カンブリア宮殿【耕作放棄地を体験農園に!農業の楽しさを広める異色ベンチャー】 2015.11.19


(インターホン)はいどうぞこんにちは。
いらっしゃい。
よろしくお願いします。
会社員の小倉さんは奥さんと2人暮らし
はいお待たせしました。
ちょうど夕食どきこの日のメニューは…。
里芋とブロッコリーのせいろ蒸しにアツアツのネギ油をかけた中華風のグリーンサラダ。
他にも野菜をたっぷり使ったヘルシーなメニューばかりだ。
う〜んおいしそう。
お味はいかがですか?
実はおいしさには秘密があるという
そうこの野菜全部お二人が育てたもの。
野菜作りにすっかりハマっているという
小倉さんの畑は隣の府中市にあるここレンタル農園だ。
運営しているのはマイファームという民間企業。
取材におじゃましたこの日は収穫の真っ最中。
皆さん楽しそう。
おっブロッコリー
やった〜!
ピーマン大きく育ったね
区画は1つ15平米と畳8畳ほど
自治体が運営するいわゆる市民農園より少し高いが申し込みが殺到しているという
おはようございます。
その理由がこちら。
利用者がやってきたが手ぶら
おはようございます。
こちらはコーヒー片手に散歩気分で。
すると農園の片隅のボックスに。
そこには農具がずらり
利用者は自由に使うことができるのだ。
また自治体の市民農園は利用期間が限られていることが多いがマイファームは希望すれば同じ畑を何年でも利用できる
更に…
安全でおいしい野菜を作るため農薬を使わず有機農法で育てるのがマイファームのルールだ。
とはいえ素人が無農薬で育てるのは難しい。
こちらはせっかく育てた白菜が虫食いだらけに
そこで頼りになるのが緑のTシャツを着たこの女性
マイファームの農園には必ずアドバイザーがいて困り事にこたえてくれる。
早速虫食い対策を伝授
木酢液は炭を焼くときに出る煙を冷やしてとる液体。
虫よけの効果があるがトウガラシを漬けると効果がアップ。
これを500倍程度に薄めて作物にたっぷりかけていく。
虫は葉の裏側に多くつくのでジョウロではなくスプレーでかけるのがポイント
こちらのご夫婦素人には難しいある作物に挑戦。
この日いよいよ初めての収穫だという
果たして何が出てくるのか
落花生ができてますね。
できてるすごい大きいじゃん。
お〜すばらしい。
初落花生です。
うわっかわいい!
長井のアドバイスのおかげで上々の出来
ちょうどお昼どき。
利用者たちが収穫した野菜を持って集まってきた。
これからみんなで鍋パーティーだ
(一同)いただきます!
手塩にかけた野菜をみんなでいただく。
さぞかしおいしいでしょうね
はい里芋あげます。
ありがとう。
おいしいわ。
火のとおりが早いですねやっぱり。
こちらは
ここもマイファームのレンタル農園だ
野菜作りを通して子供たちはしぜんと野菜好きに。
マイファームは
そんなマイファームの農園を歩く1人の男性
こうこうこうってなってるでしょ。
ダイコンなわけですけどね。
なぜレンタル農園を始めたのか?
オフィスビルの一室に西率いるマイファームの本社がある
社長の西が33歳他のスタッフもみんな若くて元気
売り上げは右肩上がり。
今注目のベンチャー企業だ。
特徴はそのビジネスモデル。
実はマイファームの農園は農家が耕すのをやめて荒れ放題になっていた耕作放棄地を再生したもの。
全国に120か所あるマイファームの農園は
耕作放棄地とはいったいどういうものか実際に訪ねてみた
50年間兼業農家として米を作っていたが3年前ご主人を亡くし農業ができなくなった
コシヒカリを作っていた田んぼが耕作放棄地に
農家の高齢化と後継者不足が原因で
全国でその面積を合わせると
レンタル農園にして
それがマイファームのそもそもの目的だ
マイファームには耕作放棄地を抱えた全国の農家から相談が寄せられている。
多いときには
10月下旬千葉県・松戸市に西がやってきた
こんにちは。
耕作放棄地を抱える会社員の石渡さんから相談が舞い込んだのだ
住宅地の間にぽっかりとできた空き地。
実はここもともとは
石渡さんの祖父が育てていたが高齢のため2年前に引退。
以来耕作放棄地となってしまっていた
農地の再生にむけてまず行うのは
土を水に溶かし検査用紙を浸す。
色の変わり方で土の状態がわかるという
結果を見ると
本来緑色に変わるはずの用紙が白いまま。
根の成長に必要なカリウムがほとんどないのだ
このデータをもとに土壌を改良していく。
耕したあと土の中の微生物を動かす有機肥料をまく。
こうすることで土の中のカリウムを増やしていくのだ
農園の片隅ではスタッフがあるものを設置していた
あぁもう十分です十分。
地下水をくみ上げる手押しのポンプ。
でも何で水道じゃないの?
