NHKスペシャル 東日本大震災「追跡 原発事故のゴミ」 2015.11.21


人里離れた林道の先。
自治体の職員が週に1度安全点検に訪れています。
東京電力福島第一原発の事故によって汚染された廃棄物です。
住民の被ばくを避けるため人の立ち入らないこのトンネルに置かれてきました。
中身は汚染された稲わら。
4年半たった今も処分の見通しは立っていません。
あの日一つの原発から東日本一帯に放射性物質が降り注ぎました。
汚染された土や草木が今ゴミとなって各地にあふれています。
原発事故のゴミはどこにどれだけありそこで何が起きているのか。
今回NHKは自治体に大規模なアンケートを実施しました。
初めて浮かび上がった全体像。
ゴミは東北から関東の周辺にまで広くとどまっている事が分かってきました。
その量は920万立方メートル。
市町村ごとに積み上げたのがこの地図です。
福島第一原発から220キロ。
首都圏にある下水処理施設です。
国の基準を上回る放射性物質を含んだ汚泥が保管されていました。
福島県内の市街地では汚染されたゴミが住宅街に留め置かれています。
その数は道路や庭先など11万か所以上に上ります。
最終処分場建設断固反対!
(一同)反対!どこで処分するのかすら決まらないゴミ。
各地で混乱が続いていました。
これまで私たちが経験した事のない質と量を持った未知なるゴミ。
その実態に迫ります。
東京電力福島第一原子力発電所から南に10キロ離れた福島県富岡町に来ています。
今も宿泊や居住ができない避難指示区域に指定されていますが2年後の帰還を目指して復興が進められています。
でこの辺りにありますこの黒い袋。
放射性物質に汚染された土や草などが入っています。
一つの袋でも相当な大きさがあるんですがこれがずっと向こうまで延々と積まれています。
相当なとてつもない量だという事が実感できます。
4年前の原発事故で東日本の広い範囲に放射性物質は広がりました。
放射性物質は雨や雪などに混ざって地上に降り注ぎ植物や土などに付着しました。
そしてそれを取り除く際に大量のゴミが発生しているのです。
広範囲にわたって降り注いだ放射性物質を取り除いて生活再建を進めるという取り組みは29年前のチェルノブイリの原発事故でもありませんでした。
つまりかつて誰も経験した事のない量と質を持った未知のゴミと私たちは向き合っているのです。
震災が残した最大の課題の一つと言えるこのやっかいなゴミの全体像が今回ようやく明らかになってきました。
まずはそれがどこにどれだけあってそこで何が起きているのか取材しました。
今年9月。
東日本一帯を襲った記録的な豪雨。
続々と被害が伝えられる中あるニュースが全国に波紋を広げました。
後ろには除染で出た土を入れる黒い袋が大雨による影響かこのように田んぼの中に無数に点在している状況です。
空き地や田畑から放射性物質に汚染されたゴミの一部が流出。
袋は破れ川などに流れ出したのです。
ゴミの流出は福島県宮城県栃木県など広い範囲で起きました。
豪雨は原発事故によるゴミがまだ至る所に留め置かれている現実を改めて私たちに突きつけました。
今回NHKは東日本の528の市町村にアンケートを実施。
95%の自治体から回答を得ました。
アンケートでは発生したゴミの種類や量放射性物質の濃度。
そして処分の状況について質問。
更に情報公開請求も行い初めて原発事故のゴミの全体像を浮かび上がらせました。
ゴミは岩手から静岡まで東日本のほぼ全域に広がっていました。
総量は920万立方メートル。
東京都で一年に出るゴミの4倍の量です。
中身は土や下水汚泥など多岐にわたります。
中でも際立って多いのが除染と呼ばれる作業から出た土や草木。
全体の実に9割を占めています。
そのほとんどが集中する福島県。
中でも最も多くの量を抱えるのが飯舘村でした。
飯舘村では今も全住民の避難が続いています。
5678!ここではいち早い帰還を目指して国による大規模な除染が行われています。
住宅や山林から放射性物質を取り除くため連日5,000人が作業に当たっていました。
飯舘村で特に力を入れているのが農地の除染です。
堆積物の除去手作業で草を集めてると。
剥ぎ取っているのは放射性物質が集中する表面から5センチの土。
こうした作業を村内全ての農地で行っていました。
農業の再開が帰還の鍵となるためです。
この剥ぎ取りが大量のゴミを抱える原因となっていました。
田んぼ1反から1立方メートルの袋が50個以上発生。
村全域で100万個にもなる計算です。
そこで持ち上がったのが大量のゴミの保管場所がないという問題でした。
国はまず当面の策として村内に仮置き場を設けます。
しかし確保できたのは3か所。
必要な面積のでした。
仮置き場はすぐにいっぱいになり国はいずれ新たな仮置き場を作るとして各集落に仮仮置き場の設置を要請する事になりました。
それでも空き地や道路脇など村の至る所にゴミが点在しています。
仮仮置き場にも運びきれず現場保管という形で留め置かれているのです。
今年9月の豪雨で流出したのはこの現場保管のゴミでした。
農家の菅野哲さんです。
保管場所として農地を提供してきました。
復興のために協力してきた菅野さん。
4年半がたった今の状況は想像していませんでした。
原発事故の前息子夫婦と暮らしてきたこの場所。
ゴミに囲まれた今の環境では子や孫と再び暮らす事はできないと考えています。
除染で積み上げられた土の山。
ふるさとを埋め尽くす圧倒的な物量です。
福島県全域で除染が進み汚染された土の行き場が今待ったなしの課題になっています。
国は事故当初からその検討を続けてきました。
4年前に打ち出されたのが中間貯蔵施設の建設です。
福島県内のゴミ最大2,200万立方メートルを集め当面の間保管する計画です。
予定地は大熊町と双葉町にまたがる福島第一原発の周囲16平方キロメートル。
東京・渋谷区とほぼ同じ面積です。
さまざまな技術を駆使し30年にわたって管理する史上例のない巨大プロジェクトです。
当初の計画では去年の夏には建設が始まっているはずでした。
しかし現在その見通しすら示されていません。
(大崎)なぜ計画は進まないのか。
今回その現場を初めて取材する事ができました。
事業を担う環境省の現地事務所。
各省庁や民間企業から500人もの職員が集められていました。
私たちが取材したのはプロジェクトの鍵となる用地確保の現場です。
調査しているのは用地を所有する地権者の所在です。
全国に避難している地権者を一人一人捜し出す作業が続けられていました。
地権者の数は2,365人に上ります。
このうち半数近くは連絡先が把握できていません。
更にそのうちの600人近くが既に死亡し相続手続きがなされていない事が明らかになったのです。
この場合枝葉のように分かれた相続権を持つ人を捜して全員から承諾を得る必要があります。
明治時代などかなり以前に死亡しているとそれが100人を超える事も少なくないといいます。
今後どれだけの人を捜し出さなければならないのか。
地権者にたどりつけたとしてもまだ多くの課題があります。
この日環境省が行う土地の価格の算定調査に同行しました。
向かったのは大熊町にある建設予定地。
今も放射線量が高く一日の作業時間は数時間に限られるといいます。
算定の対象となる土地の範囲を確認し調査が始まりました。
測っているのはスギやヒノキの太さです。
一本一本に価値があるため正確に把握しなければ土地の価格は決まりません。
膨大な手間と時間がかかる作業に人手が追いつかないといいます。
用地を確保するために最も重要になるのは地権者の同意です。
私たちは一組の地権者に思いを聞く事ができました。
大熊町の根本友子さんと充春さん夫婦です。
仮設住宅で避難生活を送っていました。
ふるさとで運送会社を営んでいた根本さん。
子や孫と暮らした掛けがえのない場所が失われる事は耐え難いといいます。
一方で復興のためには中間貯蔵施設が必要だという事情も分かるといいます。
地権者たちは重い決断を迫られていました。
日々全国の地権者を訪ね歩く環境省の職員たち。
これまでに国が同意を得られた地権者の数は2,365人中14人にとどまっています。
当面の保管場所である中間貯蔵施設の建設すら進まない現実。
最終的な処分の計画はまだ何も示されていません。
中間貯蔵施設の計画が行き詰まる中積み上がっていく除染のゴミ。
ついには抱えきれなくなる地域も出始めています。
各地で当初3年としていた仮置き場の契約が期限を迎えつつあります。
その一つ…5万個のゴミを保管する仮置き場は来年3月に契約が切れます。
土地を貸している住民たちは元の農地に戻し農業を再開したいとして契約を更新しないと決めています。
そこで南相馬市は苦渋の決断をしました。
馬場地区にあるゴミを市内のほかの地区に引き受けてもらう事にしたのです。
運び出す先は小高区。
除染のゴミはこれまで発生した地区ごとに管理してきました。
外に持ち出すのは県内でも初めての事です。
小高区は福島第一原発から20キロ圏内にあり津波の被害も受けました。
今も全住民が避難しています。
しかしこの地域も来年春の帰還を目指しています。
この日も住民たちが避難先から集まり農業を再開するためにがれき拾いを行っていました。
住民にとってほかの地区のゴミが持ち込まれるという話は寝耳に水でした。
仮置き場の更新をしないと決めた馬場地区の住民。
結果としてほかの地域に押しつけてしまう事に複雑な思いを抱いています。
汚染された土の保管を巡って地域に広がる波紋。
南相馬市長は当面住民の善意と我慢に頼らざるをえないと言います。
福島県大熊町にある中間貯蔵施設の建設予定地に来ています。
国は16平方キロメートルという広大な土地を確保し除染した土壌などの保管場所にする計画です。
しかし「中間」という名称が示すようにあくまでも一時的な保管場所でしかなく最終的にどこに運び出すのかは決まっていません。
また今回の事故で地上に降り注いだ放射性物質のうち除染などで回収されたのは全体の3%にすぎないという試算もあります。
いまだ手付かずの場所が多いのが現状です。
一方原発事故によるゴミに悩んでいるのは福島県だけではありません。
東北から関東の広い地域で除染で出るゴミとは異なる種類のゴミも発生していました。
国はこうしたゴミを指定廃棄物と呼び厳重な保管を義務づけています。
福島と比べると量も少なくその多くが比較的汚染の濃度が低いものですが今回の取材で各自治体がその処分を巡って苦悩している実態が浮かび上がってきました。
福島第一原発から260キロ離れた横浜市の学校です。
今回の取材でここにも原発事故のゴミが保管されている事が分かりました。
コンクリートで遮蔽された部屋に置かれているのは雨水をためるタンクに沈殿していた泥です。
原発事故後校舎に降った雨に含まれる放射性物質がほこりやちりと共にたまっていったものです。
濃度を測ったところ国の基準である1キログラム当たり8,000ベクレルを上回っていました。
そのため指定廃棄物として厳重な保管を続けています。
8,000ベクレルという指定廃棄物の基準。
国はゴミを処理する作業員の年間の被ばく量が1ミリシーベルトを下回るよう定めたとしています。
これは胃のX線検診の1/3程度の被ばく量だとされています。
この基準を超える指定廃棄物は福島以外では11都県に235件存在していました。
放射性物質を含む草木や汚泥焼却灰などです。
その中に意外な場所がありました。
事故直後の空間放射線量は低いのに指定廃棄物が発生していた場所があるのです。
その一つ群馬県前橋市にある下水処理場です。
4年前国の基準を超える濃度の汚泥が見つかりました。
これほどの濃度のゴミがなぜ突然発生したのか。
原因を研究してきた東京大学名誉教授の森敏さんです。
森さんが注目したのは汚水を浄化する仕組みです。
下水処理場では汚水の中の有機物を微生物に食べさせて分解水を浄化していきます。
微生物は有機物を取り込む際栄養となるカリウムと似た元素の放射性物質セシウムも取り込みます。
下水処理場には広い地域から下水や雨水が集まり浄化され川に流されます。
下水に含まれる放射性物質はごく微量ですが微生物はそれをせき止めるように体内に取り込み濃縮させていました。
やがて微生物は死に放射性物質と共に汚泥となって沈殿していたのです。
本来濃度の薄かった下水が思いも寄らぬ形で8,000ベクレルを超える指定廃棄物に変わっていました。
前橋市以外にも指定廃棄物が発生した浄水場は45か所ありました。
原発のゴミは想像を超えた変化と広がりを見せていました。
こうした指定廃棄物はまとめて処分する場所がないため現場で管理せざるをえない状況です。
前橋市も今は国の基準を超えるものは出ていませんがこれまでに出た汚泥の管理のため下水処理場の敷地に3,000万円をかけて保管庫を造りました。
周辺の住宅地への配慮から可能な限り壁を厚くしています。
指定廃棄物をどこで処分するのか。
国は原発事故の直後に方針を定めました。
処分はそれぞれの県で行う事とし特に発生量の多い県には国が処分場を造る事にしたのです。
国が考える処分場の仕組みです。
わらや汚泥などの指定廃棄物をそこで燃やします。
残った灰を厚いコンクリートで遮蔽して地下に保管。
周囲を粘土層で固め空間を設けるなど2重3重の漏えい対策も施します。
長期間管理し放射性物質の濃度が自然に下がるのを待つ計画です。
一部の県では処分場の候補地も絞り込みました。
人口密度や地形などを考慮し山あいの土地などが選ばれました。
宮城県で処分場の候補地になった加美町です。
国は国有地となっている田代岳の山頂に建設を考えています。
環境省は帰れ!
(一同)帰れ!帰れ!
(一同)帰れ!現地調査に入ろうとする環境省を住民がもう1年以上阻止しています。
(一同)帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ!加美町は住民の8割が田畑を所有しています。
農業を取り巻く環境が厳しさを増す中山からの湧き水を利用した米作りに懸けてきました。
その一人小関俊夫さんです。
処分場が出来万が一放射性物質が漏れるような事があれば今の生活は成り立たなくなると懸念しています。
このまま冬を迎えると山は雪に覆われ調査は年を越す事になります。
(一同)帰れ帰れ帰れ!処分場の建設が予定されている5つの県で計画が進んでいる所はまだ一つもありません。
更に指定廃棄物を各県が引き受けるという国の方針に異議を唱える自治体も現れました。
その一つ栃木県で処分場の候補地となった塩谷町です。
去年町の総意として指定廃棄物は県の外に出しそこで管理するべきだという要望書をまとめ国に提出しました。
ゴミを持ち出す先として提案したのは福島でした。
これに対し国は現在の各県処分の方針は変えられないとしています。
私が今いるのは東京湾です。
この湾の一角にも千葉県内の指定廃棄物を集める処分場の候補地があります。
しかしここも住民の反対などで計画は進んでいません。
今回の原発事故によって誰も想定していなかった未知のゴミと向き合わざるをえない自治体や人々の苦悩そしてこの問題の難しさが実感されます。
指定廃棄物の処分が行き詰まる中それぞれの自治体ではゴミの処分を巡って今さまざまな模索が続いています。
ここでも市内の各地で8,000ベクレルを超えたゴミが厳重に管理されています。
しかし住宅地の近くにいつまでも置いておく訳にはいかないと処分の方法に頭を悩ませてきました。
そこで一関市が国や県と協議して決めたのが混焼と呼ばれる方法でした。
一関市のゴミはほとんどが燃えやすい稲わらや牧草などです。
焼却すると放射性物質はそのまま灰の中に残ります。
混焼では一般ゴミと混ぜて焼却。
すると灰の量が増える事で1キログラム当たりの濃度が下がります。
一関市は混焼によって一般のゴミとして処分できる8,000ベクレル以下に下げ土や粘土で何重にも覆い地下に埋めようと考えました。
混焼という方法で先ほどもお話ししましたとおり…。
しかし住民は納得しませんでした。
基準を超えるゴミを薄めて処分するという市の方針に疑問の声が続出しました。
市と住民の議論は今も平行線のままです。
更に今回の調査で意外な事が分かりました。
国の基準8,000ベクレルより低いのに処分できずにいるゴミが大量にあったのです。
横浜市にもそうしたゴミが保管されていました。
コンテナに入っているのは市内で出た汚泥およそ3万立方メートル。
横浜市は100ベクレルを下回らない限り処分しない方針です。
その最大の理由は住民感情への配慮でした。
4年前横浜市はこの8,000ベクレル以下の汚泥を埋め立てて処分しようとしました。
ところが海に漏れ出すのではないかと不安の声が続出。
処分を凍結せざるをえませんでした。
それから4年汚泥の厳重な保管が続いています。
これまで保管にかかった費用は26億円。
放射性物質が自然に100ベクレルまで下がるには最長で150年かかるといわれています。
アンケートからは同じように8,000ベクレル以下のゴミを処分できずにいる自治体が67に上る事が分かりました。
行き場を失った大量のゴミに苦悩する現場。
出口の見えないまま間もなく5年になろうとしています。
たとえ国が基準を設けてそれを下回れば安全に処分できるといっても人々の放射性物質への不安はやはり根強いものがあります。
誰も経験した事のない未知のゴミだからこその難しさがここにもあるのです。
しかし今回の取材で福島だけでなく東日本の広い範囲でゴミの処分が行き詰まっている状況を見てきた時私たち一人一人がこの問題の当事者でありその現実から目を背ける事はできない事を思い知らされたような気が致します。
一体誰がどのようにゴミを引き受けるのか。
これまでの方策の見直しも含めて私たちはこの議論を真剣に始めなければならない時期に来ているのではないでしょうか。
こう着したゴミの問題を少しでも前進させようという取り組みが福島県飯舘村で始まっています。
減容化という技術の開発です。
1,300度を超える高温でゴミから放射性物質を分離。
ゴミの体積をに減らし管理しやすくします。
この技術を推奨してきた東京大学の児玉龍彦さんです。
しかしこの減容化もコストの面など実用化までには課題が多いのが現状です。
それでも児玉さんはこうした技術開発を進める事でゴミの引き受け手の可能性を広げる事が大事だと言います。
その上で誰がどう引き受けるのか東京も含め広い地域で議論すべきだと話します。
私たちの前に立ちはだかる未知なるゴミ。
福島第一原発から14キロ。
ゴミが思わぬ形で処分されている場所がありました。
ほいほいほいお〜い来い来い来い。
放牧されているのは全て放射性物質に汚染され出荷ができなくなった牛です。
せめて天寿を全うさせてやりたいと世話が続けられています。
この牛たちの命をつないでいるのは…。
東日本各地から集められた汚染され処分できずにいた牧草でした。
あの日一つの原発から降り注いだ放射性物質。
4年半後の現実です。
2015/11/21(土) 21:00〜21:50
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル 東日本大震災「追跡 原発事故のゴミ」[字]

震災から4年半、原発事故で発生した廃棄物(ゴミ)が東日本の各地にあふれ問題となっている。大規模な調査で浮かび上がったゴミの全体像から今後の方策を考える。

詳細情報
番組内容
東京電力福島第一原発の事故によって東日本に降り注いだ放射性物質。汚染された土や稲わらなどのかたちで発生した廃棄物(ゴミ)は全国でおよそ3千万トンを超えると国は推計してきた。ところが、どこに、どのような状態で置かれているのか、これまで全体像ははっきりしてこなかった。それが今回、大規模な自治体へのアンケートで初めて明らかになった。処分の方策すら見つからないこうしたゴミとどう向き合えばよいのか、考える。
出演者
【キャスター】鎌田靖,【語り】久保田祐佳

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番

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