バークレイズ ATP ワールドツアー ファイナル▽ナダル×フェレール 2015.11.20


生字幕放送でお伝えします≫ATPワールドツアーファイナル。
大会6日目を迎えました。
今日で、1次リーグがすべて終わります。
グループBの残り2試合が予定されています。
このあとスペイン勢同士の対戦。
世界ランク5位のラファエル・ナダルと世界ランク7位ダビッド・フェレールのゲームをこれからお伝えしていきます。
イギリス・ロンドンのテムズ川沿いにありますO2アリーナです。
解説はデビスカップ日本代表コーチの増田健太郎さん。
アナウンサーは早瀬でお伝えしていきます。
増田さん、よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫ナダルとフェデラーの1次リーグ、グループBの最終日を迎えました。
すでにナダルそしてフェレールはともにスタジアムに姿を現しています。
バブリンカ、マレーと破ってすでに準決勝進出を決めているナダルです。
2年ぶり5回目の準決勝進出を早くも決めています。
増田さん、ナダルが完全復活といいたくなるような強さを見せているんじゃないでしょうか。
≫そうですね。
今シーズン終盤から非常に調子を取り戻してよくなってきています。
まさに、この試合でも上位選手2人を破ってここまできていますよね。
≫画面では、フェレールをご紹介しています。
シングルスのタイトルは通算で26個。
今シーズン5つのタイトルがあります。
この中には、2月に錦織圭選手を破って勝った大会もあります。
世界ランキング7位。
2013年の7月には自己最高の3位までランクを上げました。
けがの少ない選手。
2003年の全豪オープンから今年の全仏オープンからグランドスラム四大大会50大会全出場という記録がありました。
マスターズ1000このATPツアーの中ではグランドスラムに次ぐ格付けの大会では過去1回、優勝があります。
2012年、パリの大会でした。
このワールドツアーファイナルは6年連続の出場です。
最高は、準優勝、2007年。
フェレールはこの1次リーググループBマレー、バブリンカに敗れて2連敗。
すでに1次リーグ敗退が決まっています。
もともとフットワークがよくてコートカバー力のいい選手ですがやや、リターンに苦しんでいる今大会です。
フェレールとしても3連敗で終わるわけにはいかないですよね。
≫そうなんですよね。
やはりこの舞台で勝ちたいというのは選手の心理としては非常に強いと思うんですね。
その中で、今連敗が続いてしまっているのでここは相手がナダルですけどなんとしても勝ちたいと思っていると思います。
≫両者の直接対決はナダル、23勝フェレールの6勝です。
ここ2試合はナダルが続けて勝っています。
今シーズンはマスターズ1000の赤土の大会モンテカルロの大会でナダルが6−45−7、6−2セットカウント2対1で勝っています。
アメリカのアリ・ニリさんが今日のチェアアンパイアです。
ナダルはすでに準決勝進出を決めています。
準決勝ではグループAの2位になりましたジョコビッチとの対戦が準決勝ではすでに決まっています。
ナダルとしてはこのグループリーグの最後の対戦ですがどういう意識を持って入ってくるでしょう?≫やはり次、ジョコビッチと対戦が決まっています。
そして、準決勝に向けてやはり、万全の態勢でいきたい。
ですから、この試合もしっかりと自分のプレーをしていいテニスをして次につないでいきたいというふうに強く思っていると思いますね。
≫試合開始の3時間15分前に練習を行いましたナダルです。
一方、フェレールも今日は練習を行ってサーブの練習で非常によかったという情報が入ってきています。
ネットぎりぎりの低いボールを打ってフラット系のサーブを多く打っていました。
フォーゲスコーチ。
ナダルと同じ左利きのコーチを相手に練習を行いました。
サーブは、ほとんどミスがなく。
そして、リターンはバック側のリターンを想定して相当、打ち込んできたようです。
一方、ナダルは外に逃げていくサーブ。
あるいは、外へのフラット系のサーブ。
フェレールにとっては外に向かっていくサーブを多く練習していました。
フェレールのファミリーボックスです。
今年11月に結婚予定のトルネルさんも映し出されました。
フェレールにとっては2013年の大会からこのツアーファイナル6連敗中。
一方、ナダルの一番の強さこの大会では、どんなところにお感じになってますか。
≫やはり、本来のストローク力がしっかり戻ってきています。
非常にボールも深くなり始めましてそして、やはり散らすことができているんですね。
コースを非常について相手をよく走らせています。
そして得意の強烈のトップスピンのボール。
今大会では、やはりコートのサーフェスが少し遅めなんです。
その中で彼のスピンボールというのが非常に生きていますね。
≫バブリンカもかなりミスが多かったですし特に2戦目のマレーが非常にスピンボールに押し込まれているシーンが多かったですよね。
≫やはり本来ナダルが持っている力というのがこのコートではうまく生かされていると思います。
≫ツアーファイナル1次リーググループBの最終日を迎えました。
世界ランク5位のラファエル・ナダルと世界ランク7位のダビッド・フェレール。
スペイン勢同士のグループリーグBにとっては最後の1日です。
フェレールがコイントスに勝ってサーブを選びました。
さあ、ゲームが始まります。
ワイドのサービスまずフォールト。
≫やはり左利きの相手に対してしっかりとワイドサーブから入っていっていますね。
フェレールは。
≫つまりバックを狙っていますね。
≫はい。
≫ここもワイドを狙っていきました。
セカンドサービスやり直しです。
練習ではサーブ、好調でしたフェレール。
フェレールのミスになりました。
≫ナダルの何気ないボールなんですがやはり非常に深くてスピンがかかっているのでミスをしてしまいやすくなりますよね。
≫外から巻いてきた!このショットも、ナダル今大会、よく見せています。
初めてセンターを打ってきました。
浅いリターンだったんですけれども。
≫やはり、フェレールのほうはいいところをついたんですがやはり、フォアに打っていってしまったということで切り替えされてしまいましたね。
≫今度はバックでナダル、ブレークのチャンス。
今、フェレールは相手のフォアに打つときはかなりワイドに打っていきましたが。
≫大きく揺さぶったんですがやっぱり、ナダルが非常に高い弾道のフォアハンドを返しているんですよね。
それでフェレールにボールをうまく返させて早いところでバックハンドをたたくという。
ナダルがいいプレーをしました。
≫ブレークのチャンスいきなり2つです。
スライス、返せませんでした。
いきなりブレーク成功、ナダル。
スピン系のボールスライス系のボール今大会、増田さんどのショットもナダルはいいんですが。
今日もそれが出ている形でしょうか。
≫フォアハンドから非常に回転のかかったボールがフェレールのほうに飛んでいっていますよね。
フェレールはあのボールを返すの非常に難しいんですね。
バウンドするので。
それを返してくると今度はバックハンドをたたきつけてくる。
今、ナダルとしては非常にいい展開ができていると思います。
≫ナダルのラリーのヒットポイントを表しています。
ベースラインから2m以内のところが53%と、多くなっています。
ネットポイントが87%あるというデータも出ています。
≫ネットプレー非常に好調ですね。
≫またナダルは仕掛けが、今大会早くありませんか。
≫それは感じますね。
非常にアグレッシブにラリーを展開していると思います。
≫第1セット第2ゲームナダルのサービスゲームです。
僅かにアウト。
5ポイント連続ナダルが取っています。
セカンド、跳ねますからね。
≫そうですね。
回転量が多いです。
≫浅めで角度をつけてというフェレールの狙いだったでしょうか。
≫やはりナダルが今いい形で振り回されても非常にいいバランスで返してくるんですね。
ですからフェレールとしてももっともっといいところに打たなければいけないということで、かなり狙いをギリギリのところにしていますよね。
それがミスにつながってしまっていますね。
≫このショットがすばらしい。
今日、早くも2つ目。
フェレールにとっても反応するのは難しいですか。
≫はい。
追い込まれたところからのカウンターですからね。
フェレールとしてもちょっと予想しなかったボールが飛んできたという形です。
≫相当これもスピンが利いているんでしょうね。
ラブゲームでキープですナダル。
立ち上がり、9ポイント中8ポイントをナダルが取っています。
すでに準決勝進出を決めているラファエル・ナダルです。
第1ゲーム、いきなりナダルのブレークから始まりました。
第3ゲームです。
これもやはりギリギリをフェレールは狙うショットだったんですか。
≫今のは、フォアハンドからのナダルの返球に、非常にトップスピンがかかっていてそれを抑えることができなかったですね。
≫9ポイント連続ナダル、獲得。
やや、サーブも今大会苦しんでいますフェレール。
これも、フェレールとしては押し込まれているんですか。
≫今のも、やはり自分から打っていっているんですがナダルが全くバランスを崩さないんですね。
ですから、もっともっとという強い気持ちが最後、ミスにつなげてしまうんですね。
≫10ポイント連続でナダルが取っています。
センターに今日初めてのエース。
ようやく連続ポイントを止めました。
こういうのがきっかけになったりしますか?≫そうですね。
少しでもいいところを狙ってポイントを取っていく。
ここ、集中しどころです。
≫バックを攻め続けました。
≫やはりフェレールはストローク力というか一発のある選手ではないので。
こうやって、コツコツと相手のボールを拾って積極的に攻め続けてそういうところから相手を少しずつ追い込んでいく。
そういうプレースタイルですよね。
≫非常にディフェンス力の高い選手です、フェレール。
ここで、クロスできました。
ナダル、またブレークのチャンスを迎えました。
ナダルとしてもバックはよく打たれていますがしっかり対応できていますね。
≫はい。
≫よく返しました、フェレール。
しかしナダル、ブレーク。
3ゲーム、いきなり取りました第1セットです。
ナダルの2ブレークアップです。
≫フォアハンド側からでなくてもバックハンド側からも非常に回転をかけてコースギリギリをついてきましたね。
あれだけ深いところからアプローチを打たれて前に来られたらほとんど打てないですね。
2本連続ギリギリのところですからね。
最後のボレーは本当に押し込むだけ。
すばらしいコントロール力です。
≫グループBはナダルがすでに準決勝進出を決めています。
仮に今日フェレールに敗れたとしても2勝1敗。
直接対決、セット率でバブリンカやマレーを上回ることはすでに決まっています。
フェレールは最下位が確定しています。
このあと、日本時間の午前5時からバブリンカとマレーのゲームが行われてこちらは勝ったほうが準決勝進出という最後の試合になりますね。
しかし、バブリンカ、マレーとどうでしょう、増田さんナダルが寄せつけなかった感じさえ受けたんですが。
≫そうですね。
本当にナダル復活を意識させるようなすばらしい内容でしたよね。
本当に強かったときの最高潮のときのナダルのプレーを見たようなそんな内容でした。
≫第1セットは、3ゲームをナダルが連取しています。
ここまでナダルが12ポイント。
フェレールは、まだ3ポイントしか奪えていません。
リターンゲームから始まりましたが第1ゲーム、第3ゲームともにブレークを成功させています。
第1セットの第4ゲーム。
ナダルのサービスゲームです。
すばらしいサーブです。
デュースサイド。
今のサイドからはワイドへのフラットサーブを多めに練習していました今日のナダルです。
アドバンテージサイド。
こちらからはワイドへのサーブをよく練習していました。
練習では、フェレールの前でサーブの練習をしていたそうですね。
≫もう、お互い手の内はよく分かっている2人なので。
≫両者、30回目の対戦になります。
スペインのナンバーワンとナンバーツー。
よく、ここから返していきました。
ボレーに食い込んでくるリターンを増田さんうまく対処しましたかね。
≫そうですね。
本来のフェレールの持っている素早い動き、それをうまく回り込みのときに使って、フォアハンドでいいところに返しましたね。
≫ようやくウィナー逆クロスで決めていきました。
初めてフェレールが連続ポイント。
2015/11/20(金) 23:08〜23:29
NHK総合1・神戸
バークレイズ ATP ワールドツアー ファイナル▽ナダル×フェレール[字]

男子シングルス・1次リーグ グループB「ラファエル・ナダル」(スペイン)対「ダビッド・フェレール」(スペイン) 【解説】増田健太郎,【アナウンサー】早瀬雄一

詳細情報
番組内容
〜イギリス・ロンドンから中継〜[11:29−前0:10 総合2で放送継続]
出演者
【解説】増田健太郎,【アナウンサー】早瀬雄一

ジャンル :
スポーツ – その他の球技
スポーツ – オリンピック・国際大会

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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