ダウンタウンなう 2015.11.20


ご覧の詰め合わせを差し上げます。

松坂慶子さんの主演映画…
是非足を運んでみてください。

今夜奇跡の共演
長い芸能史の中でこれまでにダウンタウンと欽ちゃんが共演したのはわずか4番組
師匠を持たないダウンタウンにとって欽ちゃんは駆け出しのころにお世話になった大恩人なのだが1993年を最後に22年もの間共演する機会に恵まれていなかった
そんな両者が今夜ついに顔を合わせる
最初で最後になるかもしれない対談でダウンタウンと欽ちゃんはいったい…
『ダウンタウンなう』
(松本)僕すごい浜田さんに待たされたんですけどね。
(松本)一切文句言ってないんですよね。
一切文句言ってなかったもんね。
俺やっぱ偉いなと思ったね。
(浜田)待たしてないやろ。
すげえ寒い間。
僕すごい待たされたんですよ。
浜田さんに。
(浜田)ホンマですか?ホンマやね。
結構待ったよね。
俺一切文句言わなかったよね。
俺やっぱ偉いなと思って。
(浜田)申し訳ございません。
大丈夫ですよ。
(浜田)申し訳ございません。
ここはどこでしたっけ?われわれあんまり来ないですが。
そうですね。
われわれの大先輩にいろんな話を聞きましょうということですよ。
えっ?22年ぶりなんですか?われわれはお会いしたら色々お話聞くこともあるんでしょうけど。
ちょっと思わないですか?いや。
得がある…。
22年ぶりの再会が待ち遠しい様子のダウンタウン
一方そのころ2人の到着を待つ欽ちゃんは…
(欽一)テレビの画面が奇麗になってきて。
それは感じたことあるんだよな。
(スタッフ)奇麗ですか?
(欽一)そうそう。
奇麗で。
そうなんです。
やっぱり…。
ダウンタウンでも気を使う大御所芸人欽ちゃん
いよいよ22年ぶりの顔合わせ
物心付いたときからテレビに出てらしたでしょ?そりゃそうですよ。
その人ですからね。
鶴瓶もそうなんですけどね。
鶴瓶も物心付いたときから大阪じゃ出てたんですけど別に鶴瓶には何も。
あんまりどうでもええ…。
全然違いますよね。
違いますね。
大阪の人と東京の人っていうのもありますし。
そうですね。
ここなんですか。
この喫茶店らしいですよ。
ブロンディ。
到着したのは浅草で店を開いて50年の歴史を持つ喫茶店ブロンディ
欽ちゃんが芸人として駆け出しのころネタ作りやネタ合わせの際に頻繁に訪れていたお店
いよいよダウンタウンと欽ちゃんのテレビ史に残る対談が幕を開ける
ここよく?いつもおられるんですか?
(2人)おはようございます。
お久しぶりです。
すいません。
(欽一)意外な。
あれ?そんなことない。
どういうことですか?ありがとうございます。
ホントそうです。
22年ぶりですよわれわれ。
そう?こんだけ空いちゃうと。
今日はどうしましょうか?そうです。
ちょっと人聞き悪くないですか?違うねん。
でも何となく想像つきますけどね。
あれなんですよ。
大将は…。
打ち合わせのときにずっとねぽりぽりぽりぽり。
もう30…。
もっと前じゃないですかね?絶対打ち合わせになったら…。
あれいりこですか?じゃこをいったみたいな。
そうそう。
マネジャーさんがぽんと置いてそれを開けてずっと欽ちゃん食べてた。
僕ら見てますよ。
いや。
浜田とは言うてたんですよ。
あれちょっと食べてみたいなと。
さすがに手出せないんで。
手出せなかったんですよ。
あれは早かったですね。
『欽ドン!ハッケヨ〜イ笑った!!』86年に一緒にやってるんですけど。
86年ですよ。
えっ!?