貸し出し用の農具にも気配りが。
このシャベル通常のものより450グラムも軽い。
女性や子供でも扱いやすいようにしているのだ
11月新たな体験農園が姿を現した
依頼主の石渡さんが看板をつけて完成。
マイファームでは月2か所のペースでレンタル農園をオープンしている。
こちらの農園は40区画
レンタル農園で耕作放棄地を減らせ!今夜は…
ユニークベンチャーが登場だ
今趣味で農業をされている方野菜作りされてる方とても多いそうですがアドバイザーの方がいらっしゃるのはいいですよね。
ほんとにわからず行っても相談もできますし他に市民農園との大きな違いというのは何かこれだっていうのはマイファームさんは…。
そうですねやっぱりいちばん大きな特徴は有機栽培でやっていきましょうっていうところがすごく大きくて…。
僕の知識の範囲でいうと完全無農薬で大規模農業やるっていうのは非常に難しいですよね。
耕作放棄地っていうのはなんかほんとに…。
客観的に見たり部外者から見るとムダなものの象徴みたいに思えてしまうんですけどその他にいろんなもっと不都合があるんでしょうね。
そうですね。
あとなんかたぶん元気でなくなっちゃいますもんね。
広がっていくと。
そうですね。
シャッターがずっと下りちゃった商店街みたいな感じ。
で耕作放棄地を減らすっていう一般の人を対象にそこを貸農園にするっていうのは非常に合理的っていうかかつユニークですけどそもそもそれの組み合わせっていうのはどこで考えられたんでしたっけ?マイファームができることによって周りの周辺の環境っていうか状況もとてもいいふうに変わるっていうふうにお聞きしたんですけども。
知らない土地の人も入ってくるし。
よくいわれるんですけれども…。
なんかうらやましいなとは思いました。
人としてとても幸福な時間を過ごしてる。
豊かな心を持ってる人たちっていう感じが自分がやってないだけに。
憧れてるんだ?憧れるんですよね。
両手に持っているのは大根。
これが西の原点だ。
父親はサラリーマン農業とは無縁の家庭だったが母親が熱心に家庭菜園をやっていて西も幼い頃から野菜作りが大好きだった。
やがて高校に上がった西その頃ある異変に気づく
これは実際に
それまで畑だったところが次々と荒地になっていったのだ
耕作放棄地をきっかけに更に農業に関心を持った西
大学での研究は
たくさん収穫できる作物を作るのが目的だ
しかし西は研究に疑問を抱くようになる。
その心に常にあったのは。
あの荒地の光景。
農業をする人が減っている現実をなんとかしたい
大学を卒業した翌年西はマイファームを創業する。
町家の屋根裏部屋を間借りした吹けば飛ぶようなベンチャー。
しかし西は希望に燃えていた
ところが西を待っていたのは厳しい現実だった

(川のせせらぎ鳥のさえずり)
(女性)≪自然のおいしさを
(魚を焼く音)何倍にも引き出す≫≪研ぎ澄まされた技術と主人の想いがお皿の上に生きていました≫≪「ひとのときを、想う。
JT」≫
大学を卒業して1年後の2007年。
西は耕作放棄地をレンタル農園に再生するマイファームを設立。
西は希望に燃えていた
まず始めたのが耕作放棄地を貸してもらう交渉。
使っていないんだから簡単に貸してもらえるだろう。
そう思ったのだが現実は違った
そんなある日埼玉の農家から土地を提供してもいいという連絡が入る。
乏しい資金をやりくりして西は京都から夜行バスに乗り込んだ。
通うこと8回。
話は進んでいるように思えたが最後の最後になって農家の女性はこう言った
帰りの駅のホームで西は悔し涙にくれた
1年後ようやく協力者が現れ…
当時の1号農園を取材した映像
スタッフの背中には…
これは西がつくった言葉
そんな農業の楽しさを人々に広めることによって耕作放棄地を減らす。
マイファームの農園は全国に広がっていった
そんな西が今進めているのは新たに農家になりたいという人を育てる
西は学長で講師の1人でもある。
農家になる人を増やして耕作放棄地を減らす。
それが狙いだ
栽培の技術だけでなく商品化や販売など…
もちろん畑での実習も
開講から4年で400人以上の卒業生を送り出した
奈良県西部に位置する御所市。
ここに卒業生の1人がいる
以前は父親が経営する家具店で働いていたが今年学校を卒業し農家となった。
ここはもともと近所の農家に貸していたが高齢で引退し耕作放棄地に。
土地を荒れたままにしたくないと思った西村さん農業をすることにしたのだ
みんなに喜んでもらえる野菜を作りたいという西村さんが作っているのは。
ん?見たことないけどこれは?
