遠くへ行きたい 大和田獏「バクッと宮崎南国情緒丸かじり」宮崎市〜日南市 2015.11.22


(大和田獏)モアイにもう会いました…なんちゃって。
大和田獏です
今回はイースター島…ではなく南国宮崎にやって来ました
江戸時代から続く四半的に挑戦
当たり〜!
宮崎が生んだ新食感の巻き寿司を堪能
焼酎王国宮崎は芋の収穫真っ最中
この芋が極上の焼酎を生み出すんです
あ〜すっきりして飲みやすいですね。
初孫の健康を願って洞窟の神様へ
この洞穴の中に本殿が祭られてるんだよ。
宮崎の新名物は超巨大
ちょうど手を広げて…ぐらいの大きさだね。
高級食材キャビアとのご対面
宝石のような輝きですね
う〜ん贅沢!
南国情緒たっぷりの宮崎
バクっといただきます
今回私は宮崎にやってまいりました。
私事で申し訳ありませんが先日私初孫ができましてついにおじいさんになりました。
実はこの宮崎私の妻岡江の母親の生まれた場所でもあります。
祖母から子へそして孫へそしてひ孫へ命のつながりを感じるこの宮崎を今回ゆっくりと旅してみたいと思います。
宮崎の象徴フェニックスの木が僕を迎えてくれました
南国気分いっぱい旅への期待が高まります
私お寿司が好きなんですけども家族で。
宮崎行くならこれを食べておいでと妻に言われまして。
あっここですね「レタス巻」。
このお店がレタス巻を考案したといわれる一平寿司
(村岡さん)お待たせしました。
どうもありがとうございます。
これがレタス巻ですか。
はいそうです。
中はレタスと…。
マヨネーズ。
…とエビが入ってる。
そうです。
いつ頃生まれたものなんですか?どういう経緯でこれが生まれたものなんですか?そうですね平尾昌晃…。
作曲家の?はいそうです平尾昌晃さんとの交流がうちの主人がありましてその時にいろいろなお話の中とか食べる中でこういうレタス巻が生まれたんです。
じゃあこちらのご主人と平尾さんが2人で考えたものなんですか。
そうなんです。
野菜の苦手な平尾さんの健康を考えお寿司でもおいしく野菜が食べられるようにと2人で考案したのがレタス巻だったんです
じゃあもともとは平尾昌晃さんの健康を考えて作られた?そうですそうです。
うん…レタスがシャキシャキで。
マヨネーズとしょうゆって合うんですね。
このレタス巻をきっかけにお寿司とマヨネーズを組み合わせる新たなレシピが次々と誕生して行きました
まさに宮崎が生んだ革命児
では続いては電車に乗り南へ
日南を目指します
(アナウンス)お降りのお客様はお早めに前の車両にお移りください。
ここ日南には僕が宮崎に来たらぜひ見たかったものがあるんです
並んでる並んでる。
2・4・6・7体。
モアイ像ですよほら〜。
へぇ〜海をバックに。
へぇ〜まぁ目の前来るとやっぱ結構大っきいね。
5mぐらいあるのかな?
世界遺産で有名なイースター島のモアイ像
その寸分違わないモアイ像が世界でもここ日南海岸だけにあるんです
まぁイースター島に行ったことないけどもイースター島のモアイ像ってやっぱ気になるし世界の七不思議の1つともいわれてるしね。
でも…。
…のかもかなりの謎ですね。
あれはいわゆるイースター島から持って来たわけじゃないですよね。
(金丸さん)許可はいただきました正式なものを…。
高さが平均5.5m重さが18tから20tあります。
正確に造られてるわけですね。
はい。
当然材質は違いますよね?材質も一緒です。
えっ…?