欽ちゃんの人生最後に食べたいものの前に3人が初共演した当時の貴重な映像をご覧ください
1986年
(欽一)はい。
皆さんこんばんは。
(欽一)『欽ドン!』が新しくなりましてね。
(欽一)それでは新しい人たちを紹介したいと思います。
(ジミー)ジミー大西です。
こんにちは。
(山口)ジミー。
似合わないダウンタウンの松本でございます。
浜田です。
(欽一)大阪で漫才をやっておりまして。
(山口)大阪じゃ大人気。
(欽一)大変な人気だよ。
すごいですよ。
大阪ではね。
今日あれですよ。
東京来るときにファンの子が行くなと。
大阪におってくれと。
すごかったですから。
空港で車輪持って離さない。
離さない。
(山口)そんなにすごかった?そうですよ。
さらにこちらは若かりしころのダウンタウンが着ぐるみで相撲対決をするレア映像
僕は君みたいな寝袋のようなやつに負けないよ。
何言ってんだよ?僕だって毛が三本の攻撃があるんだよ。
欽ちゃん。
何とかしてよ。
(欽一)欽ちゃんって。
自分も金ちゃんだろ。
エヘヘ…。
(欽一)エヘヘじゃないんだよ。
いくよ。
はっきよい!のこった。
当時のダウンタウンはデビュー5年目の23歳
まだ東京では無名だった2人を全国ネットのレギュラーに抜てきしたのが欽ちゃん
大恩人だったんですね
あのね僕はねすごく覚えてるのは会ったこともないやつを急にレギュラーに入れるって僕はちょっとびっくりして。
どんなやつか分からないじゃないですか。
えっ!?
(欽一)「この男たちしか」ジミーちゃんには結構欽ちゃん色々言うんですけど僕らには言わないです。
何も。
ほったらかしでしたね。
(欽一)言わないでしょ?
(欽一)やってないでしょ?だいたいね新人で出てくると自分を出さなきゃいけないってやるじゃない?そこがあんまり好きじゃなかった。
ジミーもすごかったですもんね。
頭かーってかきだして。
電話か何か横並びで。
視聴者から電話受けて相談に乗るってコーナーもやったんですけど。
ジミーちゃんの前に電話があって。
リハーサルで鳴ったらジミーちゃんが「んっ」って言うて欽ちゃんに渡したら「それは違う」と。
「こっち側から回してこうしたら1個動きができるんやから」と。
「んっ。
んっ。
んっ」って言うてるんですけど本番普通に渡して。
あのね。
ごめんなさい。
僕1個聞きたいんですけど。
欽ちゃんをみんな待ってて。
来はって座ったら…。
あれは何やったんすかね?1回ジミーちゃんに紙相撲をやらして。
やって何かぽとんと倒れたら…。
そやねん。
そやねん。
止まんねん。
ほんで何にも言わんと「今日はこれで帰ろう」って言って帰る。
(欽一)何にも言わずに?はい。
あれは何なんですか?
(欽一)これはね…。
やらしい人やな。
ああ。
何か面白いことが。
(欽一)そうそう。
さすが伝説の芸人欽ちゃん。
色々考えてたんですね
その後はわれわれ『仮装大賞』お邪魔したりとか。
はいはいはい。
ありましたね。
1回落とされたんですよ。
「落ちる!?」と思ったもん。
でもこれ結構はしりやったよね?われわれがね。
タレントが『仮装大賞』出るっていう。
1990年。
ダウンタウンが『仮装大賞』に挑戦したその貴重な映像がこちら
(欽一)合格ライン。
「さあどうなったでしょうか?」「審査員の先生方点数をどうぞ!」ブッ。
ブッブッブッブッ…。
どーん。
よよよよん。
「残念だったよ」「一人で作ったの?」うん。
「一人で作ったんだよ。
先生方」「もうちょっとおまけしてあげてよもう」「おっ!いった?」ブッ。
ブッ。
・「パパーンパパーンパパーン」
(欽一)ホントについた。
合格!合格!しかし人のまねすんのにこんな化粧してくることはないだろうに。
この後ダウンタウンと欽ちゃんが共演したのは1991年…
そして最後の共演となったのが1993年
ダウンタウンがMCを務めるスペシャル番組
そこでついに恩師欽ちゃんを自分たちの番組に迎え入れた
(欽一)何か照れくさいからたたきたくなった…。
あ痛っ!欽ちゃん。
何で照れくさいんですか?だって…。
欽ちゃんだって。
バカ野郎。
やだね。
2人でしゃべってて目線が合ってない。
欽ちゃんねあのう。
(欽一)何なの?賭け事が…。
それでどうすんの?結構強いんですよ。
すごいスリーショットや。
このような歴史をたどり今回22年ぶりに再会を果たしたダウンタウンと欽ちゃん
するとこの後…
だから…。
あれはね。
今夜最初で最後になるかもしれない対談でいったい…
欽ちゃんが最後に食べたいものは何でしょうかということをまずお聞きしたいんです。
そうそう。
欽ちゃんが人生最後に食べたいものは何なんでしょうか?
