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モンキー・パンチ氏が「Digital Comic」と呼ぶショートムービーは、Adobe LiveMotionを利用して、動きやサウンドなどさまざまな効果を組み合わせた、Web上で見せる新たなマンガ表現だ。単にPCやデジタルツール上で読むことのできる、従来からある静止した漫画ではなく、ページをめくるたびにキャラクターが生き生きと動き出すのだ。これまでにさまざまな漫画サイトを見てきたそうだが、ネット上での漫画の多くはナンセンス系で、4コマ漫画的なものが多いようだ。氏は、これまでの作品も含めて、それとは違ったもう少しリアルな劇画を展開してみたいと語った。 「それには、ルパンという素材が一番ふさわしいと思っています。将来的には動きなども、できればTVアニメーションよりカッコ良くしてみたい。そういったことを実現させていくためにも、GoLiveやLiveMotionを使ってみようと思ったんです。ただこれはあくまで、大規模なアニメ制作とか、プロダクションレベルのシステムではなく、個人でやれる範囲内の話です。というのも、これからはブロードバンド時代。Web上でのアニメーションの動きも、動画主流になり、これまでTVなどで観ていたものと変わらなくなってくるはずだから」。 実際にAdobe LiveMotionでデジタルコミック制作を手がけた、ピー・アール・オー社の下山氏が話を受け、「LiveMotionは、誰でも自由に、軽く使えますね。しかもアニメーションの動きに合わせてサウンドをつけることも容易。PhotoshopやIllustratorなどで作成したデータを、そのまま持ってこれて連携が完璧にとれる点もメリット」とつけ加えると、モンキー・パンチ氏も「Photoshopでいい感じで描いたものを、描いたままのテイストを損なわずにLiveMotionに持っていき、驚くほど簡単に動かせるところは、実に大きな魅力」と語った。現在、モンキー・パンチ氏のWebサイト上では、LiveMotionを使って制作したデジタルコミック「一宿一飯」という作品を公開中だ。
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