとうございました。
(久保)ホテルマンでは…。
新聞の投書欄には…
ホテルアソシアのことが
避難者からの投書だった
さらにこんな手紙も
他にも何通もの感謝の手紙がホテルに寄せられた
これをきっかけにホテルアソシア名古屋ターミナルの評判は全国に知れ渡り結果予約客が増加
翌年にはついに赤字脱却に成功した
大きな改革をしたわけでもなく従業員が笑顔でいられる職場となった
それだけでホテルは飛躍的に成長したのだ
だが…
(2人)本当に申し訳ありませんでした。
ようやくホテルが立ち直り始めた矢先ホテル経営を脅かす最大の危機が訪れます。
しかしこの危機こそがホテルと従業員にさらなる奇跡をもたらすきっかけとなったのです。
(板野)まだある?
(日村)俺ハッピーエンドで終わるのかと。
(剛力)ただ従業員を立て直すことで見事ホテルを立て直した柴田さん。
(一同)すごいね。
素晴らしい。
(設楽)あんな癖の強いホテルの大人の人たちに…。
ただでもやっぱ誠心誠意そうやってやって見ててあげるっていうことって大事なんだね。
(板野)確かに。
見ててもらわないと自分がいいことしようって思ってもなかなか誰にも知られないとできないことなのかなと…。
(日村)ご本人も見てなきゃいけないのも結構大変なんですよって言ってたけどたぶん大変だよね。
(剛力)一人一人…。
(日村)見てないとさ…。
(設楽)すげえいいことしたのに。
(日村)頑張ったんすけどね。
(剛力)ちなみにまだ従業員の奮闘エピソードが他にも実はありまして。
(剛力)お客さまが大事な。
重要な書類が入ったスーツケースのダイヤル。
暗証番号を忘れてしまい。
(設楽)開かなくなっちゃった。
(剛力)そうなんです。
開かなくなってしまい。
(設楽)あるねスーツケース。
(剛力)もう壊すしかない。
(設楽)壊すしかないよそりゃ。
(剛力)そう思っていたそうですが従業員の方が番号を一つ一つ試して。
(一同)はっ?えっ!?何とおり?
(剛力)壊すことなく。
(一同)ものすごい。
何万とおり?
(剛力)何万とおりですよ。
見事に開いたそうです。
(一同)えっ!?そんなこと…。
(日村)毎回さちゃんと成功するのがすごいね。
ピアスも見つかるしこいつも開くし。
(剛力)その気合。
気持ちがホントに。
(設楽)この人たちホントはすげえいい人たちでさ不器用だったり自分を表現することがなかなかできなかったって。
引っ込み思案でって。
ただやれってなったら。
言ったらそんなのさ給料のどうこうとかの範囲内じゃないじゃん。
絶対。
(日村)関係ないわ。
(設楽)だからそういう気持ちに。
(設楽)みんなが変わってったというのもあるんだろうけど。
もともと持ってたんだろうね。
(剛力)そうですよねきっと。
(一同)すごいね。
すごいな。
すごいですよね。
(2人)申し訳ありませんでした。
ホテルのレストランで食事した15名の団体客のうち8名が食中毒の症状を訴え1週間の営業停止処分を申し渡されてしまうという事態が発生
保健所が調査した結果直接的な原因は分からなかったがホテルの食事が引き起こした可能性が限りなく高いとされ営業停止処分となったのだ
この事態を重く見た柴田はホテルの…
作業は翌未明にまで及んだ
うん。
愛知県には飲食店などが食中毒を出した場合マスコミに発表しなければならないルールがある
しかしそれは被害に遭った人数が10名を超えた場合に限られる
食中毒が起きた当日症状を訴えたのは8名だけだった
(柴田)そう。
メーンレストランが食中毒を起こしたと発表すれば…
ましてやホテルアソシア名古屋ターミナルは再建途中
ダメージは致命的だ
そのとき…
(一同)俺も賛成。
私も賛成です。
私も。
僕も。
ホテルの失態は広く世間に知れ渡った
そして保健所の指導による…
営業を再開したとしてももはや客が来てくれる保証はない
そうなればホテルは確実に破綻する
そして営業停止が明けた運命の日
・
営業停止が明けた運命の日
・はい。
・
(酒井)あのう。
(久保)えっ?
(久保)あのう。
・
(従業員)はい。
ホテルアソシア名古屋ターミナルです。
はい。
・・
(一同)はい。
ホテルアソシア…。
・
中には苦情の電話もあった
だがそのほとんどがディナーや宿泊の予約だったのだ
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。
そう。
従業員たちを慕う常連客が予約の電話をかけてきてくれたのだ
ホテルの。
彼らの役に立とうという思いで
僕たちは…。
(太田)ホントに…。
心配していただいたことがお客さまからホントに実感して感じ取ったときでした。
やっぱし…。
その後ホテルアソシア名古屋ターミナルは客室年間平均稼働率94.1%という驚異の数字をたたき出すまでに成長
7年連続で黒字化増収を続け奇跡のV字回復を遂げた
だが…
ホテルアソシア名古屋ターミナルは36年の歴史に幕を閉じることになった
理由は経営不振ではなく…
建て替えの案も出たがこのときはまだ何も明確に決められていなかった
柴田は従業員たちが路頭に迷わないようにまたも彼らの再就職先を支援
社員から契約社員アルバイトに至るまで就職先を世話した
そして最後の朝礼で柴田は従業員たちにある思いを伝えた
そのたった一言で…。
ターミナルの仲間がいる。
(柴田)そしてまた…。
最後に柴田の発案で行われたのが従業員たちの卒業式
柴田は一人一人に卒業証書を手渡した
そこに全てを諦めきっていたかつての彼らの姿はなかった
それぞれが新たな道へと旅立っていく
希望を胸に
日本一幸せな従業員がつくりあげた日本一心温まるホテルは閉館した今もなお多くの人々の心にあり続けている
(剛力)日本一心温まるホテルをつくりあげた日本一幸せな従業員。
(板野)でもホントに柴田さんの言葉にはすごく人を動かす力があるんだなって感じたし食中毒のときに表に発表しようと言ったのも何かそこんときに従業員が一つになってたからこそもしそれで駄目になったとしてもまたみんなで一からやり直せればいいってどっかでみんなが思ってからこそ言えたことなんじゃないかなって思って。
(内藤)たぶん以前の職場の環境だったら最後の日でも涙する人もいないんじゃないかなと思って。
(内藤)それだけ皆さんが。
気持ちが変わっていたのかなって。
(設楽)卒業証書ってのがいいね。
(内藤)いいですね。
(設楽)あそこでみんな学んで成長したんだろうね。
そうじゃなかったら最後確かにあんなみんな。
大人の人が涙しながらあの話をあんな一生懸命聞かない。
(日村)情熱があるもんね。
最後の話ね。
何かね。
(剛力)誰しもがそう思ってるというか。
つらくなったときに自分って一人だって。
誰しもが一度は経験する気持ちかなって思いますけど。
柴田さんはホントに見てくれてたからこそあの言葉に説得力も。
(設楽)なかなかないよね。
閉館から5年。
今後ホテルはどうなるのか?そして従業員たちは今?最後にこちらをご覧ください。
新たな職に就いているかつての従業員たち
時間が合えば時折皆で柴田さんの元を訪れる
総支配人として従業員を支え続けた柴田さん
現在ある一つの夢を抱いている
2017年。
名古屋駅前に新たなホテルがオープンする予定となっているのだ
常識では考えられない出来事アンビリバボー。
あなたの身に起こるのはあしたかもしれません。
2015/11/19(木) 19:57〜20:54
関西テレビ1
奇跡体験!アンビリバボー[字]
【倒産寸前ホテルの奇跡!!】
隣に巨大ホテルが開業▽従業員も3分の1に…▽次々襲う危機の連続!!▽崖っぷちで仰天(秘)作戦!!▽神対応で大復活!!
詳細情報
番組内容
今夜は、「倒産寸前のホテルを、日本一心温まるホテルに再建した男とその従業員の奮闘の奇跡」をお送りする。
バブル崩壊後の不況で経営が悪化し、倒産寸前のタイミングで柴田はこのホテルに赴任した。柴田が任された役職は「雇用対策室長」、つまりリストラ担当。現在150人の従業員を3分の1にまで減らすという汚れ仕事を命じられていた。
しかし、そこで柴田は意外な行動にでる。従業員をクビにしないどころか、
番組内容2
優秀な人材はこのホテルにとどまるよりも、他企業へ転職した方が未来があると考え、なんと従業員の転職を支援したのだ!そしてその転職成功者数は110人にのぼった。その結果、ホテルに残ったのは転職する勇気もなくホテルに残った、いわば仕事への意欲を失いつつある人ばかり…。再建しなければならない矢先に、なぜ優秀な人を別のホテルへ転職させたのだろうか?
一方、赤字続きのこのホテル幹部は責任をとって総辞職。
番組内容3
そして、人員削減に成功した柴田に白羽の矢が立ち、総支配人の座を任されることに。どん底にある従業員の士気の中、信頼関係も崩れたままのこのホテルをどのように立て直そうとしているのか?柴田には明確な改革方針があるのか?
このあと、ホテルがどのように名古屋ナンバー1の稼働率、さらには真心ホテルNo.1と称されるようになったのか、実際の従業員のインタビュー映像を交えながら、その奇跡の一部始終をお届けする!
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし
【スタジオメンバー】
剛力彩芽
設楽統(バナナマン)
日村勇紀(バナナマン)
【スタジオゲスト】
板野友美
内藤理沙
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(イースト・エンタテインメント)
【演出】
藤村和憲(イースト・エンタテインメント)
【編成企画】
矢野哲慈
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
バラエティ – その他
バラエティ – クイズ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
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