(欽一)最後の晩餐っつうんでな。
これどうだと思うんだな。
これこれ。
何すか?これ。
(欽一)だから…。
これ何ですか?
(欽一)あのね。
いりこかなと思いましたけど。
(欽一)近いんだ。
それに近かった…。
でも違うんや。
(欽一)名前がねイワシのあぶり焼きっつうの。
こちらが欽ちゃんの最後の晩餐…
ほのかなみりんの甘味と香ばしい風味
やっぱり魚のおつまみがお好きなんですね
イワシ。
いただきます。
えーっ?
(欽一)面白く言ってよ。
ほら。
ちょっと待てよ。
おい。
バカにしてるけど絶対言うぞ。
(欽一)おい!おい。
(欽一)次どうぞ。
これでもねお酒とか飲まずにやるんですか?
(欽一)そこは…。
ほら。
見ろ。
止まんなくなるんだ。
それが。
俺浜ちゃん好きだな。
うまいって。
ああ。
どう?どう?
(欽一)あのな。
もう嫌や!俺そんなん嫌や!大喜利!?嘘でしょ?マジっすか?
(欽一)マジだ。
バレてる。
もう嫌や。
こんなん絶対嫌や。
すっげえ帰りたい。
(欽一)俺快感だな。
マスターちょっと。
ありがとうございます。
(従業員)いただきます。
どうぞ。
(欽一)普通に「うまい」なんて言葉言ったらただじゃおかないよ。
何?ちょうどいい。
(欽一)新しいじゃないかおい。
すいませんけどあのう。
メニューでしゃべれって言われてるんで。
(欽一)何?メニューって。
それでこれがあるのかな。
(欽一)なるほど。
芸人を志したきっかけ。
これ。
まず最初のトークテーマは…
数々の怪物番組をつくってきた伝説の芸人欽ちゃん
そして今お笑い界の頂点を走り続けるダウンタウン
そもそもこの2組が芸人を志したきっかけは何だったのか?
(欽一)なるほど。
芸人を志したきっかけ。
僕ですか?僕は…。
競艇の選手の学科で落ちるって相当…。
相当バカだと思いますけどね。
(欽一)ボートじゃなくて学科で?学科で落ちたんでしょ?一次終わって次身体検査があってとかそんなんがあるんですけどそれで落ちたんですね。
試験終わりに梅田をぶらぶらしてたら吉本が養成所をつくるっていう第1回の。
その看板を見つけて。
それで「行かへん?」っていうて誘ったんです。
いや。
ずっと一緒に。
僕は就職決まってたんですけどね急に誘われたもんですから。
まあ僕もあんまり就職したくなかったんで…。
ごめんごめん。
(欽一)そうだろ?そういうきっかけです。
それで専門学校行くみたいな感じの感覚で「1年間一緒に遊びに行かへんか?」って入ったんです。
欽ちゃんは貧乏してたから何で芸人なんですか?でも当時芸人になったってお金なんかならないでしょう?たまたま…。
映画スター?
(欽一)ええ。
芸人ということではなかったんですね。
(欽一)今の…。
マチャアキさんのお父さんね。
(欽一)マチャアキのお父さんとか。
結構…。
1960年。
コメディアンを目指した欽ちゃんは高校卒業後すぐに浅草東洋劇場へ
そのとき劇場の先輩にいたのが東MAXの父東八郎
先輩東の教えを請いながら芸の腕を磨いたという
ちなみに欽ちゃんの代名詞欽ちゃん走りは東八郎の走り方をまねしたものらしい
あれ?
(欽一)二郎さんは…。
(欽一)そのときにねやかましいコメディアンでね…。
(欽一)だからコンビ組むんで…。
えっ!?でもコンビ組みたくなかったら断るでしょ?普通。
(欽一)俺ね「嫌なんだ」とかそういう言葉すごい下手なやつで。
言えないってのあるんだよ。
じゃあ二郎さんが結構強引だったんですね?
