(素彦)群馬の生糸を守るためにも組合を作り共同揚返場を作らねばならん。
(鈴木)うまくいかなかった時はどうされるおつもりで…。
責任を取る。
勝手に組合だ揚返場だなんて。
そんな事されっちゃ仲買人の俺たちの仕事がなくなっちまうだんべ!
(権蔵)おかしい…。
あの県令殿が来てっからだ。
だがそれもそろそろだいな。
そろそろとは?何かが起こる。
そしてその責任は取ってもらう。
(工藤)この雨で崖が崩れて町への道が塞がれたと今知らせが。
お二人は近くの宿屋へ。
(テーマ音楽)・「愚かなる吾れのことをも」・「友とめづ人はわがとも友と」・「吾れをも友とめづ人は」・「わがとも友とめでよ人々」・「吾れをも友とめづ人は」・「わがとも友とめでよ人々」・「燃ゆ」楫取が建設を進めていた生糸の共同揚返場に何者かが火をつけていた。
原因は!?いえまだ!なんつうこった!建設が始まったばかりの揚返場が燃えるとは!目下総出で消火に当たっております。
…で県令殿は?それがご自宅にはどなたもいらっしゃらずまだ連絡が取れません!何?こんな時に?もう起きとったんか?
(美和)おはようございます。
・お客様!朝早くっからすいません。
今急用だと県の方が。
遅くなってすいません。
火事は?これは県令殿。
幸い発見が早く朝方までには消し止める事ができました。
よかった…。
いや何もよくはございませんぞ。
あの揚返場は県令殿あなたが全責任を負うとおっしゃってましたな。
火ぃつけたんは生糸の仲買人です。
何?私どもで捕らえ警察に引き渡しすでに処理は終えましたが県令殿のなさりように不満を持っていると申しておりました。
しかもその時県令殿はどこにいらっしゃったんか。
県令殿は昨日は養蚕事業者と会見のあと大雨で道路不通となりお帰りになれなかったんです。
君そういう事を聞いておるのではない。
誰とご一緒だったんかと。
県令殿が美和さんと現地の宿に泊まったと申す者がごぜえまして。
まさかとは思いますが…まことで?はい。
ですが…。
これは県令殿ともあろうお方が。
美和さんは県令殿の妹さん。
そんなおかしな事では…。
君…妹さんっつっても義理のだろう?職員たちにも不信感が募っております。
けんどあの妹さんとそういう仲だったとは…。
バカか。
そんな事ある訳ねえだろ。
あの県令殿だぞ。
だが火事よかこちらのうわさの方が広まるだんべ。
それも尾ひれがついてな。
その言葉どおりうわさは広まっており…。
聞いた?県令様ときたら美和さんと宿にお泊まりだったっつうよ。
ご公務の間に。
えっ?2人で?お姉様でもある奥様が東京で療養中なんをいい事に。
美和さんご主人亡くして今ぁ独り身。
もしかして狙ってるんじゃ…県令夫人の座を。
(せい)ちょっとあんたたち。
おせいさん!事実は事実。
私ら許せませんよ!そうです。
そんなふしだらな事!上州の恥です!うん!あっ…。
ゆうべは申し訳ありませんでした。
家を空けてしもうて…。
皆さんにもご迷惑をおかけしたかと…。
そねな…。
この上州の女たちはかかあ天下でおおらかだけど…曲がった事は嫌いでね。
やましい事なんぞ何もありません。
皆さんに話してきます。
よしな!こういう事は言い訳すりゃあするほど痛くもない腹探られる事になるんだ。
でも…それじゃどうすれば…。
「人のうわさも七十五日」。
収まるんを待つしかないだろうね。
けれど県令様が困ったお立場になる事は間違いないだろうね。
(トメ)まあしょうがねえさ。
トメさん…。
大人の男と女だからね…。
いやあの…本当にそうやなくて…。
でも一緒に住むんはね。
世間の目もちったあ気にした方がいいよ。
あの…。
どねぇした?私この家を出ます。
ん?兄上がこれからなさる事の足を引っ張りとうないんです。
やから…。
お前のせいではない。
それにもしその事で仕事がうもういかんのであればそれは私の力が足りんかったという事じゃ。
気にする事はない。
やけど…。
もう二度とそねな事を言うな。
分かったか?はい…。
だが県庁では…。
すべてが白紙に戻されました。
養蚕農家の組合設置共同揚返場の建設について職員がことごとく異を唱えております。
そもそも私が宿をお勧めしたばかりに…。
諦めるつもりはない。
どちらへ?できる事を続けよう。
やるべき事はたくさんある。
この辺りの子どもたちのために小学校として貸して頂きたい。
お願いします!確かに養蚕だけでなく学校の事も今やり続けねばならない事でした。
ああ。
「の」。
(キク)「の」。
そう。
どうなんかいねえ?まあ…何だいね…。
そんな折意外な人物が楫取を訪ねてきた。
県令殿。
どうぞこちらです。
失礼します。
二条窪の中原です。
中原君よう来てくれた。
楫取さんお久しぶりです。
元気そうで何よりじゃ。
こっちに何か用でもあったんか?楫取さんにご相談があって。
分かった。
もうじき仕事も終わる。
うちでゆっくり聞こう。
ありがとうございます。
県令殿。
お帰りになる前にこの書類にお目通し頂きたいのですが。
ああ。
(中原)では私は。
まだ一つ屋根で暮らしているっつうがな。
県令殿とあの妹さん。
早くこの土地から出ていってくれるとありがてえがな。
しょせんよそ者。
好き勝手に行政を引っかき回されちゃ困るぃ。
これがこの土地の名物おっきりこみです。
さあ遠慮のう食べてくれ。
では頂きます。
二条窪の皆さんもお変わりなくお過ごしですか?はい。
皆楫取さんが始めた開墾に精を出しております。
それもこれも楫取さんのおかげです。
私ではない。
皆の思いがそうさせとるんじゃ。
いえ。
楫取さんが未来を見せてくれたからです。
村の子どもたちが豊かに暮らせる世の中になるようにと。
それで村人全員がなんとかしようと立ち上がったんです。
そこでご相談なんですが将来更に田畑を広げるための水をどう確保すればええんかと。
ん?
(中原)将来への備えです。
もっと安定して水を確保できるようにしたいんです。
そうか…。
分かった。
その事は私の方からも県に伝えよう。
何か対策をとってほしいと。
よろしゅうお願いします。
ですがわしらにもできるええ策がないもんかと。
その事もご相談しとうて。
そんなら…ぜひご紹介したい人が。
農業の発明王です。
あの男ならええ知恵を持っとるかもしれんな。
早速明日にでも。
また人と人をつなぐか。
さあ。
二条窪の事は今もよう思い出す。
あそこでの百姓暮らしの事を…。
そういえば虹を見た事がある。
虹ですか?ああ。
雨上がりの空に美しい虹が出とった。
今でもよう覚えとる。
回想私もそのために兄上をお支えします。
兄上が私を支えると言うて下さったように。
同志じゃな。
はい。
あっ。
翌日美和が中原を連れて船津に会いに来た。
(船津)近くの山の手入れはしてるんかい?山の手入れ?山がどう関係あるんです?赤城山を見てみろ。
あの山に木を植えた事でここらの田や畑には以前より水が流れるようんなった。
木を植えるとどうして…。
根っこが張って雨や雪解け水を山がためてくれるようんなる。
つまりは山が水がめになるんだ。
わしらは松の苗木を植えた。
へえ…なるほど。
だから山に木が根づきゃあ水不足は解消される。
今のお話よう分かりました。
それならすぐにできます。
よかったですね。
はい!そうとなりゃこうしちゃおれません。
早う戻り村の皆に報告せんと。
兄には私から伝えておきますから。
よろしくお願い致します。
それと気になっとる事が…。
県庁で耳にしたんですが…。
うわさの事ですか。
わしはそねな事は疑いもしません。
心配しとるんは職員の方々が楫取さんにこの土地から出ていってもらいたいと言うとる事です。
せわぁない。
えっ…。
兄はあのとおりです。
私もおりますから。
分かってもらえるはずです。
そして東京で療養を続ける寿のもとにも美和からの手紙が届いた。
(久米次郎)どなたからです?
(寿)美和です。
あなたが群馬から帰った事を手紙に…。
その返事です。
何と?久米次郎が無事に帰って本当によかったと美和も喜んでくれとります。
美和が旦那様のおそばにおってくれて安心しております。
母上…。
美和と旦那様は何か通じるもんがあるんです。
いつでも力になる。
頼りにしとります。
私はもういらんのかもしれませんね。
母上…。
そのころ明治政府では木戸西郷の後を継いだ伊藤や山県たちが西南戦争後の問題に苦慮していた。
(博文)どうすりゃええんじゃ!こねぇな大勢の国事犯たちを!東京の監獄だけじゃ到底収容しきれん。
新しい監獄を作る金なんぞもうありませんぞ。
西南戦争で捕らえられ国事犯となった者たちの監獄が必要となったのである。
(安子)えっ?各地に送られるのですか?
(元徳)そのようじゃ。
各府県に引き渡され労役に就かせる。
皆元は武士。
誇りを持って生きてきたのならそう簡単に言う事は聞かぬのでは。
だがなんとか更生させねば…。
生きていくのは難しい…。
何か世の中の役に立つ事ができれば…。
(安子)食べぬのですか?
(元昭)肉は好きにはなれません。
西洋の文明を取り入れるのならまずは食事からです。
(元徳)母上を見習うのじゃ。
だがまこと奥御殿の姫として暮らしていたとは思えんの。
そんな安子から美和に手紙が来た。
(安子)「群馬にも罪人たちが送られる事になったと聞きました」。
罪人…。
(安子)「楫取様はまた大変かもしれません。
ですが美和あなたはくれぐれも余計な事には関わらぬように」。
(鈴木)我が群馬県には熊本鹿児島出身の国事犯87名がやって来ます。
その扱いを決めねばなりません。
すでにほかの府県では未開地の開墾などを手伝わしているとの事であります。
(権蔵)群馬もそれでいいんじゃありませんか?無賃の人足が手に入りゃあ大助かりです。
受け入れのための費用もかかります。
少しゃあ役に立ってもらわねば。
岩鼻の監獄に押し込んでおく方がいいのでは…。
そうじゃねえと県民たちもおっかながります。
待って下さい。
県令殿何か?私の意見もよろしいですか?
(ため息)ではどうぞ。
ただ働かせるというのではなく働きながら各自の適性に応じた技能を身につけてもらうというのはどうでしょうか?この群馬であれば製糸業の知識を。
そうすれば国事犯たちが釈放されたあとその技能で暮らしを立てる事ができます。
なぜ我らが面倒を見なきゃならんのです?他県のそれも国家に反逆した大罪人どもですぞ。
確かにそうです。
ですが刑期を終えたあと彼らにも新たな生き方を見つけてもらう事が大事なんです。
そうでなければまた今の世に不平不満がたまり同じ事を繰り返す事になるかもしれません。
私もこの世の中をよくしてえっつう思いは同じです。
ですがそのために捕虜たちに力を貸す者などいねえんでは?これは県令殿が子どもらのために学校をこさえようとしてるんとは訳が違います。
私は言ったはずです。
この群馬から日本を変えると。
この群馬で国事犯たちが新たな生き方を見つける事ができればきっと日本中の他府県でもやり方を変え見習ってくれると思います。
どうでしょうか?いいでしょう。
県令殿がそうおっしゃるのなら。
ありがとうございます。
ですが先にも言いましたが協力してくれる者がいますかどうか…。
やってみます。
ではまたからっ風ん中わらじっ履きで一軒一軒お頼みに?慣れてますので。
案外しぶてえな。
ただの長州官僚かと思っていたが…。
はあ…どうされます?製糸業の人手も足りねえ。
うまくいきゃそっちにも使える。
うまくいかなけりゃ政府に陳情する口実にもできらぁ。
県令殿をクビにするな。
なるほど。
どっちにしろこれが最後だ。
楫取は早速国事犯更生の協力先を自分の足で探し始めた。
お願いします。
お願いします。
そんな折県庁では新規の職員採用試験が行われた。
これからよろしく頼む。
はい。
お願い致します。
よろしく頼む。
お願い致します。
君!二条窪は?大丈夫です。
船津さんから聞いた事伝えておきました。
あとは村の者たちがちゃんとやってくれます。
これ握り飯です。
皆さんにも。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
では行ってくる。
はい。
行ってらっしゃいませ。
さて…私も。
すいません。
あれ?今日は美和さんは?ん?しばらく休みたいっつってね。
みんなに白い目で見られて嫌んなっちゃったんじゃねん。
そんな事でくじけるような人じゃないよ。
何かあるんだいね。
お願いします。
どうか捕虜の人たちに養蚕の手伝いをさせてもらえませんか?何だってそんなおっかねえ人の世話を…。
ごめんだよ!あ…。
どうかお願いします。
勘弁してくんない。
そこをなんとか…考えてもらえんでしょうか?お願いします!お願いします。
どうか…どうかお願いします。
どうか…お願いします。
息子さん元気にしとるようです。
そのうちに顔を見せに帰るとここに書いてあります。
(ナツ)そうかい。
よかった。
安心したぃ。
これも美和さんが私の代わりに手紙ぃ書いてくれたおかげです。
だから今度ぁ頼みを聞いてあげたいんだけどね。
せんだっても生糸の事であんなにお世話んなったし…。
なんとかなりませんか?本当にごめんなさいね。
あの人たちにも家族がおるんです。
無事に戻ってくるんを待っとる母親が。
お願いします。
おせいさん…。
何の縁もゆかりもない人たちのために…。
しかも罪人ですよ。
私の身内や親しい人たちも政府と戦いました。
そして命を落としていきました。
みんなこの世をようしようとして立ち上がった人たちなんです。
やけど自分の信念を曲げられず生き方を変えられんかった。
それでしと事とは思えないと?そうやない生き方もあるという事を知ってもらいたいんです。
せっかく助かった命なんですから。
一度美和さんに聞いてみたかった事があるんですよ。
うちの工場の女たちにも「やる気があるんなら何だってできる。
自分の人生好きに生きてける。
でもそのためには生きる力を身につけないといけない」。
そう言って自分の事のように必死んなって。
どうしてそこまでしようとするんですか?私の志やからです。
新しい日本をつくる新しい日本人を育てる。
それはこの国の未来のために戦い死んでった兄や夫仲間たち…みんなの願いでもあるんです。
そのために私ができる事は何だってするつもりです。
それがこのご維新を自分の目で見てきた私の務めでもあると思うております。
まっとうなお覚悟聞かせてもらいましたよ。
そういう事なら私もお手伝いしようじゃありませんか。
おせいさん…。
あ…。
なんとかしとつ面倒見てやってくんねえかい?ねっお願えしますよ。
なんとかなんねえのかね?そない言われてもねえ…。
決して悪い人たちではないんです。
どうか力になってあげてつかぁさい。
お願いします。
今日で1週間…。
引き受け先はまだまだ足りませんね。
ああ…。
製糸工場だけやなく養蚕農家にも頼んでみたらどうですか?それは無理だろ。
罪人を普通の家々で受け入れるなんつうのは…。
あの…。
県令様で?はい。
私ですが何か?囚人の事なんですけどうちらのとこでも働いてもらおうと。
いんですか?怖くないんですか?初めはそうだったんだけど待ってるお身内がいらっしゃるって言われちゃあね。
息子の事を心配しねえ母親はいねえから。
それにああ何度も来られちゃねえおせいさんまで。
根負けだ。
またやったな。
(2人)えっ?美和の仕業やろう。
兄上。
聞いたよ美和さんから。
そんだら事なら声をかけてくんねえかい。
船津さんの村でも人をどんどん育てたいから引き受けてくれると。
ああ面倒さ見してもらうべぇ。
(星野)楫取さん!ああ失礼。
うちの工場の者たちも納得してくれました。
これで何人かは働いてもらう事ができます。
皆さんありがとうございます。
(2人)ありがとうございます。
そして国事犯たちがやって来た。
このような者たちの更生などできますか?それよか何を言うかだい。
皆さんはどんな未来を思い描いてますか?未来?私が思い描くのはこの群馬の地から日本を新たに変える未来です。
そのためには子どもたちの教育に力を入れる事。
そしてこの地の製糸業を発展させる事。
そのためにならどんな困難な状況に陥ろうと私は決して諦めません。
皆さんは何を思い描いてますか?何を言うか…。
もはや思い描く未来なんどなか。
早よ処刑せんか!そうだ!いいえ!皆さんは新しい生き方を見つける事ができるんです。
希望する人には製糸工場や養蚕農家で働いてもらう事もできます。
今日ここに集まってくれた人たちは皆さんと共に働き皆さんが養蚕や製糸の技術を学ぶ事を歓迎してる方々です。
皆さんがその技術を手にすれば刑期を終え世に出たあと自立する事ができるはずです。
その支援をする事も約束します。
だまされてはいかん!こん男もしょせん政府の回し者じゃ!信用なんどできん!
(一同)そうじゃ!私は信じてます。
互いを思い真心を尽くして事に当たればそこには人と人との絆が生まれる。
そしてその絆こそ一人一人の未来をつくるんです。
新しい道を切り開いて下さい。
それぞれに未来はあるんです。
それが私たちの願いです。
(泣き声)本気で変えようとしているんか…。
この人なら本当に群馬を変えるかもしんない…。
県令殿。
私たちも改めて一緒に働かして下さい。
おせいさん…。
まだ文句があるんかい?なら私に言いな。
久坂さん。
久坂さん。
あっすいません。
久坂美和さん宛てです。
ご苦労さまです。
久米次郎…。
(久米次郎)「母の気持ちが分かるならあなたには今すぐその家を出ていってほしい」。
日本の未来が懸かっとるんです!大博打じゃありませんか!
(久米次郎)父上のおそばにおられるべきは母上です。
この人ではありません。
やけるくらい感謝しとるんです。
(寿)美和。
思うたとおりおやりなさい。
県令楫取素彦は群馬の歴史や文化を見直す事で人々の郷土愛を育む取り組みを行いました。
鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞を祭る新田神社。
この神社の保護に楫取は努めたといいます
楫取はこの地に生きた先人たちに敬意を表し古代に設置された多胡碑や古墳などの調査や保護を行いました
また前橋東照宮では西南戦争で戦死した群馬出身の兵士のために盛大に招魂祭を行いその功績をたたえる碑を建立します
一方西南戦争で捕らえられた国事犯をはじめ囚人のために職業訓練などを行い社会復帰への道筋を作ったのです。
楫取は先人たちの功績を受け継ぎ未来を切り開いていこうとしたのです
2015/11/21(土) 13:05〜13:50
NHK総合1・神戸
花燃ゆ(46)「未来への絆」打つ手なし!二人に挽回の道は?[解][字][デ][再]
美和(井上真央)と楫取(大沢たかお)の仲を疑ううわさが波紋を呼び二人は孤立する。それでも西南戦争で捕らえられた捕虜たちの社会復帰を実現させたいと二人で奔走するが
詳細情報
番組内容
美和(井上真央)と楫取(大沢たかお)が大雨による足止めで旅館に宿泊した夜、楫取が建設を進めていた生糸の共同揚返場で火災が起こる。そして二人の仲を疑う噂が波紋を呼び、楫取の政策は行き詰まる。そんな折、西南戦争で捕らえられた捕虜が群馬に送られてくる。楫取は単に労役を科すのではなく職業技能を身につけさせ社会復帰させようとするが、阿久沢(江守徹)の反対に遭う。美和は彼の妻・せい(三田佳子)に思いを訴え…。
出演者
【出演】井上真央,大沢たかお,優香,劇団ひとり,田中麗奈,三浦貴大,劇団ひとり,石井正則,永岡佑,堀井新太,石原良純,大東駿介,相島一之,尾上寛之,宮地雅子,住田隆,小杉幸彦,市川理矩,板垣瑞生ほか
原作・脚本
【脚本】小松江里子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz
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