ニュース 2015.11.21


1時になりました、ニュースをお伝えします。
フランス・パリでの同時テロ事件の発生から1週間となるきょう、東京のフランス文化を紹介する施設では、記帳台にメッセージを記したり、花を供えたりする人の姿が見られました。
東京・新宿区にあるフランス文化を紹介する施設、アンスティチュ・フランセ東京では、テロ事件を受けて、14日から記帳台を設け、連日、多くの人が訪れています。
事件から1週間を迎えたきょうも、午前中からテロの犠牲者やフランス国民に向けて、メッセージを記したり、花を供えたりする人の姿が見られました。
同時テロ事件を受けて、アメリカ政府は、過激派組織IS・イスラミックステートに対する国際的な圧力を強めるため、有志連合に参加する65か国の大使を集めた対策会合を、週明けに開くと発表しました。
これは有志連合に参加する国々との調整役を担う、マクガーク大統領特使が20日、アメリカ国務省の記者会見で明らかにしたものです。
マクガーク特使は、週明けの23日に、有志連合に参加する65か国の駐米大使を集めて、ワシントンで対策会合を開くとし、次のように強調しました。
会合にはバイデン副大統領も出席するということです。
有志連合を率いるアメリカとしては、パリのテロ事件を受けて、ISが一部地域を支配しているイラクやシリアでの対策だけでなく、65か国の間で情報共有を進めるなど、ISの壊滅に向けて、国際的な圧力を強めるのがねらいです。
また24日には、フランスのオランド大統領がワシントンを訪問して、オバマ大統領と会談する予定で、ISに対する軍事作戦の協力強化などが話し合われる見通しです。
ASEAN・東南アジア諸国連合の首脳会議が、きょうからマレーシアで始まり、海洋進出を進める中国が、南シナ海で人工島を造成している問題などについて、議論が交わされています。
ASEANの一連の首脳会議は、きょうからマレーシアの首都クアラルンプールで始まり、きょうはASEAN加盟10か国による首脳会議が開かれるほか、各国による2国間協議が行われます。
首脳会議を前に演説した、議長国マレーシアのナジブ首相は、南シナ海の問題について、領有権を巡る争いは国際法に基づき、平和的に解決しなければならないと述べて、地域に緊張を生まないようすべての関係国に自制を求めました。
中国が人工島の造成を進めている南シナ海の問題では、アメリカが先月、中国が主権を主張する人工島の周辺にイージス艦を派遣したことに対して、中国が激しく反発し、米中間の対立が深まっています。
ASEANとしては、南シナ海における法的拘束力を持つルール、行動規範の策定を急ぎ、平和的な解決を目指したい考えですが、中国側との協議は進んでおらず、きょうの会議では、策定に向けた取り組みを加速させることを、改めて確認する見通しです。
続いて気象情報です。
(素彦)群馬の生糸を守るためにも2015/11/21(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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