(欽一)そうそうそう。
「何でやるの?」って。
(欽一)はい。
ウケない?うん。
ここへ来たんですか?
(欽一)「欽ちゃん。
何?」って言うから「二郎さん先輩だから二郎さんから言いなよ」っつったら…。
「ああそう」「欽ちゃんは?」って言うからさ…。
「えーっ?」っていうんで変わった。
当時の貴重な映像が残されていた
(二郎)それでは早速萩本大先生をお迎えいたします。
(二郎)先生。
どうぞ。
先生。
(欽一)何をしてんだ君は。
こういうものは出が肝心だって私はいつも言ってんのに。
やり直すからもう一度やりなさい。
バカ者が。
(二郎)どうも失礼いたしましたでございます。
大変若くして代議士になられただけに大変わがままなところがございます。
そこがまた先生のよさが出ているんではないかと思います。
(二郎)それでは早速お迎えしたいと思います。
先生。
どうぞ。
先生。
(欽一)こう来たら出そうなもんじゃないか。
やり直すからやりな。
私がえっと…。
そっち地震やってますか?こっちだけかな?地震やってんの。
坂上君。

(二郎)はい。
何でございますか。
(欽一)この机ずいぶん揺れるね。

(二郎)揺れますか?
(欽一)もっとどっしりした机でやりたかった私は。
(二郎)ちょっと前が長過ぎ…。
(欽一)戦後24年。
われわれが頑張ったかいがあって日本の…。
坂上君。

(二郎)はっ?
(欽一)何か余計ぐらつくよ。
(二郎)こっち切ったらこっちも切らなきゃいけない。
(欽一)要するにこの商品もいろんな…。
(欽一)二郎さんは…。
だからあの人…。
もう言われたとおりやってたんですか?じゃあ二郎さんじゃないと成立してなかったですよね?欽ちゃん。
でしょう。
ねえ?すげえ。
えっ。
(欽一)番組だけ…。
ちょっと1本だけコントでない番組はつなげといた方がいいっていうんでやってたけど。
じゃああんまりケンカもなかったんですね?
(欽一)ケンカなんか。
何で?あと…。
あんまり深いとこまで語らない?だんだんにじみ出てくるのな。
ホントに…。
欽ちゃんとしては…。
ずっと言ってた。
なるほど。
なるほど。
ああそうですか。
(欽一)うん。
ちょっと泣けた。
うん。
最後に「欽ちゃん」っつってね。
ベッドでさ何にも言わない。
手出して。
握手して。
何にも言わない。
泣けた。
だから何にも言うことないんだよ。
あれはね…。
でにっこり笑ってんだよ。
そのとき会話はなかったんですか?
(欽一)ええ。
そのときに。
やっぱり最後だね。
もう何か。
最高の相方坂上二郎と出会い劇場で一気に人気を獲得したコント55号はすぐにテレビ界へ進出
1968年。
コンビ結成2年で冠番組がスタート
そして…
(女性)何て言うの?
(欽一)『欽ちゃんのドンとやってみよう!』
(女性)手挙げて?
(欽一)そうそう。
(女性)『欽ちゃんどんといこう』
(欽一)『どんといこう』じゃないの。
1975年には自らの名前が入った冠番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』がスタート
(欽一)今これテレビ映ってんのよ。
(女性)あら。
ホント?
(欽一)ホント。
カメラが見えない?
(女性)あら。
見える見える。
あら。
屋上にね。
(欽一)見えた?
(女性)病院の屋上。
(欽一)うん。
(女性)わーっ!
(欽一)映ってるよ。
(女性)よろしくね!
当時この番組の裏ではドリフターズの『8時だョ!全員集合』が放送されていたがその怪物番組に肩を並べる人気番組となり欽ちゃんは国民的スターになっていった
(欽一)そうね。
次。
そうか。
じゃあライバル。
これは聞きたいです。
続いてのトークテーマは…
お笑い界を世代別に分類すると欽ちゃんは第一世代
たけしさん。
さんまさん。
タモリさんのお笑いBIG3が第二世代
そしてダウンタウンは第三世代
そうそうたる顔触れだが…
ダウンタウンと欽ちゃんはライバルについて何を語るのか?