1960年のチリ地震によって倒壊したままだったモアイ像
これらを約20年前日本の企業がチームを結成し修復
その功績が認められ世界で唯一イースター島の長老会が復元の許可を出しました
…にしてもねそのモアイ像がなぜこの宮崎にあるのか?この地に立ってるのかっていうのが不思議なんですよ。
あ〜イースター島に。
じゃあここでどうぞってことで。
上からこれを見たんですけどこの海にすごく合ってますね。
ありがとうございます。
イースターねぇモアイ。
未来に生きるって…。
未来に生きる。
モアイ像のことモアイがですね。
イースター島に行かなくても宮崎でモアイにあえて触れられるなんて何だか得した気分です
うわ〜意外と大きいんだ。
お〜いっぱいいる。
この後宮崎の新名物登場
青くきれいな日南海岸には子育ての守り神がいらっしゃるんです
これがね…この初孫を抱く孝行親フフフ…。
じじバカ丸出しですね。
その嬉しそうな顔をしてる僕を撮ってるのが女房なんですけど。
その姿をまた後ろから撮ってるのが娘でハハハ…。
孫の健康祝いをしたいと思います。
日本神話に出て来る豊玉姫が出産したとされる神聖な地
海沿いの洞窟にある鵜戸神宮
触るとお乳の出が良くなるといわれる御乳岩もあり安産祈願や子育て祈願などの信仰を集めているんです
うわ〜いいねぇこれまた。
すごいな〜。
すごく神秘的な感じもする。
これが本殿だはぁ〜なるほど。
この洞穴の中に本殿が祭られてるんだよ。
では9月に生まれたばかりの初孫の健康を祈願します
あ〜…はい〜。
もちろんお土産も欠かせません
じゃあこれを買って…この大きいのを僕が持ってこっちは孫が持てばいいということですね?やっぱり女の子だからピンクですよね。
(神主)もうお好みで…。
ああそうですか。
じゃあこれにします。
もう夫婦円満はいいですはいフフフ…。
では最後に鵜戸神宮名物に挑戦
「運」と刻印された粘土玉を男性は左手で投げ見事しめ縄の中に入れば願い事が叶うそうです
左投げたことないからな〜。
じゃあ…まぁそうだなやっぱり孫だな。
あっもっと強くだ。
おっ入った!
(神主)おめでとうございます。
見事ストレートね直接入りました。
これはツイてるぞ
水のきれいな宮崎で今注目されている新たな特産品があるんです
あっここだねへぇ〜!こんな山あいにあるんだね。
あっいるいる黒いのがいるよ黒い影が。
ねぇほら。
うわ〜意外と大きいんだお〜いっぱいいる。
こちらがシロチョウザメという魚
実はこのチョウザメから世界三大珍味の1つキャビアが採れるんです
プールに入って何かやってる。
こんにちは〜。
あっすいません。
(濱中さん)あっこんにちは。
これチョウザメですよね?はいそうです。
今何なさってるんですか?今水槽の掃除を…。
あっ掃除。
はい。
いつ頃からこれ養殖始められたんですか?7年前ですね。
7年前?はい20年平成20年に。
宮崎県では1983年国内初の国産キャビアの生産に着手
試行錯誤を重ねシロチョウザメの完全養殖に成功
苦節30年ついに宮崎キャビアとしての販売にこぎ着けました
山の中にある濱中さんの養殖場ではおよそ5000匹のチョウザメを養殖
試験所でふ化したまだ小さい1年もののチョウザメを10年かけて育て体長150cm重さ20kgほどまで成長したメスからキャビアを採るんです
10年たたないと卵採れない中で10年間の難しさって何なんですか?育てる…一番気を付けるというか。
水。
あ〜水の管理?はい。
じゃあ入ります!
せっかくなので胴長に着替えてお手伝い
この箱の中にチョウザメを捕獲するんだそうです
あっデカい!あぁ…。
あっ下にいる!俺の股の間をくぐって行った。
(濱中さん)人が入ると…。
ほらほら…来た!ほらおいおいおい。
(濱中さん)歓迎するんですよ。
あっ今ね背中触ったけどツルツルだった。
おっ入ったか?おっ入った入った。
うわ〜!アハハハ…。
うわ〜重てぇ!
(濱中さん)よいしょ〜。
お〜でっかい!デカい。
(濱中さん)まぁ〜分かりませんね。
結局まぁ売るのは結構高いですね。
あっ!…になりますけど。
ハハっ40万円。
でもね10年かかってるんですもんね。
そうです。
ここまで来るのに。
このチョウザメから採れたキャビアを見せてもらいます
これが採れたての宮崎キャビア
10年間の成果ここにありですよね
このキャビアを岩塩で薄く味付けし熟成させるんですがそのノウハウは企業秘密だそうです
こちらが20gで12000円
一体どんな味なんでしょうね
全然違いますね。
粒がフッと溶けてくのもそうなんですけど香りがファ〜って広がりますよね。
笑顔になりますね。
そしてキャビアを採ったチョウザメのお肉は余すことなく料理にも使われるんだそうです
こちらがフグのような見た目の…
白身なんですねきれいな。
(濱中さん)はいそうです。
いただきま〜す。
んっ…。
何かヒラメのような感触がありますし。
でもおいしい。
噛み応えがすごくあるんだね。
あの取りたてのヒラメのキュンキュンとした感じの…。
何で知らなかったんだろうってまず売ってないですもんね。
そうです。
フフフ…。
締めがこれですか?