強烈な粘りを持つ
細長い形からその名がついた20種類以上を数えるが大量生産に不向きで広く流通しなかったことから皆さんに食べていただいてまた復活してブランド化していかないといけないというふうに思ってます。
新米農家の西村さんにとって最大の問題は
西村さんの伝統野菜を常時売っているのは地元の直売所1か所だけ。
農家として自立するには販路の拡大は欠かせない。
そこで西村さんマイファームの担当者に相談することに
東京名古屋京都に3店舗を展開し…
そこにひかれて常連さんも
よく来ます…。
ここでは学校の卒業生が作った作物を優先的に取り扱っている。
農家を育てるだけでなく販路をつくって農業を続けられるようフォローしているのだ
はいマイファームが運営する学校の卒業生が作った野菜の一部を持ってきていただきました。
卒業生たちが作る野菜は普通の八百屋ではなかなか見られない珍しいものが多い。
オレンジ色のこれは
そしてVTRで西村さんが作っていた
突然村上龍が
これ絶対うまいと思う食べる?香りがねすごいです。
本当に辛くないんですか?うん辛くないよ。
いただきます。
本当だ。
体にいいんじゃないかな?体にいいと思いますね。
おいしい!アントシアニンいっぱい入ってますから体にもすごくいい栄養素入ってると思います。
これ本当だ生でおいしいですね。
うまい。
うまいですか?おいしいです。
西村さん喜ぶと思います。
西村さんごちそうさまです。
皆さんわりと珍しいお野菜作られてるんですね。
そうですね。
理由があるんですか?販路確保…販路というか青果店までやってるっていうのは売る場所をつくるっていうのはすごいですね必要ですもんね。
そうですねよくサポートの方法としてそういう感覚をもってますね。
なるほど。
とってもいいですよね。
なるたけ不安材料を排除してあげてともに頑張っていくっていうのはすばらしいですね。
西さんのかわいらしいダイコンを持った写真はどんなときだったんですか?家庭菜園ですか?そうですね。
私福井県の三国町というとこで生まれてるんですけども親が会社勤めしてましたんで社宅に住んでましてそこの裏庭なんですねあれは。
お母さまと一緒にやられてたんですか?そうですねはい。
お母さんが野菜作りとかの楽しさを西さんに伝えたんではないかなって推測するんですよ。
あとインタビューかなにかでおっしゃってたんですけど耕作放棄地っていうのはどうしてあるんだ?っていうふうに聞いたときにお母さんがですね楽しくなかったんじゃないの?っておっしゃったっていうのはあれは本当ですか?そうですね本当ですね。
僕もすごいなと思ったんですよ。
普通そうですよねあれは儲からないからとか後継者がいないからだとか…。
要するにあそこで野菜作ったり農業やるのがおもしろくなかったからだよってことでしょ?そうですね。
子供たちが集めた産みたての卵

(比嘉)ねぇこのデータ古くない?
(後輩)あっ本当だ・・・大丈夫!今から巻き返せる!よしっ!急ぐよ!ハイッ!あっすみません!大丈夫!いかがですか?
(得意先)決まりだな
ビジネスで攻める人の世界最軽量「新レッツノート」
神戸サイコー!神戸牛サイコー!
(メール着信音)えっ明日から?
マイファーム西のふるさと
ここに2年前農園レストランノラがオープンした。
レストランをつくったのがマイファーム
地元で採れた野菜やとれたて卵を使った料理を提供している。
一番人気はこれ。
野菜と卵をふんだんに使った
これ目当てに県外からやってくる客も多いという。
更に観光客用に
実はこのノラ西が高校時代に見たあの耕作放棄地を再生したものだ
今マイファームは地方の耕作放棄地に新たな魅力をもたせ観光地にしようと動き始めている
11月初め。
ノラに大勢の親子連れがやってきた
(一同)おはようございます。
ノラでは定期的に観光客向けの農業体験ツアーを開いている
すごいほら。
みんながやってきたのは養鶏場
自然に近いかたちで…
子供たちはニワトリを実際に見るのは初めて
おやその顔…。
はは〜んちょっと怖いんだね
わぁすごい!
靴を消毒していよいよ中へ。
先頭は隣町から来た
エサをやるのもおっかなびっくりだったが…
わぁ食べた!なんかしてるわ!うんいい感じ!
すっかり大興奮
妹の真叶ちゃんはまだあったか〜い卵を収穫
35。
いっぱい?そ〜っと…。
ゆっくりゆっくり。
そうそうゆっくり運ばないと卵割れちゃうもんね。
ノラに戻ったらお楽しみが待っていた
さっきとったばかりの卵で
農業体験とのセットで参加費は2,050円から。
こうした試みで農業のファンを増やそうとしている
青冴君早速ひと口。
どう?お〜Vサイン!
おいしい。
貸農園というかああいうものだけではなく今VTRであったような宿泊できるような設備レストランをつくろうと思われたのはどうしてなんですか?なるほど。
結局それは西さんいつもおっしゃってるような農業やることを通じて人間と人間の関係とかその人の間に農業が癒やしてくれるものとかが生まれていくってことですよね?そうですね。
僕自身も味わったんですけども文句言っても命令しても野菜とかは言うこときいてくれないっていうか…。
あたりまえですけど野菜の…寄り添うっていうか…。
勝手にできないですもんね。
そうですね。
謙虚になりますよね。
謙虚になりますね。
だからそういったことを生産物だけではなく学べるっていうか感じられることができる人をもっともっと増やしていくとみんながひょっとしたらハッピーになるんじゃないかってことですよね?そうですね。
マイファームの畑でなにやら楽しそうだぞ
千葉県にあるマイファームのレンタル農園
集まっていたのはIT企業の男性社員たち。
そわそわ落ち着かない。
すると…。
見つめる先にやってきたのは若い女性のご一行様
楽しいことが始まりそうな予感!
はいヨコヤマナオヤと申します。
今日の意気込み超頑張りま〜す!以上です。
ゴトウミキです。
今日はみきてぃでいくのでよろしくお願いします。
(拍手)
なんと…
ふだん仕事づけの男性社員に出会いの場を提供しようとIT企業がマイファームと組んで開いた
すご〜い。
すごいですね。
やるやん!
早速男女がペアになって芋掘り大会
お〜すごい!すごい。
会話も弾むし飾らない素の顔も見ることができる
趣味は何ですとかみたいな…。
これも西のいう楽しい野菜作りのかたち。
なんか農業っていいなぁ
収録を終えて村上龍はこんなことを考えた
2015/11/19(木) 22:30〜23:24
テレビ大阪1
カンブリア宮殿【耕作放棄地を体験農園に!農業の楽しさを広める異色ベンチャー】[字]

レンタル農園に、農業体験ができるアグリツーリズムなどで耕作放棄地を活用し、農業の再生を目指す「マイファーム」が登場。若き社長の農業愛から生まれた秘策とは…

詳細情報
番組内容
今レンタル農園で野菜を作る人が増えている。そんなレンタル農園の民間最大手がマイファーム。農園数は全国で100カ所以上。実は、全ての農園が、以前は耕作放棄地だった。農家の高齢化で社会問題になっている耕作放棄地を蘇らせ、農業の再生につなげることが狙いだ。「野菜作りが大好き」という社長の西辻が創業したマイファームの事業は、農業学校や青果店運営にまで広がっている。若き農業ベンチャーの情熱に迫る。
出演者
【ゲスト】株式会社マイファーム 代表取締役社長 西辻一真(にしつじかずま)
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
関連情報
【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
【公式Facebook】
http://www.facebook.com/cambrian.palace
【公式Twitter】
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