当時ドリフターズもいたでしょ?
(欽一)うん。
この後…
欽ちゃんがドリフターズとの意外な関係を告白
ダウンタウンと欽ちゃんが22年ぶりに奇跡の共演
3人は芸能界のライバルについて何を語るのか?
当時ドリフターズもいたでしょ?
(欽一)うん。
それをマスコミでドリフだ55だって言ったんで。
そうなんですか?はいはい。
そうなんですか。
はい。
つまり…。
なかなかうまくいかないってのがあるね。
(欽一)あるテレビ局行くと隣のお部屋で稽古してたもんで。
ですから…。
「これが今これしてるから」っつって。
おお。
なるほどね。
(欽一)うちはこれしないでこのまま帰るからってやってたもん。
やっぱり…。
まあそうか。
そうなんや。
その後BIG3とか。
そうですね。
タモリさん。
たけしさん。
さんまさんっていうのが出てきましたけど。
どうなんですか?一つ言っとくとね…。
僕はあんまり見ないです。
あんまり見ないです。
(欽一)ものをつくってるときって…。
まねする。
(欽一)だから自分があのときつくってたから…。
やっぱ見なかったんですか?やっぱり優れているよ。
うつっちゃうみたいのありますよね。
(欽一)ねえ?漫才もあんまり前の人の出番の漫才ずっと見ちゃうとそのままの流れで出るとちょっとうつっちゃいますよね。
ほぼまともだと…。
(欽一)今感激して聞いちゃったよ俺。
あれ?いや。
でもありますよね。
だから…。
だから松本も真っすぐ自分の道を走ってんじゃないの?ありがとうございます。
(欽一)で見るとパクっちゃうよ。
はい。
そうですね。
そうですよね。
これはなるほどっていう感じですね。
(欽一)じゃあ次の…。
全部自分でやりたい…。
視聴率。
これはもう。
最近ね。
これどうですかね。
欽ちゃんがやっぱりずっと…。
いっときは…。
続いてのトークテーマは…
1980年代。
欽ちゃんは視聴率100%男と呼ばれお笑い界の頂点に君臨していた
『良い子悪い子普通の子』
1981年。
フジテレビでスタートした『欽ドン!良い子悪い子普通の子』
おい。
フツオ。
フツオ。
お父さん映画スターで例えるとしたら誰に似てる?
(長江)父ちゃん。
冗談はやめといてえな。
まあ強いて言うたら武田鉄矢かな。
なあ〜。
(欽一)おい。
ヨシオ。
視聴者からのはがきと欽ちゃんのアドリブ芸で最高視聴率38.8%を記録
そしてテレビ朝日ではお茶の間コメディー『欽ちゃんのどこまでやるの!』
最高視聴率は42%
さらにTBSで放送されたのが『欽ちゃんの週刊欽曜日』
(欽一)いやぁ。
やっぱりフリージャズだな。
欽ちゃんバンドで人気が爆発し最高視聴率31.7%を記録
同じ時期に放送された3つの番組を合わせると視聴率は100%以上
とんでもない数字をたたき出していた
一方ダウンタウンは89年に本格的に東京に進出
『ダウンタウンのごっつええ感じ』など数々の人気番組を生みだし瞬く間にお笑い界のトップへと上り詰めた
足踏んでるやん。
自分。
あっ。
俺はそういうのは言うで。
果たして3人は視聴率について何を語るのか?
全部合わせりゃ誰だって。
(浜田・松本)いやいや。
今100%取ろうと思ったら20本ぐらいやらんといかんもん。
もう無理無理。
でもやっぱり…。
(欽一)だからたくさん見てもらうっていう。
そうなんですか?
(欽一)僕が番組やったとき数字は言わないでくださいって。
でもよかったら言ってくるでしょ?「先週こんだけ取りました。
ありがとうございます」とか。
(欽一)言わない言わない。
20と30しか取ってないからでしょ?まあ今じゃもうない。
絶対に。
ないないないない。
欽ちゃん。
謙遜してますが何か秘訣はあったのでしょうか?
まあまあ。
ほら。
よく有名なのは客あっためんのに…。
ああそうなんや。
そうですよね?