(女性)1時間半ぐらい頭を…。
(女性)そのスープでご飯を…。
チョウザメのダシで煮込んだ雑炊の上にキャビアをふんだんにのせた贅沢の極み
う〜ん…贅沢!このスープ自体がすごいいい味が出てる。
さらにそこにキャビアの塩気が加わって。
おいしい。
このメード・イン宮崎のキャビアが世界に名をとどろかせる日は意外と近いかもしれません
続いて九州の小京都といわれる日南は飫肥へ
歴史ある5万1千石の城下町
重厚な武家屋敷が残っていて最近は外国人観光客も増えているそうです
この年になるとこういった伝統ある落ち着いた町並みに心引かれます
おび天もありますよほらねぇいい匂いしてるな〜。
大好きなんだよね練り物のこの揚げたやつね。
Wheredidcomefrom?Germany.Germany?Yeah.そうですかNicetomeetyou.ハハハ…ドイツだそうです。
外国の方…あっ弓ですね弓。
座って弓やってる。
外国人が夢中で矢を射る
これって一体?
宮崎県は飫肥の町で発見
外国人が夢中になっていました
これは何ていうものなんですか?
(高橋さん)四半的といってね。
四半的。
田んぼで娯楽として焼酎を飲みながらやってたんですね。
農民の人達が?はい。
それは今は…。
大会があるんですね。
へぇ〜全国大会が。
なぜ四半的と呼ばれるかというと使用する弓と矢の長さが四尺半
そして的の大きさが四寸半
さらに的までの距離が四間半ということで四半的と呼ばれているんだそうです
早速四半的を体験してみます
この右手は顎の下に付けてくださいこうやって。
でここで離してください。
なるほど顎で離す。
それで右手を離してみてください。
そうです左手が動くんです。
この力が入っているから。
バッてやる時に。
だから右行っちゃうんだ。
はい。
では一度72歳の高橋さんにお手本を見せていただきます
よ〜お見事!
(拍手)違いますね〜。
(拍手)素晴らしいど真ん中ですよあれ。
もうこれやられて随分長いんですか?本格的にやったのは5年。
5年!?はい。
すごい。
そうですそうです姿勢がいいですよ。
そのままゆっくり離してください。
こんなもんですかね?それでゆっくりとストン緩めるだけですよ右手。
あっ惜しい〜。
惜しい〜。
惜しいですね。
これいいかもしれない。
すっごく何かね精神が集中して来て気持ちがすっごくいいですね。
夜になりました
ここ飫肥では四半的の練習会が町内会ごとに行われているそうです
なんと焼酎を飲みながらだそうです
お誘いを受けた練習会をのぞいてみます
こんばんは〜。
あっどうも。
こんばんはどうも。
お邪魔しま〜す。
すいませんもうやってらっしゃるんですね。
すいません今日はお邪魔します。
ようこそ…。
大和田獏です。
ありがとうございます。
まず一杯飲んでから参加してください。
はい。
これがルールなんですよ。
四半的の。
いただきます。
ようこそわが道場に…。
お邪魔いたします。
どうもどうも。
どうもどうも。
公民館道場ですけどもこうやってコミュニケーションを毎週はかっております。
楽しそうですねこれはね。
これがなきゃもうダメです。
でも結構入っちゃったらここ的が揺れるんじゃないですか?これはもう10年ぐらいかかるんですよ。
飲んでからピタっと止まるのは。
止まるんですか?止まります。
本当に。
みんな。
不思議ですね。
さぁ行こう。
はい。
ではお酒も入ったところでいざ本番
よっ!よっしゃ!ハハハ…!来た〜!
