実は私、何年も前からすでに「糖質制限」を知っていたんです。どうしても実行できなかっただけで。
年表にすると
2004年(26歳)長男を妊娠、その後妊娠糖尿病と診断される。HbA1c4.8(JDS値)産後は正常値
2006年(28歳)次男を妊娠。妊娠8か月で妊娠糖尿病と診断される。HbA1c6.8(JDS値)次男を巨大児で出産。また産後は正常値
2007年(29歳)~ 産後太り解消のため、低カロリーダイエットをしながらジム通い。体重はゆっくりと減るが、70kg以下にはならず。

2008年(30歳)書店で糖尿病の父のために本を探していて、たまたま江部康二先生の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を見つける。
最初は「トンデモ本か?」と思ったが、ちょっと立ち読みすると理論もきちんとしていてわかりやすいので、思わず買って帰る。
この後数年間、たまに「糖質制限しよう」と決意しては挫折を繰り返すようになる。

2014年(36歳)「やはり昔成功したことのある置き換えダイエットが最も効果的だと思う」と、置き換えダイエット開始。糖質制限は気になるものの、どうしても実行できず「きっと極端なことをすると体に悪い」と自分に言い聞かせる。
のどの異常な渇き、頻尿、免疫力低下などさまざまな不調が現れ始める。年末、重い風邪で寝込む
2015年始め(37歳)糖尿病性ケトアシドーシスを起こして緊急入院。HbA1c15.0(NGSP値)

…こうして年表にして振り返ってみると、今から7年も前にすでに江部先生の本を手にしていたにも関わらず、どうしてもお米やパンの誘惑に勝てずに何度も挫折してしまった挙句「あんな極端な方法はきっと体に良くないわ!」と、『取れないブドウは酸っぱい』状態になってしまった私が糖尿病になってしまったのは本当に情けなく、そういう意味では自業自得といわれてもしょうがないかもしれません。。。
そんな私なので、まだ若く妊娠経験のない女性が「私は普通に甘いもの食べてるけど糖尿病じゃないしー、太ってないしー」と言うのも無理のないことだと思いますし(私も妊娠するまでは今よりやせていたし、異常なしでしたので)、まだ糖尿病になっていない方が「糖質制限?そんなの必要ないね!」と思うのもムリもないことだと思うのです。
ヒトはたぶん、相当痛い目に遭うまで、深く考えることをしないかもしれない生き物だから。
もし私がはじめて江部先生の本を手にしたあの時からずっと真面目に糖質制限していれば、糖尿病合併症が出ることもなかったでしょうし、ケトアシドーシスを起こして16日間も入院することはなかったでしょう。
いま現在はまったく症状がなくても、身内に糖尿病の方がいらっしゃる場合は特に気を付けてください。
私のようにあとで後悔することのないように。。。
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