(欽一)そうです。
本番前にね?怖がらすというかね。
(欽一)そうそうそう。
「こうやったら手たたく用意してください」「たたいてください」「こうやったら終わってください」ってものすごい時代でしたから。
(欽一)だからクロ子とグレ子でお好きにやってなって。
そうかそうか。
2人でお好きにやってなって。
あの方がリラックスできたんですね?
(欽一)そう。
あれで結構盛り上がって本番って。
何にも俺言ってないから。
好きに。
あと…。
そうなんですか?
(欽一)やっぱりね「5秒前!」って言うとね一瞬ぶっ飛ぶね。
きゅーんとして。
「5・4…」って言うとね…。
あれは言う側が気持ちよくなって言うてるだけなんですよ。
当時は特にねこのぐらいにADがいて「5・4・3・2…」こうやるんだ。
あれをやりたいだけなんです。
あいつらはね。
(欽一)俺の目の前に…。
こうやってやってね。
こうやっといてあとこうやってるだけだよ。
自己満ですよ。
自己満。
ぼんってやったらせりふがぱんと飛んだんだな。
だから…。
ちゃんと踊りを覚えて。
これがキューだね。
あっ。
それで始まるんですか?視聴率はもういいですよね。
まあね。
俺あのよ…。
はい。
何ですか?
(欽一)松本に。
俺ねあのう。
ネットでね…。
御茶の水。
はい。
(欽一)知ってる?はい。
知ってます。
はい。
きたよ。
はい。
きたよ。
はい。
(欽一)俺東京にいてさ気付いたことないよな?
(欽一)確かにさ。
俺笑ったんだけどさ。
これはヤバいっすね。
ちょっと…。
(欽一)だって御茶の水ってさよく聞くとお茶か水か分かんないだろ?分かんないですよね。
ああ。
ホントですね。
こんないいかげんな名前が…。
確かに分かんないですねそれは。
そうだろ?なっ?ちょっと待ってくださいよ。
何なんですかこれ?これは厳しいわ。
(欽一)これだけど誰が付けたんだい?大将。
だってお茶だと言いながら最後水っつうんだもん。
そうですそうです。
おかしいですね。
何かあれですね。
腹立ってとかじゃないねん。
「何でや?」って聞いてはんねん。
まずは腹立ったって。
これは伝えとくよ。
腹立つよな?腹立ってきましたね。
聞いたらな?お茶って書いといて…。
そうですね。
(欽一)「最終的には水だよ」っていうんだよ?それ平気でやってんだよ。
「御茶の水御茶の水」って言ってんだな。
そうですね。
どこへよ?御茶の水に文句言いに行きましょう。
これはあかん。
これはあかんで。
これ見るだけでも大変だよな?
この後…
お笑い界の頂点が芸人の結婚。
そして引退を語る
ダウンタウンと欽ちゃんが22年ぶりに奇跡の共演
結婚ですよ。
結婚。
芸人の結婚。
これどうですか?
(欽一)何を?これがプラスかマイナスかっていう話をしたいんですよね。
結婚することが。
芸人の結婚?
続いてのトークテーマは…
欽ちゃんが結婚したのは1976年
ちょうどピン芸人として活躍し始めた35歳のとき
浜田が結婚したのは89年。
26歳のとき
ダウンタウンが東京進出を果たす直前
そして松本が結婚したのは2009年。
45歳のとき
既婚者の3人は芸人の結婚について何を語るのか?
結婚ですよ。
結婚。
芸人の結婚。
これどうですか?
(欽一)何を?これがプラスかマイナスかっていう話をしたいんですよね。
結婚することが。
(欽一)芸人の結婚?欽ちゃんはわりと早めに?俺遅いよ。
35かな?まあそっか。
当時としてはわりと遅い方ですね。
(欽一)はい?出会いはどこで?奥さんの?出会いは…。
めっちゃ忙しいときでしょ?
(欽一)いやいや。
そうじゃなくて。
あっ。
そうなんですか。
えっ?ほう。
ヒモ?いやいや。
ヒモですね。
えー。
今違う言葉探したらなかった。
それか?おい。
そうなんですか。
そこの。
ちょうどそこの窓から顔出せば…。
落ちてきて?それぱっと持って。
(欽一)テレビ局行って。
でもテレビ出てたんですよね?
