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最終更新:2015年11月23日(月) 0時25分

大阪維新がダブル選制す、都構想「議論続けたい」

 大阪府知事、市長を決める大阪ダブル選挙は、いずれも大阪維新の会の候補が当選しました。5月の住民投票で否決された大阪都構想については、二重行政を解消する手段として今後も議論を続けたいとしています。

 大阪府知事選、市長選は開票が進んでいて、府知事選は大阪維新の会で現職の松井一郎さんが当選を果たしました。市長選では、大阪維新の会の新人で元衆議院議員の吉村洋文さんが自民党推薦候補に競り勝ち、当選しました。

 2人は会見で、改革を継続することや大阪都構想の議論を続けたいと述べました。

 「『都構想』の議論は続けていいよという民意を受けた。できるかぎり早期に『都構想』の議論を続けられる体制を作りたい」(松井一郎氏)
 「私自身は(橋下市長の)改革の路線を継承して大阪をさらに前進させたい」(吉村洋文氏)

 一方、今後4年間を維新に託した大阪市民は・・・

 「(Q.維新に当選確実が出たが?)うれしい。よかった。『都構想』に賛成しているので」
 「残念ですね。ちょっと大阪もすごく変わってしまうと不安」(大阪市民)

 今回の選挙結果は、橋下代表が新たに立ち上げた国政政党・おおさか維新の会の行方や野党再編にも影響を与えそうです。(23日00:00)

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