【男性必読】ベーコンやソーセージをたくさん食べると精子が減少する可能性あり

2015年08月21日 10時00分

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Flickr_wEnDy
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これから子どもを持ちたいと思っている男性は要注意だ。ベーコンやソーセージといった加工肉をたくさん食べると、子どもを授かりにくいことがアメリカの研究わかった。

妊娠率34%少なく

ハーバード公衆衛生大学院が、2007年から2014年の間に体外受精を受けたカップル141組を対象に行った調査で明らかになった。

調査では、男性の食生活と、妊娠の有無や回数を調査。それによると、男性が加工肉を頻繁に食べるカップルでは、そうでないカップルに比べ妊娠率が34%少なかった。

チキン好きはパパになりやすい

ここでいう加工肉とは、ベーコンやソーセージの他に、サラミやホットドッグ、ペパロニ、ハムなども含まれる。

一方、肉類の中でもっともチキンをたくさん食べる、という男性では、他の肉を好んで食べる男性より子どもを授かる率が20%高かった。

精子の生産に悪影響?

この結果について、研究チームは、加工肉は飽和脂肪を多く含み、これが精子減少を招いている可能性があるとの見解を示している。

また、加工肉には亜硝酸ナトリウムなどの化学物質も含まれていて、これらも精子の生産に悪影響を与えているのでは、としている。

近年、不妊に悩む人(カップル)が増えている。その原因の一つに食生活が挙げられるが、子どもをもちたいと考えている人は特に加工肉には注意が必要なようだ。

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