(欽一)松本で言う奥さんは何?ヒモ?ヒモ。
へえー。
でもテレビもう出てたのにそんなにお小遣いみたいな?
(欽一)テレビってほら。
まだコンビじゃなくて一人でやって。
一人でちょこっと出てた時代あんの。
悲しい時代が。
そんときの出会いなんですね?そんときから出会ってたんですね。
それでその芸人にとって結婚はプラスかマイナスかって。
(欽一)俺の話を聞くからいけないんだろ。
いやいや。
まあ一応…。
それは分かんないですよね?芸人のキャラクターにもよりますよね?
(欽一)これはね…。
ああ。
そう。
僕もそう思います。
(欽一)それはいい。
なるほど。
それは何で駄目なんですか?幸せ幸せが重ねていくと。
そんなわけがない。
(欽一)ない。
ってことはあれですか?自分があんまりいいときがないときは結婚しといた方が嫁の幸せもちょっと頂けるってことですね?
(欽一)そうそうそう。
そういうふうに変わることがある。
(欽一)だから…。
(欽一)言ったらしいんですよ。
「結婚するのはファンに失礼だからちょっとやめてくれる?」って。
「39までするのは失礼だよ」って言ったらしいんだよ。
覚えてなかったんだよ。
したら柳葉が39になったら「あのう。
僕39になったんですけど結婚していいですか?」って言いに来たから「お前何やってんの?いい年に…」「バカじゃねえの?」って。
この後…
引退ってことになります。
お前何だ?いやいや。
違います違います。
ダウンタウンと欽ちゃんが引退について衝撃発言。
さらに…
(欽一)2束買っちゃったの。
ニラを?だから料理には1束しか使わない。
欽ちゃんがみたび松本を追い詰める
ダウンタウンと欽ちゃんが22年ぶりに奇跡の共演
じゃあ大将これ。
(欽一)お前話どんどん先…。
これはね…。
これは浜ちゃんの仕事だから。
いやいや。
大丈夫です大丈夫です。
でも相方さんの話は…。
さっきね?さっき言ったよこれ。
さっきやりました。
そうなるともう次のテーマこういうことになります。
引退ってことになります。
お前何だ?わざわざ…。
いやいや。
違います違います。
続いてのトークテーマは…
ことしで芸歴51年
数々の伝説を残してきた欽ちゃんも御年74歳
一方90年代から頭角を現しお笑い界のトップを走り続けるダウンタウンはことしで芸歴33年の52歳
芸人の引退について3人はどう考えているのか?
大将にとっての引退は何なんだろうかっていうのをたぶんみんなが気に…。
引き際…。
引き際ってこと?終わり方ですか。
(欽一)引き際ってのは考えるけど。
出た。
もうだからサラリーマンなら完全にもうね定年ですもんね?もう。
(欽一)でも俺ね…。
でルール違反で。
公式戦で僕がやってるとね審判が飛んでくるの。
で耳元で「普通の公式競技ですと失格になってますからそれちょっとやめてください」って。
何をやったんですか?いちいちねホームラン打ったからって出てねはしゃいじゃいけないんだって。
ああ。
やってはりましたね。
(欽一)そんなルール知らねえやな。
もっとはしゃぐべきでしょ。
どんちゃん騒ぎしてぎゃーっと。
なるほど。
審判飛んできて「普通なら失格になる」「じゃあ失格になんないんだ。
俺はな?」「まあ気を付ければいいんだから」っつって。
でまたやったら「ホントになりますよ」って。
逆に言うとね。
まあそういうことでしょう。
重ねれば重ねるほど文句を言われないという。
そうやね。
「俺エベレスト登る!」って言ったらねあれ言えば自分で登らなくたって心配だからみんなね…。
やってくれる?そうそう。
何でもやってくれるって。
(欽一)そうでしょ?そうかそうか。
(欽一)だって俺が…。
まあそれ断れないですよね。
(欽一)そうだろ?ほら。
だろ?そういうことってのはこれはやっぱりこの年齢でね…。
いやいや。
私はもう終わりましたって。
それは芸能界とかじゃなくて普通の。
やりますか?
(欽一)ええ。
もう…。
いや。
僕全然ホントやってもいいんですけど1個約束してもらっていいですか?
(欽一)うん。
だって僕がこれ食べないの追い込まれんの嫌やからですよ?これ食べたら何かもし一口でもやったらまたきたらどうしようかっていうので。
それでかいな。
俺のとこにはけえへん。
いいのが気が付いたからちょっと言わせて…。
まあそうやわな。
そりゃそうですよね?そりゃまあそうだわな。
さすが松本さん。
うまくかわしますね
ところが…
(欽一)後ねあのう…。
はい?
(欽一)ニラを2束。
1束買いに行ってついね2束だと安いって2束買っちゃったの。
ニラを?
(欽一)だから…。
まあそうですね。
1束ニラは残ってるんですね?それ僕に聞いてるんですね?だから俺もほら。
ネットでやってる…。
答えられなかったの。
ニラが余った。
ニラを。
(欽一)「それあんたどうします?」っていう。
ああ。
なるほどなるほど。
(欽一)俺だから松本がこういうこと言ってた。
俺それホントになこれ気が付かなかったって言いたかったんだよね。
俺それほど優れもんだと思ってるから。
はい。
それは分かります。
すいません。
もう…。
それだけ言うてあげて。
(欽一)だから。
だから。
だから。
もう引退しましょう。
引退しましょう。
何で引退やねん。
そして番組収録後…
(欽一)ああ。
なあ。
たち悪いんです。
たち悪い2人。
おしっこ行きまーす。
もう十分。
もう十分じゃないですか?
この後取り残された松本がまたもや欽ちゃんの餌食に
(欽一)何か一つお土産に持って帰りたかったんだよ。
もう十分。
(欽一)松本のこれには参ったよ。
十分じゃないですか?よかった。
ねえ?
(欽一)えっ?またこの…。
しまっときましょうね。
これしまっときましょう。
しまっときましょうってのはどういうことなんだよ?これもう一生食べないで。
(欽一)あのな…。
たぶんもう僕付き合い長いんで分かるんですけど浜田はもう戻ってこないと。
(欽一)次の方行っちゃった?2015/11/20(金) 19:57〜20:54
関西テレビ1
ダウンタウンなう[字]

【新企画・最後の晩餐】
欽ちゃんがダウンタウンと22年ぶりに共演!結成…引退…視聴率…お笑い史に残る超貴重トーク連発!更に大先輩の無茶ぶりに松本壊れる

詳細情報
番組内容
 今回の『ダウンタウンなう』は、ダウンタウンが芸能史に名を刻む大先輩・芸能界のレジェンド・萩本欽一と、欽ちゃんが人生最後に食べたいモノをつまみながらテレビアーカイブに残るプレミアムトークを行う特別企画〈最後の晩餐(ばんさん)〉をお届けする。
 ダウンタウンとは22年ぶりの共演となる欽ちゃん。〈最後の晩餐〉の舞台は欽ちゃん思い出の場所、浅草の老舗喫茶店「ブロンディ」。欽ちゃんが最後の晩餐に選んだ
番組内容2
「炙りいわしスティック」をつまみながら3人のトークが始まる。
 ダウンタウンからの「欽ちゃんにとってのライバルは?」という質問に「二郎さんかな」とかつて欽ちゃんが組んでいた伝説のお笑いコンビ・コント55号の相方・坂上二郎氏の名を挙げた欽ちゃん。さらに、浜田雅功から「ドリフターズの事はどう思ってた?」という直球な質問や、かつて視聴率100%男と呼ばれた欽ちゃんに聞く“視聴率”についてなど
番組内容3
興味津々な話が続々と飛び出す。逆に、欽ちゃんから松本人志に「“お茶の水”ってお茶なの?水なの?」など、むちゃな質問が飛び出し、シドロモドロになる松本、という貴重な光景も・・・。そして最後に、松本から“ダウンタウンの引退”についてどう思うか?という質問が出る。その問いに対して、欽ちゃんは何と答えるのか!?
 ここでしか見られない、テレビ史に残るプレミアムトークをぜひお楽しみに。
出演者
【MC】
ダウンタウン(浜田雅功 松本人志) 

【ゲスト】
萩本欽一
スタッフ
【チーフプロデューサー】
中嶋優一 

【プロデューサー】
松本祐紀 

【総合演出】
蜜谷浩弥 

【制作】
バラエティ制作センター

ジャンル :
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:34537(0x86E9)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: