バークレイズ ATP ワールドツアー ファイナル▽ジョコビッチ×ナダル 2015.11.21


♪〜生字幕放送でお伝えします生字幕放送でお伝えします
長いシーズンを締めくくるATPワールドツアーファイナル。
世界のトップ8が集結しましたが4人に絞り込まれました。
きょう、準決勝を迎えます。
まもなく第1試合が始まります。
世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチと世界ランキング5位ラファエル・ナダルの対戦です。
前人未到の4連覇を狙うジョコビッチと、初優勝を目指すナダルの対戦です。
準決勝第1試合がジョコビッチとナダルそして現地のイブニングセッション夜8時開始予定でフェデラーとバブリンカのスイス勢同士の顔合わせとなりました。
この4人のベスト4は2年前の2013年と同じです。
会場はロンドンの東部テムズ川に近いO2アリーナ。
現地正午の開門前から行列ができていました。
注目の準決勝。
手前にナダル、そして奥にジョコビッチ2人の姿が見えてきました。
センターコート、まもなく両雄が入場してきます。
今シーズン終盤に入るにつれて復活の兆しを見せてきたラファエル・ナダル。
久々にシーズン途中ランキングを10位まで落としましたが5位まで戻してきてこのファイナルを迎えて見事、予選を突破しました。
去年のファイナルは盲腸の手術があって欠場しました。
王座に君臨するノバク・ジョコビッチ。
現在、ことしに入って14大会連続で決勝進出を果たしています。
その勢いのままこのファイナルも前人未到の4連覇へ向けてまずはきょう、準決勝です。
何度も対戦を重ねてきた両雄。
対戦成績はナダルの23勝22敗。
ナダルが1つリードをしています。
ジョコビッチにとっては現在のランキング上位の選手の中で唯一負け越しているのがこのナダル。
ただ、今シーズンはATP1000のモンテカルロフレンチオープンの準々決勝そして、ATP500のチャイナオープンいずれもジョコビッチが勝っています。
解説は、きょうも日本テニス協会常務理事デビスカップ日本代表そして、元監督坂井利郎さんです。
中1日空いたジョコビッチと連戦となるナダルとの対戦です。
ジョコビッチのほうはグループA錦織が所属していたグループの中で2位通過。
初戦の錦織戦は圧巻の強さを見せましたがフェデラーには負けました。
ただ、ベルディッヒには勝って準決勝です。
グループB所属のナダル3連勝。
トップ通過でこの準決勝に進んできました。
ただ坂井さんナダルはきのうの試合でフェレール長い試合でした。
きのうに続くきょうの第1試合ということで疲れてるかなと思ったんですけどウォームアップの練習はすばらし集中度で長い間やってましたよね、入念に。
コイントスに勝ったジョコビッチがサーブを選択しました。
このあと5分間の練習に移ります。
ナダルは連戦。
きのうは2時間37分のフェレールとのゲームを戦ってそして、きょうです。
一方のジョコビッチは1日空いてこの準決勝を迎えています。
世界ランキング現在1位のジョコビッチと現在5位のナダルの対戦です。
第1試合がジョコビッチとナダル。
そして、第2試合でスイス勢同士フェデラー、バブリンカの対戦が組まれました。
この4人の顔ぶれは2年前、2013年のファイナルと同じ。
去年は錦織がベスト4に入っていましたがその錦織に代わってことしはナダルが残ったという2015の顔ぶれということにもなっています。
まず、場内にナダルが紹介されます。
復活の兆しを見せてきました。
現在、世界ランキング5位です。
シングルスのタイトルは67を数えます。
現役の中ではフェデラーに次ぐ数字となっています。
今シーズンは61勝19敗。
タイトル3つはATPの500と250、ナダルにとっては今シーズン11年ぶりにグランドスラムのタイトルがありませんでした。
シーズンエンドのランキング5位以内を保ってはいますが2014年はけが、そして病気もあって苦しみました。
2015年のシーズンのスタートはマイナスからのスタートということで一時、10位まで落ちましたがランキングを戻してきました。
その2015年はマスターズ1000で21勝9敗という成績が残っています。
そして、このトーナメントこのファイナルは、これまでまだ決勝進出の経験がありません。
ご覧のように、3連勝で予選を突破しました。
坂井さん、グループリーグの1次リーグの戦いぶりの印象などはいかがでしたか?
ナダルとマレーのコートとジョコビッチとフェデラーいずれにしてもすごい8人の中から選ばれた4人。
先ほど紹介ありましたけどこの準決勝に去年、錦織が出たっていうのは本当にすばらしいことですね。
ことしもベルディッヒに勝って残念ながらジョコビッチとフェデラーに負けてベスト4に入れませんでしたけど2年連続で見事でしたね。
去年は錦織、ベスト4でこのジョコビッチに敗れてしまいました。
それでもそのジョコビッチから1セットを取りました。
そのジョコビッチをご紹介しています。
現在、王座に君臨していますノバク・ジョコビッチ。
世界ランキング1位。
通算の1位の数字が173週ということになっています。
歴代5位の記録となっています。
マスターズ1000これまでのタイトルは26。
ジョコビッチ26。
今シーズンは39勝2敗です。
このファイナルは3連覇。
そして、5回目の優勝を狙っています。
錦織に初戦、圧勝しました。
ただ、フェデラーに敗れそして、ベルディッヒに勝って2位で、この決勝トーナメントに進出してきました。
ジョコビッチのショットの印象坂井さんいかがですか?
なんといってもベースラインから両サイド、本当によく走ってすばらしい返球でプレースメントが深くて角度あって、とにかくエラーが出てこないですよね。
これまでの対戦はナダルが23勝22敗と1つリードをしていますがこのところ、ジョコビッチが3連勝中です。
チェアアンパイアです。
スウェーデンのモハメド・ラヒアニさんです。
ジョコビッチの試合で2試合、さばいていました。
坂井さん、ナダルとしてはなんとかジョコビッチのミスを引き出したいということになってくるでしょうか。
やはり、ナダルの高速トップスピンの回転のかかった弾むボールをジョコビッチにどんどん打ち込んでジョコビッチのストロークのペースを外したいっていうところでしょうね。
それには、やはり両者とも…。
サービスがやはりポイントになりますんで特にアドサイドでセカンドサービスになったときにブレークポイントであるとかそういう状況の中でセカンドサービスになるといろいろ、プレッシャーかかるしまた、リターンのほうは攻撃的にチャンスが広がりますしそういった状況でどんなプレーになるのか。
ナダルのほうを指導するのは一貫しておじのトニー・ナダルです。
サーブが鍵という話をいただきましたがちょうどサーブ練習を行っているところです。
試合前の練習ではこのナダルはサーブの練習は一番最後の10分間ほど、それほど時間はとりませんでした。
前日、開幕前はサーブを重点的に練習していました。
エレナ・ジョコビッチ。
去年、結婚しそして、1児の父になりました。
2014年からベッカーに師事しています。
サーブのよかったベッカー。
そのベッカーについてからのジョコビッチのサーブですね。
どんな印象でしょうか?
非常にジョコビッチはリーチが広いし腕が非常にしなやかですごくスイング自体が大きくて、やわらかくてっていうことで両サイドを走らされても本当にすごいところに返してくる。
サービスにおいても非常にやわらかくて回転をかけてワイドとセンターと非常にスピードこそ200キロをそんなに超えることはないんですけどすばらしいプレースメントを持ってますね。
相手のリターンを攻めさせませんよね。
ナダルのガールフレンドのフランシスカ・ペレロさんも試合を見つめます。
試合前の5分間の練習が終わりました。
サーブが一つ鍵という話をいただきましたがジョコビッチのほうは敗れたフェデラー戦は少しサーブの調子を落としました。
センターコート、セミファイナル。
勝てば決勝進出準決勝の第1試合です。
ナダルのほうは1次リーグは3連勝だったんですが2戦目のマレー戦でファーストの確率を50%まで落としました。
ただ、初戦のバブリンカ戦そして、フェレール戦は60%、65%と保ちました。
きょうは元サッカー選手のベッカムさんのご一家がスターボックスに招かれて観戦です。
3セットマッチファイナル、準決勝の第1試合。
世界ランキング1位ジョコビッチのサーブから試合が始まります。
サービスエースから始まりました。
力みのないフォーム。
スムーズにラケットが出てきます。
セカンドサーブのポイント獲得率も高いのが、このジョコビッチ。
ナダルがストロークの中で奥、そして左右を使ってきました。
ナダルの一つの狙いになるでしょうか。
ワイドにクロスもっていきますとジョコビッチのバックに外に追い出されますね。
浅いセカンドサーブだったんですが大きくアウトになりました。
やはり今のも高く弾みましたよね。
非常に遅いサービスなんですけどね。
フォアハンド、ウィナー。
見事でした。
この一発がナダルには相手にとって非常に恐怖ですよね。
相当、振られたんですけどこの一発があります。
ショットの比較でいくと坂井さんスピン、パワー系で勝るナダル。
そして、プレースメント、正確さジョコビッチという感じでしょうか。
そうですけど、今の30オールのところではきっちりサービスから強打していきましたジョコビッチ。
守りと攻めをよく考えなくてはいけません。
6回中4回ファーストが入りませんでした。
ストレート。
最初のサービスゲームジョコビッチがキープに成功しました。
コイントスに勝ってサーブを取ったジョコビッチが最初のゲーム、キープしました。
バックハンドのダウン・ザ・ラインの確率ナダル戦ではいいという数字ですジョコビッチ。
ナダルのバックハンドになるわけですね。
ジョコビッチのバックのダウン・ザ・ラインが。
ですから、きょうジョコビッチはナダルのバック側を、いかに効果的についていくかというところも見どころの一つになってくるんでしょうか。
そのとおりですね先ほど30−15からナダルにフォアのダウン・ザ・ラインのすばらしいショット決められましたよね。
やはりフォアのほうが決定力がありますよねナダルは。
第1セットの第2ゲームです。
ナダル、最初のサービスゲーム。
リターンエース。
リターンゲームいきなりジョコビッチが攻めてきました。
ボディー気味にいったんですけど予測してたかのようにすばらしいリターンエース。
2ポイント連取。
これがジョコビッチのバックのダウン・ザ・ラインですね。
そのとおりです。
非常にゆったりして…ですけどもプレースメントも見事ですね。
ゆったりとしたスイングの中に腕の長さというかラケットがムチのようにしなやかですよね。
フォアハンドウィナーでした。
今度はフォアのダウン・ザ・ライン。
ここはバックともに見事。
いきなりジョコビッチに大きなチャンス。
ウィナーのスピードが90マイル145キロでした。
角度をつけました。
クロスのウィナーでした。
ジョコビッチがラブゲームでブレークに成功。
まず、流れをつかんだのはジョコビッチ。
見事でしたね。
本当にすばらしいですね。
非常に深いですよねジョコビッチのストロークが。
腕が長くて前のほうに振り抜けてるんですね。
その分、深くコントロールできますし非常にゆったりしている中にすばらしいプレースメントしてます。
ブレークをした直後のサービスゲーム。
これでキープをすると一気に流れを引き寄せることができます第1セット、第3ゲーム。
逆クロス。
互いのストロークの持ち味が出ています。
深いですね最後のウイニングショットも。
ナダルも今度は攻めていますね。
このフォアハンドには気をつけなければならない。
ジョコビッチのことばです。
あの鋭い角度によくコントロールできますね。
本当にジョコビッチのほうがボールが全般に深いですね。
時折、やはりすばらしい角度をつけますしストロークの安定感は本当にすばらしいです。
クロスに決めてきました。
4年連続の準決勝進出。
4連覇を狙うジョコビッチ。
流れをつかんでいる序盤。
7つ目のウィナーになりました。
まだ第1セットの第3ゲームです。
サービスエースゲームポイントきょう2つ目のサービスエースがきました。
僅かに左でした。
チャレンジ。
ナダルのショットアウトのコールでしたがナダルがチャレンジ。
かかっています。
チャレンジ成功。
これはいいチャレンジになりました。
ゲームかと思われましたが。
ノータッチのボールポイント、ナダル。
ただ、まだジョコビッチのゲームポイント。
ナダルのいいチャレンジ成功がありましたけれどもジョコビッチがキープに成功しました。
立ち上がりの3ゲーム、いずれもジョコビッチが取っています。
1ブレークアップです。
解説は坂井利郎さんです。
坂井さん、まずジョコビッチが流れをつかみましたね。
そのとおりですね。
ナダルのサービスラブゲームでブレークしましたよね。
そこには、やはりリターンエースでありストロークが非常に安定していますね。
ナダルの1発の打つ体勢を作らせませんでしたよね。
輝くグラスを渡されているのはスターボックスといって地元イギリスの主にスポーツ選手がきょうは招かれています。
ベッカム一家をはじめ体操選手のルイ・スミス、それからスケルトンの選手なども招かれています。
準決勝を迎えました2015ツアーファイナル。
勝てば決勝進出が決まります。
ジョコビッチが決勝進出を果たせば4年連続5回目の決勝。
そして、4年連続5回目の優勝を目指します。
一方のナダルは2年ぶりの決勝進出を目指しています。
進出なれば3回目。
ただ、これまで2回の決勝はいずれも敗れて準優勝2回、まだナダルはこのツアーファイナルのタイトルを手にしていません。
坂井さん、ナダルは生涯グランドスラムを達成して、この年末のタイトルは取ってないんですね。
そうですね。
それでも、この予選リーグを全勝で勝ち上がって、そしてこの試合なんですけどジョコビッチはジョコビッチで予選リーグは、1敗負けましたけどもこの試合は予選リーグとは全然、違いますね。
第1セットの第4ゲームです。
まだゲームを取っていないナダルのサーブです。
見事です。
四隅を使ってきました。
あのリターンのコントロールプレースメントはすばらしいですね。
錦織戦でも本当に錦織がすばらしいショットを打っても逆にまた同じように深いところに絶妙に返してきました。
ナダルがボディーを狙ったサーブでした。
ナダルのお父さんです。
ナダル陣営。
そして、コンチータ・マルチネス。
スペインの往年の女子の選手。
フェドカップの監督。
そしてデビスカップの監督も代行しています。
アウトですか。
返せませんでした。
それにしてもジョコビッチがナダルのサービスに対するリターンが非常に積極的でストロークも主導権を握ってますね。
やはりファーストから攻めていかないといけないですねナダルは。
先ほどのコートの外に逃げていくスライスサーブこれは効果的に使っていきたいところなんですよね。
そこが一番ナダルのアドバンテージといいますか生かしたいところなんですけどやはり、センターも含めてこそ有効になるんですよね。
ファーストの確率としてはここまで63%、8分の5。
今、ナダルのショットはスピードよりもコントロールそして、深さを重視したように見えたんですが。
ジョコビッチのストロークに対してベースライン、下がらないでできるだけ、ベースラインに立ち位置をとってそれで、ストロークで対抗しましたね。
やっぱり下がっては、またジョコビッチのほうが有利になります。
サービスポイント。
キープに成功しましたナダル、第1セットの第4ゲーム1つ、みずからのサービスゲーム取りました。
今のナイスキープでしたね15−30だったんですけどそのあと、3ポイント連取してこのキープは、また一つ流れを止めるために生きてくる大事なゲームでした。
第5ゲーム。
先ほどナダル陣営のマルチネスの姿を捉えたんですが試合前の練習ではそのマルチネスもボール拾いなどをしてナダルの練習を手伝っていました。
非常に力のこもった練習をしていたのがナダル。
サービスポイントで30−0です。
きのう2時間37分のゲームをしたとは思えないぐらい熱がこもってましたよね。
やはり、この試合にかけるそういう意気込みというか気迫を感じましたね。
それでも、ジョコビッチいいペースでプレーしてます。
ジョコビッチのほうは非常に軽い感じで、この試合前練習を行っていました。
ちょうどセンターコートで先にナダル遅れてジョコビッチの練習で、入れ代わるときに2人でシェークハンド握手をして入れ代わっていました。
見事なプレースメント。
ナダルは苦しいですよね。
なかなか自分のストロークのパターンに持っていけないですね。
ジョコビッチが非常にボールを散らしてナダルを走らせてます。
なんとか、リターンゲームでナダル、活路を見出さなければ追いつくことはできないんですがここは重要ですね。
やはり、ジョコビッチ今、エラーしましたけれども非常にスイングを前のほうに振り抜いてますよね。
ナダルは下から上にこすりあげてますね。
ボールの質がちょっと違っています。
差が出てますね。
ファーストサービス入れてくるんですよね。
僅かにフォールトでした。
セカンドになります。
ですからジョコビッチを下げさせるようなそういうストロークをしたいですかね。
そうですね。
前後を使いましたジョコビッチ。
ジョコビッチがキープに成功。
第1セット、第5ゲームジョコビッチ取りました。
1ブレークアップ、4−1。
リードしています。
得意のドロップショットも出ましたね、坂井さん。
あれはジョコビッチの本当に以前からですねドロップショットをいいタイミングで相手が本当に予測しないところでうまくコントロールしてきますね。
ですから、ストロークで左右に角度をつけそして、このショットで前後を使えるわけですもんね。
本当にストローク力があるからこそあれが生きてくるんですね。
日ごろから使ってるから非常にコントロールいいですよね。
このプレーに錦織も1次リーグ、最初の試合では完敗という試合になりました。
ただ、ジョコビッチも2戦目、フェデラーとの試合ではサーブの調子を少し乱しそして、フェデラーに思うように試合をやられてしまいましたね。
フェデラーがまた、非常にダイナミックなすばらしいプレーをしましたね。
ですからジョコビッチとしては予選にあたる1次リーグで敗れましたがまだ生き残れるのがこのファイナル。
1つ負けたんですがそれでも優勝を目指します。
1次リーグで敗れたあとに優勝した例というのを見ていくと2009年のダビデンコ。
そして、同じ相手に決勝でリベンジを果たして優勝というのは2005年のナルバンディアンという例もありました。
それが、このファイナルの楽しみというか見どころにもなってくるかもしれないですね。
第1セットの第6ゲーム。
キープをしなければならない。
1ブレークダウンナダルのサーブです。
立ち上がりのナダルのサービスゲームはラブゲームでブレークを許してしまいました。
ファーストの確率としては11分の8、73%。
まず最初のポイントを取りました。
連続ポイント。
ナダルがサービスゲーム最初のポイントを取ったのはこの第6ゲームが初めて。
そこから連続でポイントを取りました。
越えませんでした。
ジョコビッチのリターンそれからストロークが非常に深いですね。
ナダルがどうしてもスピードと深さがあるんでスピンが少し、かけ損なってどんどん浅くなってしまってますね。
ですから、やはりファーストサービスから主導権を取っていきたいところです。
グラウンドスマッシュを決めました。
ファーストが入ると、やはり楽に展開することができます。
ここも、40−15ですから思い切った攻撃的なプレーに気楽にいける状況です。
越えませんでした。
ナダルがキープに成功。
第1セットは4−2ジョコビッチ、リードです。
なんとかジョコビッチのサービスゲームを破っていかなければならないナダル。
ナダルはやはりジョコビッチのサービスのコースをどう読むかですね。
サービスエース。
コントロール抜群ですね。
第1ポイントもそうでしたよね。
第1ゲームの。
ナダルがチャレンジしましたね。
入っています。
安定しているというところも…。
非常に安定していますねボールをついて自分のルーチンを完全にやってすばらしいですね、この集中力とコントロール。
オープンコートを作りました。
なかなかナダルが活路を見出すことができません。
本当に深いんですよね。
9回から10回、つきます。
サービスエース。
ラブゲームでキープしました。
第2ゲームでジョコビッチがブレーク。
ジョコビッチのリードが続きます。
ここまでのトータルの獲得ポイントを見てもジョコビッチ、23ナダルが14。
ジョコビッチがここまでは圧倒しています。
前人未到のこのファイナル4連覇を目指しているジョコビッチです。
一方のナダルはこのファイナルのタイトルがまだありません。
この両者の対戦ファイナルでも過去4回あってこれまでの対戦は2勝ずつ。
このファイナルでの直近の対戦は2013年の決勝。
ジョコビッチが6−3、6−4ストレートでナダルを破っています。
坂井さん、力関係からすると世界1位を保っていたナダルそこにジョコビッチが代わって1位に君臨するようになったそういう構図ここ5年ぐらいですね。
やはりフェデラー、そしてナダルそして、ジョコビッチという感じですよね。
この3人のグランドスラムのタイトル総数は41になるんですけど10年以上の間にこの3人が独占してきてるっていう証しでもありますね。
ニューボールに換わります。
ナダルがこのところ調子を落としていましたが復活の兆しを見せている中で迎えていることしのファイナル準決勝です。
当たりました。
13.2mのスクリーンに当たってしまいましたポイント、ナダルです。
ジョコビッチはちょっと低すぎるんじゃないかって感じでしたね。
今の、電光掲示板がなければ入っていましたからね。
最初のポイントこの室内コートならでは幸運なポイントもありましたがポイント連取のナダル。
サーブにおけるポイント獲得率ここまで17分の10。
もう少し上げていきたいところでしょうか。
ラブゲームでキープしました。
ナダルは次のリターンゲームです。
お互いにやはりサービスキープに向かってボールをついてルーチンをしっかりやって集中度を高めてお互いに、この辺の駆け引きが出てきていますね。
ナダルは割とポイント間の25秒をぎりぎりまで使うんですね。
ナダルはリターンゲームでラケットを替えました。
ジョコビッチのサービング・フォー・ザ・セット。
コースを読ませません。
ここまでセンター、センターが多いんですけど途中からワイド入れてくると思いますね。
セカンドサーブのところでなんとかしたい。
ただ、セカンドのポイント獲得率も高いのがジョコビッチ。
珍しくダブルフォールト。
やはり、少し意識してナダルのリターンを警戒して、コースを変えてダブルフォールトになりました。
きょう初めて。
前の試合もダブルフォールトはありませんでした、ジョコビッチ。
越えませんでした。
今のはナダル、非常に悔しかったでしょうね。
やはり、一瞬、逆をつかれた形でスイングがとれなかったですね。
返りませんでした。
第1セット、セットポイントを迎えました。
2本連続。
越えませんでした。
第9ゲームジョコビッチがキープをして第1セット生字幕放送でお伝えしています
ジョコビッチとナダルのツアーファイナル準決勝の第1試合。
第2セットの第1ゲームが始まっています。
ナダルのサービスゲーム。
ジョコビッチの1セットアップです。
最初のポイント、リターンのジョコビッチが取りました。
0−15。
解説・坂井利郎さんでお送りしております。
坂井さんジョコビッチのディフェンス力このリターンのよさはどんなところに表れていますか。
本当にジョコビッチはこの試合は第1セットもですけど立ち上がりの2ゲーム以外は本当にお互いに無難にキープしてきてるんですけどセットの立ち上がりで本当に見事な攻めをしてますね。
入ってる。
ナダルがチャレンジしました。
ナダルがチャレンジ。
そのチャレンジは失敗。
ここはラヒアニが見ている…。
今、先にジョコビッチがラインパーソン…。
ナダルが逆にチャレンジしたんですね。
失敗です。
リプレーですね。
少しいらだちの大きな声が聞こえてきました。
このゲーム本当に大事ですからね。
一気にジョコビッチはブレークして第1セットの勢いのままいきたいところです。
サービスエース。
ここはナダル、集中しました。
きょう初めてのサービスエース。
いきなりジョコビッチブレークのチャンス。
レシーブゲームでジョコビッチの展開が早いですよね。
非常に積極的です。
ナダルはしのがなければなりません。
一つ、いいサーブ入りました。
デュースです。
体に入ってくるサーブ。
アウト。
すばらしいフォアハンドが一つ、ありました。
ナダルのゲームポイント。
ここをナダルどう考えましょうか。
ワイドでもいいですしセンターでもいいですしねどちらでもいいと思います。
先ほどはボディーでした。
サービスポイント。
ブレークポイントを握られましたがナダルがキープしました。
第2セットの第1ゲームです。
追いかける展開になったナダル。
第1セットはジョコビッチが取っています。
ジョコビッチのバックハンドのプレースメント。
最初の3つの試合。
ドロップショットもあり。
50%、50%とやはり深いっていうことですよね。
50%深いボールを出せるというやはりコントロールですね。
きょうは、まだバックのドロップショットは使っていないという数字になりました。
第2セットの第2ゲームです。
ここは思い切った攻めをナダルはしたいところですけれども。
角度がありますね。
やはり、簡単に攻めさせないですね。
ジョコビッチ。
すばらしいです。
サービスポイント。
ファーストの確率ジョコビッチ、69%。
ナダルも67%とファーストサーブはしっかりと入れています。
ファーストが入ったときのポイント獲得率が86%。
本当に見事ですね。
第1セットはジョコビッチ自分のサービスから始まってリード、リードだったんですけどこのセットは0−1ですからね。
ラブゲームでキープしました。
非常に丁寧にサービスからストロークでもナダルに攻めさせませんよね。
それと、やはり第1セットから本当に2ポイント連続ナダルに与えてないんですね。
2ポイントをナダルが連続して取れるとナダル、調子に乗っていく可能性もあるんですけどその辺も注意深くプレーを切ってますよね。
ジョコビッチがサーブ好調なだけにナダルも、このサービスゲーム少し、重圧がのしかかります。
サービスエース。
ナダルのサーブ自体は悪くないように見えるんですが。
エースが出てきてますし少し、思い切ったサービスにしてますね。
やはり先行していかないとジョコビッチリターン力ありますからね。
ワイドにきれていくサーブでしたがジョコビッチもそのボールに対する備えはありました。
非常に両者ともライン際に打つんで主審のラヒアニさんも大変ですよね。
バックハンド、見事。
この角度。
非常に高い打点からフラット気味にナダルのボールが非常に高く弾みますんでそれをしっかり待ってるかのように見事ですね。
太ももの筋肉もすごいです。
ジョコビッチ陣営。
ここまでは安心して見ていられるでしょう。
この第2セット両者のキープが続きます。
ゲームカウント、2−1。
チェンジエンド。
ともにサーブの確率まずまずという展開。
全体の流れではですねジョコビッチが第1セットも6−3で取って有利なように見えるんですけれどもナダルの第2ゲームの1回のサービスブレークだけなんですよね。
そこをナダルも冷静に考えながらこの第2セットはブレークを狙っていかないといけないですよね。
決してショットの面で圧倒されてるわけではない…。
というふうにとらえたほうがいいですね。
ただね、冷静にといいますかジョコビッチのストローク見ていると、本当に深いんです。
それから、ブレークポイントも一度も与えていませんし本当に安定したサービスキープにはなってますね。
そのサービスゲームをナダルはリターンで破っていかなければなりません。
それにはやはり、第1ポイントをなんとかして取るとジョコビッチにもプレッシャーかかっていくんですね。
スターボックス。
地元イギリスのスポーツ選手が招かれています。
大会、日曜日に開幕しましたので大会に入って初めての土曜日の午後。
1万7800人収容のこのO2アリーナ。
昼のゲームですがぎっしりと埋まっています。
大会を通して、26万人去年並みの観客が予想されるという発表がありました。
このチェンジエンドはですねナダルが非常に早くチェンジエンドして待ってますよね。
第2セット、第4ゲームです。
ここまで両者のキープが続いています。
最初のポイントはジョコビッチ。
セカンドサーブのときになんとかしたい、ナダル。
越えませんでした。
攻めていこうというプレーではありました。
しかし、本当に足を広げて見事な返球ですね。
このディフェンス力がジョコビッチの持ち味。
その鉄壁の守りを崩さなければなりません、ナダル。
早くも40−0。
ジョコビッチのサービス本当に第1セットも30オール第1ゲームのときだけであとは本当にリードしてますね。
ラブゲームでキープ。
この第2セットに入ってジョコビッチのサービスゲームいずれもラブゲーム。
なかなか活路を見出せませんナダル。
このゲーム、1分19秒でした。
第2セット、第5ゲームです。
ジョコビッチがチャレンジ。
サービスエースです。
ジョコビッチのチャレンジの権利この第2セット、1つ減りました。
両者ともに、この第2セットは残っているのは2つずつ。
フレームショットになりました。
どうなんでしょう深く返さなければならないという意識が働いてるんでしょうか。
それとですね、正面のやや短めのボールというのはトップスピン、なかなかかけにくいんですね。
ちょっと、その分フレームに当たりました。
互いのショットそれぞれに特徴があります。
バックハンドはロングになりました。
今大会、バックハンドの調子が初戦なども非常にいいように見えたんですが。
やはり、ジョコビッチのプレースメントといいますかボールが深いもんですからナダルは、深く逆に返そうとしてなかなか、うまくプレースメントできてなかったんですね。
ナダルとしてはジョコビッチの返球を浅くさせなければならないということなんですね。
このポイント非常に大事です。
越えませんでした。
これもジョコビッチ鉄壁の守り。
ブレークポイント。
攻め込んでるんですけどこの返球もオンライン気味ですよね。
O2アリーナナダルの奮起を期待するような歓声。
サービスポイント。
もう一つですね。
アドバンテージサイドワイドにきれていくバック側のサーブを意識させることができる。
その中でどうか。
ここは、やはりワイドにいくべきですよね。
サイド、アウト。
この第2セットもジョコビッチが先にブレーク。
ゲームカウント、3−2。
ジョコビッチ、リード。
1ブレークアップ。
25回のラリーが続いたショットでした。
ナダルが粘りきることができませんでしたか。
やはり、少しずつナダルのボールが浅くなっていってしまうんですよね。
やっぱり、それだけ両サイドに走らされてる分足腰の踏ん張りが足りなくなってスイングがコントロールできなくなってくるんですね。
ジョコビッチを褒めるべきですね。
これで第2セットもジョコビッチが、一歩リード。
このあとジョコビッチとしてはサービスゲームをキープさえしていけばこのまま勝利を収めることができます。
4年連続の決勝。
そして、4年連続の優勝4連覇を目指しているジョコビッチ。
4連覇ということになるとこれは前人未到の記録です。
年間のランキングトップ8だけが進出できる。
まさにそのシーズン最も強い男を決める戦いです。
その中で、ナダルはまだこのタイトル、ありません。
ジョコビッチは4連覇を目指しています。
解説は坂井利郎さんです。
第2セットの第6ゲームです。
坂井さん、ナダルはここ、切り替えて臨まなければなりませんね。
やはり、第1ポイントが大きいんですけれどもねジョコビッチが本当に第1ポイントを許さないんですけどただナダルもここからやはり、頑張りどころですね。
ジョコビッチのサービスゲームです。
越えませんでした。
これは大きいですよ。
ようやくジョコビッチのサービスゲームナダルがファーストポイント取りました。
これはナダルは生かしていきたいジョコビッチの珍しいミスショットでした。
2本連続ファーストが入りませんでした。
厳しいコースでした。
見事!オン・ザ・ラインですかね。
ここから、本当にすごいところに打ってきますよね。
あれ、取れませんか?
取れないですね。
ダウン・ザ・ライン方向もありますからね。
3本連続、ファーストが入っていません。
越えませんでした。
やはり、深いからですか?越えないのは。
ナダルもベースラインから下がらないで早いタイミングで打つ練習をしてて、今のもそれを守ったんですけど懐のためができなかったですね。
やはり下がって返すだけはできるんですけどね。
次が守備的になってしまいますからね。
これもライン上か。
ポイント、ジョコビッチ。
ゲームポイント。
本当にすばらしいコントロールですね。
オンライン。
サービスポイント。
ジョコビッチが第2セット第6ゲーム、キープ。
1ブレークアップのゲームカウント、4−2。
これであとジョコビッチはみずからのサービスゲームを2つキープすると勝利です。
ナダルにとっては劣勢ですがさらに重圧のかかるサービスゲーム。
第2セットの第7ゲームです。
サービスの確率は悪くありません。
ナダルの展開でした。
ファーストサーブのポイント獲得率この第2セットジョコビッチは100%。
すごいですね。
一方のナダルは16分の850%。
セカンドになるとナダルこの第2セットは5分の4。
ポイント、ナダルリードしています。
セカンドサーブのポインツウォンナダル、第2セットは6分の5。
アウトでした。
あれだけ弾んで深くても今、僅かでしたよね。
ジョコビッチにとってはね。
まだ1ブレークですからね。
攻める姿勢を見せましたナダル。
第2セット、第7ゲーム、キープ。
次はニューボールでジョコビッチのサービスゲームです。
ジョコビッチの1ブレークアップが続きます。
ニューボール、そのタイミングでリターンのナダルがラケットを交換するようです。
坂井利郎さんの解説でお送りしています。
勝てば決勝進出が決まる2015ツアーファイナル準決勝です。
このあと、現地夜予定されているもう1試合の準決勝はスイス勢同士フェデラーとバブリンカの試合が行われます。
1ブレークアップのジョコビッチ。
いろいろ、強さはこの試合でも見えていますが、坂井さんはどんなことをお感じになりますか。
ジョコビッチのサービスゲームがですね本当に完璧ですよね。
第1セットの第7ゲームラブゲームキープからですね5回サービスがあったんですけどもナダルは1ポイントずつ計2ポイントしか取れてないんですね。
ラブゲームが3回ありますね。
ジョコビッチが本当に丁寧にサービスゲームをしっかり主導権をナダルのストロークにリターンからでも与えてないんですね。
常に先攻してラリーでも主導権を取ってますよね。
ただ、勝負っていうのはどこで何が起きるか分かりませんからそれをナダルは手繰り寄せる何かが必要ですよね。
ニューボールになって迎える第2セットの第8ゲームです。
深すぎました。
ナダル、攻めたんですけどねジョコビッチもよく守りますね。
本当にこういったところでも簡単にポイントを与えないんですよね。
エラー、絶対しないですね。
この第2セットに入ってファーストの確率を少し少し落としています。
この第8ゲーム、ジョコビッチファースト3本連続入りません。
ナダルのポジションは後ろ。
さすがのプレー。
ナダルも、これはジョコビッチをたたえます。
このパスよく反応しましたねジョコビッチはね。
このゲームはジョコビッチ非常にサービスでルーチンが10回、11回、12回って非常に多くなってますからね。
緊張してる中で一生懸命、集中高めてます。
ファーストが入ってこないというところがその緊張の原因にもなってるんでしょうか。
そのとおりですね。
今のセカンドサービスも本当にぎりぎりだったんですね。
ネットにかかりそうでした。
少し、緊張が高まってますね。
ナダルのリターンを警戒しています。
ナダルはここ重要。
確かに13回、つきました。
逆。
見事!読ませません。
ゆったり懐が深くてですねナダルの動きを完全に止めてボールコントロールしましたね。
どちらにも打てるフォームだったんですね。
ジョコビッチゲームポイント。
ナダルは攻める姿勢、大事ですか?それともつなぐ意識でいいですか?
難しいですね無理してもいけません。
越えませんでした。
ジョコビッチ、キープ。
攻めに転じようというところでしたがあのタイミング、坂井さんいかがだったんでしょうか?
スライスにお互いに切り替えてそれを低いところから逆クロス狙ったんですけどもね。
やはり今のゲームは非常に大きいゲームでしたね。
ジョコビッチも非常に意識してサービスに集中したんですけどもファーストサービス入らなかったんですよね。
でも、やはりナイスキープですね。
ブレークポイント、まだ一回も与えてませんからね、ナダルに。
失うと即敗れてしまうこのナダルのサービスゲーム。
第2セットの第9ゲーム。
最初のポイント、ナダル。
ナダルが、極めて重い緊張感重圧がのしかかる中でのサービスゲーム大事なことはなんでしょうか?
やはり、今みたいなラリーでジョコビッチが少し今までよりもストロークに力が入っエラーが出てきてますよ。
これ、キープすると本当にまたプレッシャーがジョコビッチかかります。
ジョコビッチもこれまでとは少し変わってきてるのは変わってきてるわけですよね。
そのとおりですね。
ジョコビッチも内心、このゲームで破りたいっていう気持ちが強いと思うんですけどそこを冷静に今、様子を見てるっていう感じですね。
焦ってもいけませんしね。
これはナダルにとって幸運でした。
今、スイートスポットを外れたんですけどラインぎりぎりに入ってナダルにはラッキーでしたしジョコビッチにはアンラッキーでした。
ナダルはこれ生かしたいですね。
あまり、アドバンテージサイドワイドにきれるサーブを見せていません。
取れませんでした。
見事なコントロール。
ドロップショットはさほどよくないんですけどこのあと、本当に見事なコントロールですね。
いっぱいに伸ばしても届かないところでした。
30オール。
ジョコビッチはプレッシャーをかけていくか。
ナダルも攻めました。
ゲームポイント。
ここを取らなければなりませんナダル。
先ほどはワイドにきれていくサーブを使ってきました。
お互いに、その辺は非常に駆け引きがありますよね。
ナダルはボディーにさっき、いきましたよね。
入りました。
見事。
ナダルもよく返しましたが…。
ジョコビッチが本当に冷静にプレーを続けてますね。
これもよく返球したんですけどね。
股抜きショット。
デュース。
ロングになりました。
大きな声が聞こえました。
何か、この反応を見ていてもジョコビッチがこのゲームでしとめたいという思いが強く表れているんだと思います。
入りました!センターからの逆クロス。
深いですからね。
そしてウイニングショットもオンラインですよねすばらしいです。
デュース2回目。
バックハンド、見事!きました、ジョコビッチ。
マッチポイント。
13mの高さのスクリーンにはマッチポイントと表示。
その表示を一つ、見ましたジョコビッチ。
バックハンド、決めました!ジョコビッチ、決勝進出!ナダルをストレートで破りました。
ジョコビッチ、4年連続5回目の決勝進出。
ナダルはことしもこの年末のタイトルなりませんでした。
ほぼ完璧な試合運び。
ブレークポイントを与えませんでした。
そして、マッチポイント一発でしとめました。
世界ランキングナンバーワンのジョコビッチ。
まず決勝進出、決めました。
これでフェデラーかそして、バブリンカか。
決勝を待ちます。
ナダルの2015年のシーズンがこれで終わります。
シーズン終盤に向けて復調してきました。
ただ、最後、立ちはだかったのはジョコビッチでした。
坂井利郎さんの解説でお送りしてきました。
坂井さん、さすがのジョコビッチというゲームでしょうか。
完璧なプレーでしたね。
1次リーグからまたこのセミファイナルにきて本当にレベルを上げたプレーでしたね。
とにかくサービスキープが完璧でしたよね。
ブレークポイントを1本も与えなかったですしね。
守りと、ボールコントロール非常に深いですしね。
すばらしいジョコビッチの勝利ですね。
試合1時間19分というゲームでした。
サーブの確率ジョコビッチよりもナダルのほうがむしろいいんですがポイント獲得率ですかね。
89%。
これは光ってますよね。
ナダルとしても決して、悪いプレーだったとは思わないんですが。
それ以上にジョコビッチは本当よかったですよね。
アンフォースドエラーがナダルのほうが少ないんですけどそんな感じ全くしなかったですね。
ジョコビッチがこれで4年連続の決勝進出、4連覇に向けてまずは決勝進出を果たしました。
敗れたナダルこれで、2015年のシーズンが終わったんですがシーズン終盤に向けて復調してきたよく頑張ったシーズンだと思うんですがナダルについてひと言お願いします。
このジョコビッチ戦は完敗でしたけれどもそれでも今シーズン本当によく練習もたくさんしてましたし意欲的に、この1次リーグも全勝で、突破してきましたからねマレー戦なんかも見事でしたよね。
これで決勝進出を果たしたジョコビッチは1次リーグでのリベンジを果たす相手となるフェデラーなのかあるいはバブリンカなのかという決勝ですがジョコビッチ4連覇に向けてはどうでしょう。
やはり、まだなんともいえませんけどもジョコビッチの今の試合はすばらしかったですね。
体力的にも消耗してませんしね。
決勝に向けては心技体、充実して迎えられるんじゃないでしょうか。
ただね、フェデラーもジョコビッチに今シーズン2回、勝ってますしここでも勝ってますしバブリンカはバブリンカで全仏オープンのグランドスラムの決勝でジョコビッチに勝ってますからね。
いずれにしても楽しみな決勝ということになりそうです。
坂井利郎さんの解説でお送りしました。
どうもありがとうございました。
まずジョコビッチ決勝進出を果たしました。
ここからは東京のスタジオからお伝えします。
ご覧いただいたように圧倒的なディフェンス力でノバク・ジョコビッチ世界ナンバーワンがラファエル・ナダル調子を上げてきたんですがそのナダルをものともせず6−3、6−3のストレートで見事4年連続5回目の決勝進出を決めています。
では、もう一度このゲームを振り返りましょう。
ダウン・ザ・ライン。
2ポイント連取。
角度をつけました。
クロスのウィナーでした。
見事でしたね。
本当すばらしいですね。
非常に深いですよねジョコビッチのストロークが。
前後を使いましたジョコビッチ。
越えませんでした。
第9ゲーム、ジョコビッチがキープをして、第1セットジョコビッチが取りました。
ゲームカウントは6−3です。
アウト。
すばらしいフォアハンドが一つ、ありました。
サービスポイント。
ブレークポイントを握られましたがナダルがキープしました。
第2セットの第1ゲームです。
越えませんでした。
これもジョコビッチ鉄壁の守り。
ブレークポイント。
サイド、アウト。
この第2セットもジョコビッチが先にブレーク。
バックハンド、見事!きました、ジョコビッチ。
マッチポイント。
バックハンド、決めました!ジョコビッチ、決勝進出。
ナダルをストレートで破りました。
ゲームの中で解説の坂井利郎さんがおっしゃっていたようにジョコビッチのストロークが非常に深かったのとそれから、ナダルのあのウィナー級の球を見事にディフェンス力でカバーするというまさに世界ナンバーワンの実力を見せたノバク・ジョコビッチ。
6−3、6−3でストレートで下して4年連続5回目の決勝進出を決めました。
その決勝トーナメントですが今、ご覧いただいたジョコビッチが決勝進出を決めています。
あと日本時間で4時間少しあとに行われるフェデラーとバブリンカの勝者。
スイスのナンバーワンとナンバーツーの対戦ですがこの勝者と対戦することになります。
その過去の対戦成績は17勝3敗とフェデラーが圧倒してるのではありますが今シーズン全仏オープンでバブリンカがクオーターファイナルで当たって6−4、6−3、7−6でバブリンカが勝っています。
見せてくれるでしょう。
4時間後に午前5時からBS1でライブでお伝えする予定です。
ご覧いただいたように元世界ナンバーワンを撃破しましたノバク・ジョコビッチ。
果たして、準決勝の相手はフェデラーかバブリンカかこのあとも5時からの放送をどうぞ、お楽しみになさってください。
それでは、きょうはこの辺で失礼いたします。
ごきげんよう、おやすみなさい。
2015/11/21(土) 23:00〜00:50
NHK総合1・神戸
バークレイズ ATP ワールドツアー ファイナル▽ジョコビッチ×ナダル[字]

男子シングルス・準決勝「ノバク・ジョコビッチ」(セルビア)対「ラファエル・ナダル」(スペイン)▽世界ランク1位のジョコビッチか!今大会好調のナダルか!生中継!

詳細情報
番組内容
▽決勝は総合テレビ23日午前3時から生中継 【解説】坂井利郎,【アナウンサー】佐藤洋之 〜イギリス・ロンドンから中継〜 <中断> 第1セット終了後 ニュース(約3分)[延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】坂井利郎,【アナウンサー】佐藤洋之

ジャンル :
スポーツ – その他の球技
スポーツ – オリンピック・国際大会

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サンプリングレート : 48kHz

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