(拍手)よっしゃ!よし!はぁ〜嬉しい。
飫肥の伝統文化四半的でつながるコミュニケーションの輪
生涯楽しめるスポーツです
ところで宮崎県は焼酎の生産量日本一を誇る焼酎王国
大の焼酎好きな僕がぜひ行ってみたい所がここ
創業130年の老舗焼酎蔵です
ここでは芋麦米の焼酎を造り「百年の孤独」などで全国に知られています
最近では「百年の孤独」をバカラ特製のボトルに入れた30万円の品を販売したことで話題に
「酒造りは原料があってこそ」と酒造りに取り組み自社で農園も持っているんです
そうか麦焼酎も米焼酎もあるから。
(黒木さん)宮崎は温暖な地域なのでさまざまな原料で焼酎が造られているんで。
全部じゃあ…。
はい。
原料となるサツマイモの収穫真っただ中でした
この芋は…。
ジョイホワイト?はい。
見た目からちょっと真っ白で。
白いですねホントにね。
あ〜そうですかこれやっぱり…。
そうですね。
…になる焼酎。
やっぱりしっかりとデンプンの詰まった。
あとは新しい品種を試すと今までの焼酎にはない香りが生まれたりするのでそういった挑戦も行っています。
ではこの芋を使った醸造過程を見せていただきます
ご苦労さまです。
(黒木さん)洗って土を落としながら…。
(黒木さん)これから大切な…。
蒸し上がったサツマイモはさらに裁断されてベルトコンベヤーに
こんな粉なんですけどやっぱ蒸し上げても真っ白でちょっとパサつく感じなんです。
パサっとした感じですね。
そうなんですでもこれをこの後…。
アルコール発酵を行うには蒸したサツマイモと米麹を合わせておよそ9日間
その仕込み始めから3日たった樽を見せていただきます
これは多分初めて嗅がれる方驚かれると思いますけどホントに華やかで。
すごい。
…がよくジョイホワイト出るので。
すごくいい香りですね。
ホントいい香り。
これ自然の香りですもんね。
そうです。
マスカットとかバラとかそういうのに例えられる。
甘〜い香りですよね。
この後その出来たてをいただきます
9日間発酵させたものをここで蒸留すると焼酎の誕生となります
この蒸留したてはガス臭って言い方するんですけど熱でちょっと硫黄のような香ばしい香りがついてます。
ホントだ。
鼻にフンと来ますね。
蒸留したての香りです。
これが少し時間を経て。
少し飛んで。
華やかでコクのある焼酎に仕上がる。
つい先日初孫が生まれまして。
おめでとうございます。
何か記念にせっかくここへ来たんで…。
…みたいなのあるじゃないですか。
焼酎はしっかり20年後も熟成が効きますのでましてや…。
ぜひ特別に詰めて大事に取って寝かしていただいて二十歳になった時に一緒に飲んでいただけると嬉しいなと思います。
長生きします。
ハハハ…!
熟成させるとさらにおいしくなるという…
すごいフルーティーですね。
ありがとうございます。
あ〜ちょっと口に含んでみます。
あ〜すっきりして飲みやすいですね。
飲むと鼻の中にフワ〜っとこのフルーティーな香りが広がっておいしいわ。
じゃあこれ20年後かなり熟成された「山ねこ」を成人した孫といただきます。
南国宮崎ならではの魅力にたっぷり触れた今回の旅
家族へのいい土産ができました
2015/11/22(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 大和田獏「バクッと宮崎南国情緒丸かじり」宮崎市〜日南市[解][字]

俳優の大和田獏が、宮崎県を旅する。世界で唯一公認されているという復元モアイ像を見に行く。宮崎の新名物「宮崎キャビア」を生み出すチョウザメの養殖場を訪ねる。

詳細情報
出演者
【旅人】
大和田獏
番組内容
俳優の大和田獏が、宮崎県を旅する。
宮崎市で49年前に「レタス巻き」を考案した寿司店を訪ねる。世界で唯一公認されているという復元モアイ像を見に行く。
日南海岸にある鵜戸(うど)神宮を参拝。宮崎の新名物「宮崎キャビア」を生み出すチョウザメの養殖場を訪ねる。
弓で的を射る「四半的(しはんまと)」というスポーツに挑戦。
「百年の孤独」で知られる焼酎の蔵元を訪ね、サツマイモの収穫や焼酎の仕込みを見学する。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
宮崎県

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:7257(0x1C59)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: